村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

入院中の妻に面会 03.16

2024年03月20日 21時49分10秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

病院が福島医大から南相馬市立病院に変わって最初の面会日。

南相馬市立病院の面会は週に2回までに制限されているので、近くなったからと言っても気軽に面会することはできない。

儀妹と交代で面会するので週1回だけになってしまいます。

休日の面会は守衛所を通っていきます。

福島医大は長蛇の列で受付していましたが面会制限が厳しい南相馬市立病院は少な目です。

守衛所から病棟へ連絡してから向かいます。

休日の病院は静か。

電灯の明かりが消えた通路を通って病棟へ向かいます。

転院してから3日目ですが、病院が変わって妻はどうしているのか。

医大での治療が終わって本格的な検査を受けていないのでその後の経過がわからない。

これからどうなっていくのか心配しながら妻のもとに向かいます。

ナースステーションで受付すると看護師さんが、

「奥さんは食事を食べたり食べなかったりですよ」と声をかけてくれた。

食事は環境が変わったからかな?

病室に入ると妻は眠っていた。

身体をゆすって起こしてやると「うれしい」と笑顔を見せてくれた。

体調はよさそう。

今日も妻の好きなデコポンといちごとバナナを持参。

なんかいつも同じパターンの面会だけど今の妻にしてやれるのはこれくらいしかない。

今日もデコポンを「美味しい」と食べてくれた。

いちごも4個食べて「また食べたい」と言うが食べすぎのような気がするので終わり。

「リハビリ頑張ってるか?」と聞くと「頑張ってない」だった。

まだ転院してからリハビリは始まってないらしい。

寝たきり状態が2ヶ月以上続いているので現在は車イスに長時間乗っているのも難しい。

リハビリで少しでも身体が動かせるようになってくれるとありがたい。

わずか15分の面会はすぐに過ぎてしまう。

「もう時間だから帰るよ」と言うと今日は「さびしい」と言って涙を流した。

入院生活ももうすぐ半年。

多くの人と交流のあった妻にとって孤独な半年間は地獄のような日々だったろう。

涙を拭いてやり「また来るから早く退院できるようにリハビリ頑張れ」と励ます。

「頑張るからバイバイ」と答えてくれた。

悲しそうな妻の顔を見ると帰りの気持ちが落ち込んでしまします。

医大だったら毎日でも面会ができるんだけど、近くに来ても遠くなってしまった。

看護師さんにいちごとバナナをお願いして帰宅。

移動時間は15分。

短い時間で帰ってきても疲れがどっと襲ってくる。


妻の転院 03.13

2024年03月15日 09時26分49秒 | 日記

福島医大で闘病生活を送っていた妻の転院が決まった。

南相馬市総合病院から治療のために転院して約2ヶ月。

治療が終了したので再度南相馬市総合病院へ転院する。

南相馬市総合病院へ11時に到着しなければならないので福島医大を9時30分には出発しなければならない。

南相馬を7時前に出発、前日に通過した南岸低気圧が降らせた雪で峠道が不安でしたが何とかクリア。

予定通り8時30分に受付を済ませて病棟へ。

病室に入ると妻は着替えを済ませて待っていました。

退院の準備をしていろんな手続きを済ませて移動の時間を待ちます。

今回の移動は救急車を使用。

寝たきり状態になった妻を気遣い救急車を手配してくれました。

前回の南相馬への移動は私のワゴン車で、そして、南相馬から医大への移動は介護タクシーで、

今回は救急車、徐々に病状が悪化していっているような気がする。

前日に最後の検査をして病巣を確認したはずだがその説明はなし。

最後の望みをかけての治療はどうなってしまったのか?

