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いい負けと悪い負け

2022-05-03 06:53:17 | 日記
スポーツでもビジネスにおいても、誰でも負けたり失敗することはよくあるものだ。
だが、この「負け」にも「いい負け」と「悪い負け」があるという。
そんな負け方の違いとはこういうことらしい。

◆全力を尽くして負けよ
 全力を尽くして負ければ、多くの学びが得られるものだ。
 負けは「今の自分に足りないもの」、「次にするべきこと」を教えてくれるきっかけであり、
 可能性の手がかりでもある。
 つまりは、「いい負け」とはすべての力を出し切って負け、そこから学びのある負け方のことだ。
 一方、「悪い負け」とは全力を尽くさなかったために学びが得られず、次に生かすことが出来ない負けのことだ。
 
 負けたことがいい薬になったと言うだろう。
 これは下手に勝ち続けるより、いい負けを経験したほうが「今の自分に何が足りないのか」、
 「今後どんな鍛錬を積めばいいのか」ということが明らかになるからだ。
 スポーツでもビジネスでも「まぐれ勝ち」や「偶然の成功」はあるものだ。
 本人はそれを喜んでも、長い目で見れば実力の伴わない勝ちや成功は、本人のためにはならない。
 これは「悪い勝ち」と言ってもいいだろう。

 「いい負け」は、次への示唆を与えてくれるものだ。
 日々が勝負の連続なのだから、いちいちへこたれていては成長はない。
 負けることは、成長のきっかけとなったり、気づきを得る瞬間にもなるものだ。
 目先の勝ち負けや成功・失敗に囚われることなく、そこから学びを得て踏み台とすべきなのだ。
 それこそが、大きな成長に繋がるのだから。

 →これはあるスポーツ指導者の言葉なんですが、ビジネスにも充分通用するみたいです。