心配事は

世間でいうところ、心配事の９割以上は実際には起きないという。
そういえば、中国の故事にも天が落ちてきたらどうしようなんていう「杞憂」があったな。
だが、大病を患ったらどうしようとか、会社をリストラされたらどうしょうなんて気持ちをもつこともある。
そんな気持ちには、こう対処すべきなようです。

◆心配することはただ心が不安になるだけであまり意味がない
　生きている限りは、誰しも心配事を考えることがあるはずだ。
　だが、そんな考えはデメリットしかないという。
　あなたやおいらが、どんなに仕事を頑張っていても経営判断の誤りで、会社が倒産するかもしれない。
　健康オタクと呼ばれるほど気を使って暮らしていても、明日がんを宣告されるかもしれない。
　交通事故や、天災に遭遇する怖れだってある。

　人にとって意味のあることは、心配事を心配することではない。
　その心配事が起こってしまったとしても、うまく生きていくための対処法を整えておいたり、
　事前に考えておいたりすることなのだ。
　そして、この選択肢や対処法は、多ければ多いほどいざという時に役立つものだ。
　だから、資格を得たり、スキルを身につけたり、一定の貯金を準備しておくとか、
　あるいは周囲との人間関係をよくしておくとかで、十分対策が可能だ。
　つまり、「こんなことが起こったらどうしよう」ではなく、「何が起こってもあわてないような準備や対策」を
　立てておく方が合理的ということなのだ。

　→たしかにそうなのかもしれませんね。