救急専用の入口から救急車に乗車。

私は救急車の後ろをついていきます。

9時30分に出発。

今回は2ヶ月間お世話になりました。

9月に入院し12月に南相馬市総合病院へ転院、そして、1月に再度医大に転院。

福島医大には約5か月間お世話になったことになります。

これが最後になるかもしれませんね。

南相馬へは約1時間30分の旅。

妻は外の世界を見るのは2ヶ月ぶりになるのか。

ストレッチャーに寝たままの妻はストレッチャーを起こしていただき後ろの窓から景色を眺めて来たらしい。

運転する私を見ながら話をしていたようです。

予定通り11時に南相馬市総合病院に到着。

今回は救急入口から入ります。

到着時に救急車が2台到着していて受けいれ待ち。

前回は2時間位いろんな検査をして医師との面談後に入院となったが、

患者の負担を考えて事前に検査をしないで受け入れてほしいと言ってあったので、

今回はそのまま病室に入ることができました。

そして、再度入院の手続き。

これが結構面倒です。

何回も繰り返してきた手続きなので今回はスムーズに手続きできたかもしれない。

担当医師との面談は検査をしてから今後の治療方針を相談することになった。

前日検査した結果はどうなったのかわからないと言うと、

担当医が医大の検査結果を確認し電話で知らせてくれた。

治療していた病巣は見られないという。

でも、

他への転移が心配されるので詳しい検査をしてから報告しますとのことでした。

転移するともう治療には耐えられないのであきらめるしかないかもしれない。

転移の無いことを祈るしかない。

入院期間がどれくらいになるかわからないので退院してからの準備を進めなければ。

頑張ろう。


闘病中の妻に面会 03.09

2024年03月09日 18時15分41秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

あまり雪が降らない南相馬市でも一昨日雪が降ったので峠越えが心配。

水分を多く含んだ雪だったからか峠の道路も乾燥状態で安心して走行できました。

途中の展望台から吾妻連峰が望める。

毎年欠かさず登っていた吾妻も最近は行けていない。

今年こそは登りたいといつも思うんだけど妻の事を考えるとどうなることか。

途中のスーパーでいちごとバナナを購入。

いつものように14時30分に到着。

守衛所も待ち時間なしで通過。

何回となく繰り返してきたことだけどそれも今回で終わることになった。

最後の望みをかけて挑んだ妻の治療も今週で終了した。

これ以上の治療は命を縮めてしまうだけなので進められないという。

週明けの検査で病巣がどうなったのか確認される。

治療が終わってしまったのでその後に南相馬市総合病院への転院。

なので土曜日恒例の面会も今回が最後。

ナースステーションで受付して病室へ。

病室に入ると「うれしい」と笑顔で迎えてくれた。

聞きたいことがたくさんあるんだけど、治療の後遺症で話を理解することが難しい。

難しいことを聞いても困らせるだけでどうしようもないからあきらめ、

いつものように妻が好きなデコポンを食べさせて、何でもない話の繰り返し。

嬉しそうな妻の顔を見ながらこれからどうなるのか不安な気持ちが繰り返し襲ってくる。

わずか15分の面会時間。

時間が過ぎて「時間だからもう帰るよ」と言うと悲しくなるのか今度は顔をそむける。

検査の結果を聞くのが怖いけど病巣がきれいに無くなっているのを期待するしかない。

「来週は転院だからすぐに来るよ」と言うと「バイバイ」と言ってくれた。

福島医大での最後の面会。

今日は不安なことを考え続ける帰り道だった。


闘病中の妻に面会 03.02

2024年03月09日 12時18分14秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

もう通いなれたかもしれないお決まりの道。

最後の望みをかけた治療も大詰めを迎えている。

いつものように14時30分に駐車場到着。

今日も面会の人の車でいっぱい。

車のナンバーを見ると福島県内や県外ナンバーで広範囲から訪れているのがわかる。

いつものように守衛所で受付。

待ち時間が少なくていい感じ。

病棟へ向かう時間はいつも不安。

先週は元気がなさそうだったけど今日はどうだろうか?

ナースステーションで受付し病室へ。

中に入ると今日は笑顔で迎えてくれた。

調子はよさそう。

いつものように持参したデコポンを食べるかと聞くと「食べる」。

「おいしいね」と笑顔で食べてくれる。

今日はデコポン1個を食べてしまった。

「いちごは後にするか」と聞くと「食べたい」。

食欲はありそうだ。

看護師さんが検温に来たので久しぶりに看護師さんと会話。

最近はリハビリも頑張っているので自分で食事ができるようになったらしい。

来週で治療が終わるので意外と副作用が無くて安心だけど、

肝心の病巣はどうなったのか?

