つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

自分を指す指

2020-06-25 06:20:51 | 日記
いつも上機嫌で生活できれば良いが、なかなかそうはいかない。
誰しも時に不機嫌になることがあるはずだ。
こんなはずではなかった。
あのせいでこうなった。
あいつのせいで状況が悪くなった、等々。
そんな時は、こう考えたら良いようです。
真言宗の名取芳彦(なとりほうげん)師が教えてくれた。

◆指は自分を指し示していた
 「あんたが悪いと指をさす。でも、その内三本は自分を向いている。」
 相手を非難するために向けた指は人差し指一本ですが、その手の内、中指・薬指・小指は自分を向いているのだ。

 人を非難したり、文句を言って事態が良くなるなら別ですが、文句を垂れ流すだけで具体的な動きを何もしなければ、
 事態は好転しないばかりでなく、周囲からは不機嫌な人という烙印を押されることになる。
 不機嫌が服を着て歩いているような人の話は聞きたくもないし、そばにだっていたくないものだ。

 原因は自分にあることが多いものだ。
 数多の方々が語っているように、問題解決のためには変えられることを変えるしかない。
 つまりは自分だ。
 変えられるはずがない他人のことを非難したり思い悩んでも事態が好転することはないそうです。
 事件は現場で起きているし、問題は自分が引き起こしているのです。

空を飛ぶ秘訣

2020-06-24 07:10:57 | 日記
明治大学の斎藤教授によれば、世の中のノウハウや課題解決法の大半は、過去に賢人の話やら書物等で示されていると言う。
例えば、人間が空を飛ぶ秘訣だって、明確に手順が示されている。
それは、こういうことらしい。

◆空高く飛ぶためにすること
 飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、歩くこと、走ること、よじ登ること、
 さらには踊ることを学ばなければならない。
 最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。

 これはつまり、物事には段階があって「最初から空を飛ぶ」ことはできないということのようです。
 立つ、歩く、走る、よじ登る、踊る、といろいろやってみて、そこで初めて飛ぶことができるのです。
 したがって、何か目標がある人は、段階を踏んであれこれと試してみることが必要なのだ。

 仕事でもそうだ。
 いくらクリエイティブな仕事をしたいと思っても、最初からそれを任されるはずがない。
 まずは誰かの補助をつとめ、次に会議に出席して・・・ というようにプロセスがあるはずだ。
 いくら自分には「ぶち抜く力」があるから、最初からやらせろ! と思っても、それは自己評価に過ぎないようだ。
 
 ここで、なるほどと、先生の話を簡単に受け入れてしまったあなたもおいらも、少々老化が始まってるかもしれませんね。
 なぜなら、若者やバカ者は、本当に最初から空を飛ぶかもしれないから・・・

NHKのおしっこ論

2020-06-23 07:19:57 | 日記
NHKは、国民の皆様の放送局だそうだ。
その自賛は脇に置いておいて、情報番組の「ためしてガッテン」だ。
年齢を重ねると、悩みとなる「頻尿(ひんにょう)」「残尿感」「尿漏れ」についてがテーマだった。
おいらにはずいぶん早いが、興味深く見ておいたものだ。

◆「頻尿」「残尿感」「尿漏れ」は、こういうことでもある
 放送によれば、若い人には実感がわかないと思われますが、
 ある一定の年齢に達した人にとって、頻尿・残尿感・尿漏れはとても気になることです。
 ふむふむ。
 真面目な医学的知識として、お尻の穴をキュッと締めるといいとか、排尿後会陰部を押すといいとか・・・
 だが、おいらに突き刺さったのはそういうことではない。

 動物の排尿時間は、種を越えておおむね20秒程度で一致しているのだという。
 それは、巨大なクジラであっても、人間であっても、ネズミのような小動物でも共通しているのだという。
 動物は、その体躯によって当然に膀胱の大きさが異なる、しかし尿道の太さの違いで排尿時間が一致するのだ。
 これは何を表わしているのかというと、野生動物は種を問わず排尿時には無防備な状態になってしまうかららしい。
 つまり、彼らがすっきりと排尿できて、なおかつ外敵に襲われる危険が最小限な時間が20秒ということなのだ。

 ここから先は、おいらの勝手な仮説だ。
 ということは、排尿が20秒で終わらない状態(老齢)の方は、他者に襲われて野生動物としての生存確率が低下する
 =死を迎えてもやむを得ない、ということではないのか・・・
 決して年齢を重ねた方々を軽く見るわけではないが、生物学的に見ればそういうことなのかと戦慄を覚えながらも納得だ。

こんなことをして何になるのか

2020-06-22 05:51:25 | 日記
おいらの若い頃を見ているかのようだ。
利発そうな若者が先輩に口答えしていた。
「こんなことをして何になるのですか。」
横で聞いていても、たしかに妙な指示だとは感じた。
だが、今のおいらならば、とりあえず「はい」とだけ言って、あとはスルーしておく。

◆どんな仕事ではなく、どんな姿勢か
 先輩からは、予想通りの追い打ちがかかった。
 「君ね、こんなこともできないで、何になるつもりなの」と。
 たしかに、こう言われれば次に言うべき言葉は見つからない。

 ピューリッツア賞も受けた米国の小説家エレン・グラスゴーもこう言っている。
 どんな仕事をするかではなく、どんな姿勢で取り組むかが大切なのです。
 小さな仕事に不満を持つものは、大きな仕事を成し遂げることはできないものです。

 グラスゴーは、さらにこうも言っている。
 すべての鍵は、忍耐にあります。
 ひよこは、卵をじっくりと温めることで生まれてくるんですから。
 卵を割ることでは、何も得られません。

 まあ、妙な指示だと感ずることはあっても、若者の直感的な理解不足ということもある。
 少し辛抱した方が、いい流れになることもありますよね。
 辛いという字は、幸せと言う字に似てるとも言うしね・・・
 

後悔なんて捨ててしまえ

2020-06-21 05:58:05 | 日記
毎日毎日仕事をしているし、生活もしている。
そんな日々の中には、後悔も多々あるものだ。
おいらも、もう自分自身が嫌になるほどの後悔を何度したことか。
だが、そんな後悔は放り投げてしまえば良いようだ。
幾人もの賢人がそう教えてくれている。

◆後悔が不要だというこれだけの理由
 まずは、古くは古代ギリシャの哲学者アリストテレスだ。
 「神すら過去を改めることはできない。」
 神様でさえ無理なことを、おいらのような凡人が思い煩ってもそれはどうしようもないことだろう。

 ずっと時代を下って、カナダの精神科医エリック・バーンも、似たような言い回しだ。
 「過去と他人は変えられない。しかし、今これから始まる未来と自分は変えられる。」
 そういうことのようです。変えられないことを思い悩んでも仕方がない。変えられることに注力すべきのようです。

 テレビCMだって、注意をはらっていれば教えを得られる。サントリーウイスキーのコマーシャルだ。
 「時は流れない。それは積み重なっていく。」
 思いっきり援用すれば、後悔もこれからの生活のこやしにすれば良いわけだ。

 明るい言葉ではこんなところ。イギリスの映画監督のチャールズ・チャップリンだ。
 「下を向いていたら、虹を見つけることはできないよ。」
 まず顔を上げて前を向けば、いいことや新しいことが見つかるもののようです。
 という事で、後悔なんぞ糞くらえだ~い。