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預貯金のすすめ

2022-05-07 06:50:24 | 日記
最近の風潮では、老後の生活は自助努力が必要であり、そのためには資産運用が必要だという教えをよく聞く。
それに対し、投資よりも預貯金をすすめるこんな教えを目にした。
その理由は、こういうことらしい。

預貯金があると考える力を落とさない
 米国の経済学者と心理学者による共同研究で、「欠乏の行動経済学」というものがあるそうだ。
 そしてそのキモは、経済的に恵まれていないと思考力が低下してしまうというものだ。
 実験はインドの農業地帯で行われ、収穫前でお金が足りない状況の農民と、
 収穫後でお金に余裕がある状況の農民に対して知能検査を行った。
 その結果は、収穫後の方が25%も高かったそうだ。
 この違いは、IQに置き換えると9~10ポイント相当だという。
 つまり、お金の欠乏状態が知能に与える影響が大きということなのだ。

 たしかに普段の生活でもそれは感じますね。
 お金がない人ほど、パチンコやら競馬などのギャンブルや宝くじ等が好きなようです。
 一般的には明らかにウソの儲け話にコロリと騙されて、借金を重ねるなんて例も見聞きします。
 お金がないと、他人から騙されたりカモにされるということなのかな。
 ある程度預貯金があれば、気持ちに余裕も生まれ、詐欺話にも冷静に対応できるという事かも知れませんね。
 なお筆者によれば、預貯金が1000万円を越えたら少しずつ投資を始めてもいいそうです。