来週に担当医の説明を受けるために来院することにした。

治療が終わると再度南相馬市総合病院へ転院になる。

果たして病巣が無くなり退院へ向けて頑張れるか心配。

いろいろと話をしていると15分はあっという間に過ぎる。

「時間だから帰るよ」と言うと「まだ帰らないで」と困らせる。

「でも仕方ないんだよね」と涙目になり寂しそうな顔をする。

かわいそうな気がするが仕方がない。

お決まりの「また来週くるよバイバイ」と言うと素直に「また来てねバイバイ」と返してくれた。

来週は良い報告が聞けるといいんだけど。


闘病中の妻に面会 02.25

2024年03月02日 10時56分35秒 | 日記

都路マンスリーマンスリーに参加の後は福島市方面へ。

昨日に引き続き入院中の妻に面会。

都路からは1時間30分位の距離で南相馬からと同じくらいかな?

途中で妻が好きないちごとみかんを購入して向かいます。

予定通りに14時30分に到着。

今日は面会の方が少ないのか待ち時間なしで面会の手続き終了。

昨日はちょっと元気なかったけど治療の副作用はどうだろうか心配になりながら病棟へ向かいます。

病棟のナースステーションで受付して病室へ。

最近は看護師さん忙しいみたいで話ができていないんです。

休日は看護師さんも少なくなっているのかもしれないですね。

病室に入ると眠っていた。

「来たよ」と起こしてやると笑顔で「うれしい」と言ってくれた。

今日は出先からの面会だから好きなデコポンは準備してこなかったのでいちごでリベンジ。

ここ2回は美味しくないいちごだったので今回はどうか?

食べさせてあげると「おいしい」と言ってくれた。

よかった。

みかんも食べたいというので剥いて食べさせると1個全部食べてくれた。

治療の副作用で食欲がなくなっているというが、いちごやみかんは美味しく食べてくれる。

治療中の病状説明が無いので病気がどうなっているのか心配。

いろいろと話したいことがたくさんあるけど今はあまり話せない。

わずか15分の面会時間はすぐに過ぎてしまう。

「もう時間だから帰るよ」と言うと今日は黙っている。

長い寝たきり状態で精神的にも参ってきているのかもしれない。

「また来週なバイバイ」と言うと「バイバイ」と手を振ってくれた。

寂しい気持ちも痛いほどわかるけど今はしょうがない。

治療が終わると福島医大から転院になるか退院になるか。

退院したら俺も仕事を辞めて介護しなければならなくなるだろうな。

どうなるかわからないけどいろいろと想定して準備を進めなければ。

頑張るしかない。


闘病中の妻に面会 02.24

2024年02月25日 18時25分40秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

妻が入院中で家にいないので土曜日の午前中は一週間分の洗濯や片付けをまとめてやる。

妻が育てていたシクラメンも水やりを慎重に続けていたら咲いてくれた。

後2種類のシクラメンも花芽が大きくなってきたので咲いてくれるだろう。

植え替えてやればもう少し元気に育つんだけどなかなか時間が無い。

とりあえずは安心。

昼食を済ませて福島に向けて出発。

いつものように14時30分ちょっと前に駐車場到着。

守衛所に行くと今日は待ち時間なしで受付終了。

やっぱりこの時間ですね。

いつものように不安になりながら病棟へ向かう。

先週は体調よさそうで元気にデコポンを食べてくれたけど。

治療の副作用はどうなっているか?

