心のコントロール

誰だって、生活の中やビジネスの渦中で行き詰ることはあるはずだ。
そんな時の心のコントロールは、どうやったらいいのか。
昨日に、ちょっと異なった視点のアドバイスを二つみつけた。
それらはこんなのだ。

◆いまやれることをやればいい
　まずは、有難い教えの方から。
　「善根心々廻向せしむ。」これは親鸞聖人の教えだ。
　自分なりに力を出し切ってやったのに、結果が出ないことなんてしょっちゅうあるものだ。
　結果どころか、かえってやらないほうが良かったなんてこともある。
　もう何もかも辞めたくなるほどの虚無感さえ感じる。
　そんな時は、山でも海でも大空にでも向かって、ナムアミダブツと唱えればいい。
　結局すべては自然に任せ、いまやれることをやり続ければいいのだ。
　念仏を唱えて天地自然に感謝をすれば、心の底にある前向きな気持ちが引き出せる。
　親鸞聖人はどんなピンチでも、念仏一本で心をコントロールしたそうだ。

　今一つは、マンガ喫茶で拾った。
　業務処理能力はたしかに高いのかもしれない。
　だが、小手先の技術に長けてはいても、所詮は上司や先輩の教えに従ってきただけではないのか。
　自分の仕事の本質について考えたことがないのではないか。
　いくら口先や手先が器用でも、頭を働かせない者にオリジナリティある仕事は出来ないものだ。
　→なるほど、マンガ喫茶でアイスコーヒーを飲みながらでも、こんな気づきが得られるのか。
　　これだって、十分に心のコントロールになるものだと感じさせられた。