奥会津只見町からの行き当たりばっ旅の最終章です。
ホテルの売店にも販売していたけど「馬刺しチップス」ってどんな味?
昨日食べた馬刺しは美味しかったけど「馬刺しの風味」が想像できない。
興味あったけど買う気になれなかった(*_*)
只見町からは初めて通る「六十里越 雪わり街道」を通って魚沼市へ抜けてみることにした。
その先は魚沼市へ行ってから考える。
まずは「田子倉ダム」を目指す。
途中に只見川にかかる橋はいまだに壊れたままになっている。
これも平成23年7月に発生した「新潟・福島豪雨災害」によるものだろうか?
国道252号線を進むと田子倉ダムの堰堤が大きく見えてきます。
田子倉ダムの駐車場には田子倉レイクビューという食事や休憩ができる施設があるんですが、残念ながら改修工事中で休み。
ダムを眺めながらコーヒーなんて考えたのが甘かった!!
仕方がないのでダムの堰堤からの眺望を楽しむことにする。
遊覧船は運行しているみたいですね。
今日は残念ながら今にも雨が降りそうな天気なので眺望はよくないですねぇ~(*_*)
田子倉湖の水がここから只見川に轟音を立てながら流れて行きます。
ダムの水を一気に流したら下流は大変なことになるんだろうな?
こういう平地の少ないところの水害は本当に怖いですよね。
今日の眺めはよくないので先へ進みます。
ダム駐車場から出てすぐのトンネルに「六十里越 雪わり街道 小出ICまで55km」の標識。
雪わり街道はトンネルとスノーシェッドが連続します。
豪雪地帯で雪崩が多発する道路なんだと考えさせられますね。
途中の道路沿いに「会越の窓開く 六十里越峠開道記念碑」がある。
なんと「内閣総理大臣 田中角栄」先生が昭和48年に書いたようです。
記念碑から田子倉湖を望む。
延々とダム湖が続いているのがわかります。
そこからは延々と山間を走り抜けていきますが残念ながら天候が悪く写真を撮る気になれませんでした。
途中からはJR只見線が並行していきますが、新緑や紅葉の季節に乗ると最高でしょうね。
JR只見線は豪雨災害でなかなか再開できないでいましたが、
現在は会津川口駅~只見駅間がバス代行をしている以外は正常運行しているそうです。
初めての六十里越 雪わり街道。
いろいろな発見もあったので再チャレンジしたいですね。
魚沼市に入り「道の駅 いりひろせ」で休憩しここからどうするか検討。
結局時間的に昼飯に間に合いそうなので、
寺泊魚の市場通りの手前にある「ホテル日本海」のレストランが美味しいと聞いたから行ってみることにした。
ナビをセットすると50数キロ。
なんと高速を使わないでひたすら一般道を案内されたので2時間近くかかってしまった。
到着が1:30くらい。
ホテル日本海に到着すると駐車場が満車状態。
とりあえずレストランに行ってみると凄い人、そして目の前で準備中に変えられてしまった(*_*)
残念!!
仕方がないのでお魚市場通りの以前美味しいうに丼を食べた店に行くことに。
こちらも駐車場が満車状態。
やっと車を止めて店へ向かう。
しかし、
目的の店は超満員、次の店に入るが長蛇の列、3軒目も同じ、
みんなもっと早く飯食えよ~!!
いよいよ最後の方へ来て入った店が「レストラン 龍宮亭」
ここは意外とすいていた。
いろいろ美味しそうなものがあるけど、
俺は「上生ちらし 1944円」を注文。
ウニは今が旬の生ウニ使用!!
注文してから周りを見回すと食べている人が少ない?
そうなんです、料理が出てくるのが遅い?みたい!
どんなに混んでても海鮮丼だとすぐに出てきたのにねぇ~?
結局30分以上待ってやっと出てきました(*_*)
味噌汁は器が大きいものの普通のわかめの味噌汁です。
あら汁が欲しかったなぁ~!
ネタは、イクラ、カニ、甘えび、イカ、サーモン、マグロ、タコ、ハマチ、ホッキ、ウニかな?
今が旬のウニにがっかり、こんな小さなとろけないウニは初めてかな?
下の店には新鮮な魚介類がたくさんあってウニも美味しそうなものがあるのになぜ?
いろんなところで海鮮丼を食べてきたけど、これで1,944円は高過ぎますね!!
やっぱりおいしいものを食べたいときには人の多いところへ入らなければならないんですよ!!
「やっぱり魚沼市周辺を探検すればよかった」と実感した瞬間でした(*_*)
計画無き旅にはこういう事が良くありますね。
ちょっと悪運を祓うため最後に弥彦神社に参拝して帰ることにした。
弥彦神社は初めてですが、想像以上の神社でした。
多くの参拝者でにぎわってます。
駐車場から本殿まで遠い!
蒸し暑さを感じる天気でしたが、神社の参道は杉の巨木を囲まれ吹き抜ける風は涼しさを感じます。
本殿がある境内はうっ蒼たる樹林に囲まれ神々しさを感じます。
ごめんなさい写真が逆光になってしまいましたm(__)m
頂いた資料によりますと、
広々とした越後平野の中央に聳えたつ弥彦山の麓に鎮まります弥彦神社は、
古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして多くの人から広く親しまれてきました。
境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、亭々たる老杉、古欅は見るからに神々しく、
日本最古の万葉集には、弥彦神社を詠んだものが二首歌われています。
「伊夜比古おのれ神さび 青雲のたなびく日すら 小雨そぼ降る」
「伊夜比古 神の麓に今日らもか 鹿の伏すらむ皮衣きて 角つきながら」
御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で神武天皇の命を受け、
住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えられたとのこと。
神社の社殿は、明治の大火に炎上し、大正5年に再築されました。
平成13年に平成大修営事業として、本殿の御屋根葺替え等85年ぶりの改築工事を行いました。
でした。
神社につきものの「鈴」が無かったのはなぜだろう?
長い参道を歩きながら、旅の最後に心身共に癒されました。
終わりです。
長い間お付き合いしていただきありがとうございましたm(__)m