老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

Vista の「レディブースト」でメモリー量を増やす

2008-07-02 | パソコン関係
Vista のメモリー消費量は、XPの4倍程度の容量が必要だそうです。したがって、Vistaパソコンの動作が遅い場合の原因は、メモリー不足が大きいでしょう。勿論メモリーの増設が最良の解決方法ですが、増設の作業が難しいとか、メモリースロットに空きが無い等でそれが出来ない場合には、「レディーブースト」という機能があります。

それまでの Windows では、メモリーが足りないときにハードディスクを使っていましたが、その分速度が遅くなりました。Vista では、ハードディスクの代わりに、より高速なUSBメモリーが使えるようになっています。それが「レディーブースト」です。使い方は簡単です。USBメモリーを差し込み、自動再生の画面から、「システムの高速化」を選びます。

私のパソコンの場合は、これが出ないので、「スタート」から「コンピュータ」を開いて「リムーバブルディスク」を右クリックし、「プロパティ」を選んで「ReadyBoost」タブをクリックします。結果は同じです。


次の画面で、「このデバイスを使用する」にチェックを移し、どのくらいメモリーを割り当てるかを指定します。これで「OK」すればよいので、簡単です。なお、残りの部分は普通のファイル保存にも使えます。


しかし、使用できるUSBメモリーには、ある程度の条件があり、条件を満たさないメモリーの場合は、下記のように使用できないことが表示されます。