半端な心

物事をを為す上において、最も避けるべきことは中途半端さのようです。
そんなことを思ったのは、モンゴルのことわざにこんなのがあったからです。
「恐れるならするな、するなら恐れるな。」

◆進めるからには堂々とすればいい
　おどおどしながら物事を進めるくらいなら、やらないほうがましらしい（恐れるならするなですね）。
　そして、物事を進めるならば、怖がらずにやるべきということ（するなら恐れるなですね）。
　なんにせよ、物事を進めるためには、決意と覚悟が必要という事です。
　それがない状態で進めようとしても決してうまくいくものではない。
　中途半端な心は、決意が足りないため挫折の要因となります。
　だから進めるからには、堂々と進めるべきです。
　
　そしてそれは、こういう方向へ向けば理想かもしれません。
　ホンダの創業者本田宗一郎氏の言葉で、やりたいことをやれと説いています。
　「自分の喜びを追求する行為が、他人の幸福への奉仕につながるものでありたい。」

　関連で、「孟子」にこんな言葉もあったな。
　「千万人といえども我往かん。」
　たとえ、敵や反対者が千万人いたとしても、自分の信ずる道を進むという気概だ。
　事程左様に、信念をもって進むことは大事なことのようだ。
　だが、付言すれば、間違ったときはすかさずそれを認めることも大事なんだろうなと思います。