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おいしい日本

2022-01-29 07:05:00 | 日記
長く続くデフレと昨今のコロナ渦で、この国の将来に不安が高まっているこの頃だ。
だが著名なファンドマネージャーである藤野英人氏は、今後向かうべき方向さえ間違えなければ、この国の未来は明るいと予言している。
アナリスト・ストラテジスト・ファンドマネージャーとして、30年間8000人の経営者と面談してきた彼の言葉には勇気づけられる。

◆この国の未来に光明を見出す
 30年間にわたり、投資対象になり得る企業の発掘に携わってきた。
 その結果得られた知見は、穴(社会課題)を発見し、それを埋める方法を考えることからビジネスは生まれるというものだ。
 我が国は悲しいかな、呆然と天を仰ぎたくなるほど穴だらけだと感ずる。
 それは、今回のコロナ渦で白日の下にさらされた。
 だが逆に言えば、今の日本はビジネスチャンスの宝庫だとも言える。
 先の読める人は、この国がとてもおいしい状態であることにすでに気づいているはずだ。
 
 そうした覚醒したスタートアップ企業は、夢に溢れた未来像を目指している。
 そしてそれは、テクノロジー(技術開発)だけではなく、
 社会の仕組みを変革する(社会実装すると位置づける)力が産業の未来を決定づけるのだ。
 そこでは才能ある経営者たちは、決して富の独占などは考えていない。
 むしろ、ストイックなまでに社会をよくしたいという強い思いを抱いているものだ。
 だからこそ、穴を見つけその解決方法を見つけられるのだ。

 昭和の時代を終わらせることが、この国の成長のカギだ。
 旧来のサラリーマン生活での生存競争に勝ち残った経営者ではなく、失うもののない企業家こそが未来を作り成長する。
 願わくば、子供たちもおいしい(穴だらけの)日本に目覚め、起業家を目指してもらいたいものだ。

 なるほど、穴だらけ(課題や問題だらけ)だからこそ、ビジネスの種は多いという事なのかな、そんな人たちに期待したいものです。