つぶやき、遊び・仕事・日常

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学生・起業家と失敗

2022-05-20 06:40:29 | 日記
世界の技術の進歩と方向を決定づけているシリコンバレーの企業群と、それらを取り巻く大学や人材について、
ベンチャー支援組織CEOの伊佐山元氏が持論を述べていた。
たぶん、そういうことなんだろうなと思わされた。

◆失敗から学ぶのが起業家
 グローバルに評価を受けるような大学(日本的に言えば偏差値の高い大学)は、世界中から優秀な学生をひきつけ、
 良い競争環境を創り、リーダーシップを発揮して学術的な成果を追求し、
 社会問題の解決に貢献できる人材を生み出し続けている。
 だが、日本の大学にはそのような機運は感じられない。
 欧米型が全て理想と言うつもりはないが、日本の大学にはいくつかの改善点があるように感ずる。
 理系・文系を入学時点で決めるべきではない。
 情報科学や工学を主専攻にして、哲学や歴史・音楽を副専攻にしたり、その逆も多いものだ。
 もはや時代は変わり、昔ながらの産業区分や理系・文系で分ける時代ではないのだ。
 米国の大学生は、ボランティアやインターンを通じて社会を理解し、
 自分がどのような社会や企業の一員になるかをイメージしている。
 残念だが、日本の仕組みでは企業がインターンを積極的に受け入れる環境ではない。
 したがって、就職後に「あのの時もっと考えればとか、もっと勉強すれば」とか、後悔が多い構図となる。

 過去の価値観が通じない時代だ。
 変化の速い社会において必要な思考は、言われたことをしっかり実行する現状維持型ではない。
 環境変化に対して新しいやり方を模索して、挑戦を恐れず失敗から学ぶことだ。
 それこそが、起業家志向なのだ。
 減点主義で育った人間にとっては、思考の大きな転換になるだろう。
 だが、学生たち(若者)は、時代の傍観者ではなく、当事者となるべく訓練してもらいたい。

 →おいらたちとはちょっと違う世界の人達のようです。
  そんな立派な方々には、どんどん努力して世の中を改善していっていただきたいものです。
  それができれば、10倍・100倍の報酬を得ていただいてもいいと思います。