脳の最大能力

とかく日本人はテストの点数を重視するらしい。
まあそれは、人生の多くを決定づける入試がスコアで結果が決まるという環境に置かれてきたからでもある。
だから、何事でも点数で評価する癖がついてしまっているらしい。
そしてそれは、他人に対してだけではなく自分にも点数をつけている。
で、そこでマインドフルネスの考え方だ。

◆「とらわれないこと」が重要だ
　私たちの脳の持つ潜在能力を最大限に発揮するためには、「とらわれない」ことが必要だという。
　既成の観念や考え方にこだわっていると、柔軟にものごとを把握できなくなる。
　とりわけ、新年度で生活環境が変わったような場合には、今までのやり方、考え方で評価することは危険だ。
　むしろ、過去の延長線上ではなく、初めて出会うことに何の予断もなく自然体で向き合うことが大切なようだ。
　グーグルやアップルでさえ、心のバランスを整え、創造性を発揮するために重視しているという。
　マインドフルネスを実践するためには、脳の前頭葉の働きがカギとなるということだそうだ。

　で、マインドフルネスとは何かだ。
　その考え方は、「今、ここ」で起こっていることを評価することなく、そのまま受け止めるという事らしい。
　競争が激しくなる現代社会では、仕事の上でそれぞれのパフォーマンスに点数をつけたくなるものだ。
　だが、心のバランスを保つためには起こっていることをそのまま受け入れる姿勢が求められる。
　結果的にそれが、創造性を最大限に発揮することに繋がり、脳の最大能力を発揮させることとなるのだ。

　→難しくて理解しがたいのですが、「とらわれない」は、わかったような気がします。