夏は黒い服？

おいらは、この年齢になるまで黒い服は暑いものだと思っていた。
というのは、黒色は熱を吸収しやすい色だからだ。
それは、小学校でやったあの実験からの思い込みだ。
虫眼鏡で太陽光を集めると、明らかに白い紙より黒い紙が発火し易かったはずだ。
だがそれは、衣服として着る場合はまた違った結果があるという。
知らなかったのですが、それはこういうことだそうです。

◆冷房中の部屋では黒い服を着た方が断然涼しい
　黒色が熱を吸収しやすいのは常識と言ってよい。
　だが実は、黒色は熱エネルギーを放出しやすい色でもあるそうだ。
　そのため、日中はやたらと熱くなる黒い物は、日が沈んで熱エネルギーを得られない状態になると、
　ぐんと温度が下がるのだそうだ。
　そしてその下がり方も早いという訳だ。

　暑い戸外を歩けば、頭髪は黒色なので熱を吸収して熱くなる。
　その後、冷房の効いた室内に入ってしばらくしてから頭髪を触ってみると、ひんやりとするはずだ。
　それと同様に、黒い服はやはり熱を放出しやすいので、冷えやすいのだ。
　→ふうんですね、皆さんはご存じでした？

　今日はちょっと短かくて目標の６００字に到達してませんので、
　おまけで修道女の渡辺和子さんの言葉を味わってみる。
　「この世に雑用という用はありません。私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。」
　気を付けたいものです。