ナースステーションで受付を済ませて病室へ。

カーテンを開けて入ると「来てくれたんだぁ~」と元気な声で安心。

面会時間は15分。

「今日もデコポン剥いてきたけど食べるか」と言うと「食べる」。

「おいしいねぇ~」と半分食べてくれた。

先週失敗したいちごは、今度は大きめの美味しそうな品種を選択。

宮城県産の新品種「もういっこ」。

「食べたい」と言うので、

大きめのやつを2個だけ食べやすい大きさに切ってきたので食べさせてやる。

美味しいと全部食べてまだ食べたいというので切らないやつを食べさせると、

「美味しくない」だった。

残ったやつを食べてみると酸っぱいだけで甘くない。

なんでだろうね。

甘いだろうと思って買ったいちごは今回も失敗でお持ち帰りでした。

次はリベンジしよう。

ということで今回もデコポンといちごを食べて面会終了。

仕事を一生懸命頑張っていた妻だったが、今月で仕事も引退が決まってしまった。

その話はしたくなかったが、話してやると悲しそうな顔。

入院するまで頑張り続けてきたからやっぱり寂しいだろう。

「みんな仕事のことは心配しないで治療に専念してくださいと言ってたよ」と言うと、

「わかった」と寂しく答えた。

「時間だからまた来週だな」と言うと今日は「まだ帰らないで」だった。

入院生活が長くなり最近は寂しそうにする。

「みかんを買ってくるのを忘れたから明日も来るよ」と言うと安心顔。

「また明日バイバイ」と言うと「バイバイ」と手を振ってくれた。

先週もだけど最近は帰りに寂しそうな顔をするのでかわいそうになる。

病人も辛いけどその家族も辛いという気持ちがほんとうにわかります。

治療はまだまだ続くけど早く良くなって家に帰れるようになるのを願うしかないですね。


闘病中の妻に面会 02.17

2024年02月18日 09時25分27秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

今日は春のような暖かな陽気。

今日も妻の好きなデコポンを剥いて食べやすくして準備。

いつものように14時過ぎに福島医大の駐車場に到着。

守衛所を見ると面会の皆さんで長蛇の列なので時間を遅らせて14時30分過ぎに向かう。

今日は5分待ちで手続き完了。

病棟へ向かうこの時間がいつも不安。

先週は治療の副作用がまだそんなに出ていないようだったけど1週間たったらどうだろうか。

ナースステーションで手続きを済ませて病室に向かう。

今日は看護師の皆さん忙しそうで顔を見せてくれません。

病室に入るとなんか元気がなさそう。

「来てくれてうれしい」と元気ない声。

「体調良くないのか?」と聞くと「良くない」と答える。

「デコポン剝いてきたけど食べられる?」と聞くと「食べる」と答えてくれた。

少し食べさせてあげると冷たいのか、酸っぱいのか、顔をしかめて食べる。

「おいしいね」とゆっくりだけど食べてくれた。

それでも先週よりは食欲が無いらしい。

途中で今回もいちごを買ってきた。

いちごは食べたそうでないのでテーブルに置いてたら「いちご美味しそうだね」と言うので、

「1個食べてみるか」と聞くと「食べたい」と言うので食べさせてみると「美味しくない」だった。

「栃木県産とちおとめ」だが食べやすく小粒を選んだのが間違いだった。

食べてみると酸っぱくて甘くない。

口直しにこちらも小さいバナナを食べさせると美味しく食べてくれた。

そういえばバナナをいつも食べていたような気がする。

いちごはそのまま持ち帰ることにした。

「次に来るときには何が食べたい」と聞くと「いちご」だった。

いちごが美味しくなかったからかな?

来週は大きめのいちごを選んで食味してからもって来ないとね。

来週は治療の副作用がもっとひどくなっているかもしれない。

治療が始まってから3週間。

病気と治療の副作用との戦い。

これからが本当に大変な時期を迎えることになる。

治療に耐えられるか体力が心配だけど頑張って欲しい。

妻の容態が悪いと帰りは気持ちが沈んでしまいますね。

短い面会時間はすぐに過ぎてしまう。

「また来週来るからな」と言うと「また来てねバイバイ」と寂しそうに手を振ってくれた。


闘病中の妻に面会 02.11

2024年02月17日 10時51分42秒 | 日記

娘たちが連休を利用して妻に会いに来たので昨日に続き連続面会。

毎週日曜日は儀妹が面会に行く日なので4人で面会。

前日は元気な姿を見せてくれたがどうだろうか?

久しぶりに会う娘たちは元気だったと聞いて会うのが楽しみ。

孫も同行したんだけど18歳未満は面会禁止。

いつものように守衛所で並んで面会手続きを済ませて病棟へ。

妻が入院する病棟は無菌室があり面会には厳しい。

面会での入室は2名までで本来は15分。

病棟へは交代で2名ずつ面会に行きます。

病室に入ると久しぶりに娘と再開したのでほんとうにうれしそうな笑顔。

孫に会いたかったと悲しそうにするからスマホで動画を見せてあげた。

今日も大好きなデコポンを美味しそうに食べてくれる。

デコポンといちごを食べただけでもう面会時間が終了。

短い時間だけど娘とたくさん話ができてうれしそうでした。

「時間だからまた来週」と言うと「寂しいから帰らないで」と娘に言う。

寂しそうな顔を見ながらの帰りは辛い。

今日もちょっと時間をオーバーして「バイバイ」というと手を振って「バイバイ」と言ってくれた。

今はまだ寝たきり状態だけど少しずつ自力で起き上がれるくらいにはなってくれるだろう。

次の土曜日に行くときにはもっと元気になってくれると嬉しい。

娘たちも元気な姿を見て安心して帰っていきました。


闘病中の妻に面会 02.10

2024年02月11日 08時45分36秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

先週は元気が無かった妻。

治療が進むと副作用が出てくると説明されたので苦しんでいるのか心配。

今日は2月なのに春のような暖かな陽気。

途中でスーパーに寄りみかんといちごを購入して向かいます。

前日に頂いた妻が好きだったデコポンが家にあったので皮を剥いて持参。

いつものように14時に病院の駐車場に到着。

途中で守衛所を見ると長蛇の列だったので14時30分まで待ち守衛所に向かいます。

それでも受付の列は15分待ち。

受付を済ませて病室へ向かうこの時が不安になる。

苦しんでいたらどうしようか?

ナースステーションで受付をすると看護師さんが「奥さんは元気いいですよ」。

病室に入ると「今日は来ないかと思ったぁ~」と元気で明るい笑顔。

話し方もしっかりとしている。

今年に入って一番良い状態かもしれない。

「奥さん旦那さんが来るのを楽しみに待ってるんですよ」と看護師さん。

「今日は土曜日だもんねぇ~」と明るく答える。

「みかん大好きで美味しく食べてくれるんですよ」と看護師さんがいうので、

「デコポン食べるか」と言うとほんとうにうれしそう。

大きいデコポンを剥いてきたので量が多いけど時間をかけて半分以上食べてくれた。

いちごも食べたいというので2個。

昼食は全部食べたというので食欲があり安心。

わずか30分の短い時間だけど孫の写真を見せながらたくさん話をすることができた。

妻の状態がいいと気持ちよく帰れます。

「また来るからな」と言うと「また来てね、バイバイ」と手を振ってくれる。

帰りは南相馬まで1時間30分。

今日は気持ちが沈まずに帰ることができました。


闘病中の妻に面会 02.03

2024年02月09日 18時05分57秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

新たな治療を開始してから1週間。

妻の様態を心配しながら病院へ向かう。

南相馬市から福島市へ向かうには冬季は雪が心配ですが、

今年は暖冬の影響か雪道走行をしたのは1回だけ。

いつものように14時頃病院の駐車場に着くと面会の皆さんの車で広い駐車場がいっぱい。

14時から受付開始なので急いで行くと長蛇の列で結局30分位かかってしまう。

14時30分過ぎに行くと10分待ち位かな?

面会時間は30分しかないので最近は急がないで30分過ぎに行くことにしました。

10分待ちで受付を済ませて病棟へ。

病棟へ向かうこの時間がいつも不安。

病室に入ると妻は眠ったまま。

眠くなる薬を使っているのか、病状がそうなのかわからない。

「来たよ」と声をかけると目を開けて「うれしい」と言ってくれた。

気持ち言葉がしっかりとしてきたような気がする。

意識も前回よりはしっかりとしているかもしれない。

今回はみかんといちごを買ってきた。

「みかん食べるか?」と聞くと「食べる」と言ってくれた。

みかんを剥いて食べさせてあげると「おいしいね」と笑顔で食べてくれる。

家のこととかいろいろと話をしたいことがたくさんあるけど、

今の妻に何を話していいのかわからない。

みかんを1個食べてただ一緒に時間を過ごしているだけの30分。

看護師さんと話をして今日の面会も終了。

「また来週来るからな」と言うと今日は涙目になっていた。

「また来てね、バイバイ」と手を振ってくれた。

来週は今日よりよくなっていてくれるのを祈りながらの帰宅。

妻も入院生活が4か月以上になり今後の事を考えていろんな手続きが増えてきた。

昨年9月まで仕事を頑張ってきたが2月で仕事も終了となる。

それに合わせてのいろんな手続きが待っている。

本人であれば問題なく手続きができるが、代理手続きはちょっと面倒。

仕事をしながらの手続きラッシュには正直精神的に参ってきた。

大変だけど頑張ろう。