村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

闘病中の妻に面会 03.23

2024年03月27日 08時49分01秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

妻が入院してからもうすぐ半年。

いつものようにデコポン、いちご、バナナの面会セットを準備して病院へ。

守衛所で受付して病棟へ。

休日の病院はなんとなくさびしい。

転院してからまだ担当医の説明が無いので不安がいっぱい。

ナースステーションで受付して病室へ。

今日も妻は眠っていた。

揺り動かして起こしてやるとにっこり笑って「うれしい」。

最近は身体が徐々に動かなくなってきている。

原因を調べているところだがまだはっきりしない。

医大での最後の治療は効果が無かったのかもしれない。

いつものようにデコポンを食べさせてやると「美味しいぃ~」と笑顔で食べてくれる。

今日もデコポン1個を食べてしまった。

いちごとバナナも食べる。

「食べ過ぎだからもう終わり」と言うと悲しい顔になる。

何を話していいのかわからない。

妻の顔を見ると最近はすぐに涙目になり涙が流れ落ちる。

「さびしいね」と言われると辛い。

面会時間は短くあっという間に過ぎてしまう。

「また来るからね」と言うと「帰らないでと言う」。

辛いけど仕方がない。

今日の帰りも気持ちが沈んでしまう。

健康って本当に幸せな事なんだと最近実感させられます。

当たり前のことを考え、当たり前のことができるそんな身体に戻れたら幸せになれるだろうにね。


入院中の妻に面会 03.16

2024年03月20日 21時49分10秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

病院が福島医大から南相馬市立病院に変わって最初の面会日。

南相馬市立病院の面会は週に2回までに制限されているので、近くなったからと言っても気軽に面会することはできない。

儀妹と交代で面会するので週1回だけになってしまいます。

休日の面会は守衛所を通っていきます。

福島医大は長蛇の列で受付していましたが面会制限が厳しい南相馬市立病院は少な目です。

守衛所から病棟へ連絡してから向かいます。

休日の病院は静か。

電灯の明かりが消えた通路を通って病棟へ向かいます。

転院してから3日目ですが、病院が変わって妻はどうしているのか。

医大での治療が終わって本格的な検査を受けていないのでその後の経過がわからない。

これからどうなっていくのか心配しながら妻のもとに向かいます。

ナースステーションで受付すると看護師さんが、

「奥さんは食事を食べたり食べなかったりですよ」と声をかけてくれた。

食事は環境が変わったからかな?

病室に入ると妻は眠っていた。

身体をゆすって起こしてやると「うれしい」と笑顔を見せてくれた。

体調はよさそう。

今日も妻の好きなデコポンといちごとバナナを持参。

なんかいつも同じパターンの面会だけど今の妻にしてやれるのはこれくらいしかない。

今日もデコポンを「美味しい」と食べてくれた。

いちごも4個食べて「また食べたい」と言うが食べすぎのような気がするので終わり。

「リハビリ頑張ってるか?」と聞くと「頑張ってない」だった。

まだ転院してからリハビリは始まってないらしい。

寝たきり状態が2ヶ月以上続いているので現在は車イスに長時間乗っているのも難しい。

リハビリで少しでも身体が動かせるようになってくれるとありがたい。

わずか15分の面会はすぐに過ぎてしまう。

「もう時間だから帰るよ」と言うと今日は「さびしい」と言って涙を流した。

入院生活ももうすぐ半年。

多くの人と交流のあった妻にとって孤独な半年間は地獄のような日々だったろう。

涙を拭いてやり「また来るから早く退院できるようにリハビリ頑張れ」と励ます。

「頑張るからバイバイ」と答えてくれた。

悲しそうな妻の顔を見ると帰りの気持ちが落ち込んでしまします。

医大だったら毎日でも面会ができるんだけど、近くに来ても遠くなってしまった。

看護師さんにいちごとバナナをお願いして帰宅。

移動時間は15分。

短い時間で帰ってきても疲れがどっと襲ってくる。


妻の転院 03.13

2024年03月15日 09時26分49秒 | 日記

福島医大で闘病生活を送っていた妻の転院が決まった。

南相馬市総合病院から治療のために転院して約2ヶ月。

治療が終了したので再度南相馬市総合病院へ転院する。

南相馬市総合病院へ11時に到着しなければならないので福島医大を9時30分には出発しなければならない。

南相馬を7時前に出発、前日に通過した南岸低気圧が降らせた雪で峠道が不安でしたが何とかクリア。

予定通り8時30分に受付を済ませて病棟へ。

病室に入ると妻は着替えを済ませて待っていました。

退院の準備をしていろんな手続きを済ませて移動の時間を待ちます。

今回の移動は救急車を使用。

寝たきり状態になった妻を気遣い救急車を手配してくれました。

前回の南相馬への移動は私のワゴン車で、そして、南相馬から医大への移動は介護タクシーで、

今回は救急車、徐々に病状が悪化していっているような気がする。

前日に最後の検査をして病巣を確認したはずだがその説明はなし。

最後の望みをかけての治療はどうなってしまったのか?

救急専用の入口から救急車に乗車。

私は救急車の後ろをついていきます。

9時30分に出発。

今回は2ヶ月間お世話になりました。

9月に入院し12月に南相馬市総合病院へ転院、そして、1月に再度医大に転院。

福島医大には約5か月間お世話になったことになります。

これが最後になるかもしれませんね。

南相馬へは約1時間30分の旅。

妻は外の世界を見るのは2ヶ月ぶりになるのか。

ストレッチャーに寝たままの妻はストレッチャーを起こしていただき後ろの窓から景色を眺めて来たらしい。

運転する私を見ながら話をしていたようです。

予定通り11時に南相馬市総合病院に到着。

今回は救急入口から入ります。

到着時に救急車が2台到着していて受けいれ待ち。

前回は2時間位いろんな検査をして医師との面談後に入院となったが、

患者の負担を考えて事前に検査をしないで受け入れてほしいと言ってあったので、

今回はそのまま病室に入ることができました。

そして、再度入院の手続き。

これが結構面倒です。

何回も繰り返してきた手続きなので今回はスムーズに手続きできたかもしれない。

担当医師との面談は検査をしてから今後の治療方針を相談することになった。

前日検査した結果はどうなったのかわからないと言うと、

担当医が医大の検査結果を確認し電話で知らせてくれた。

治療していた病巣は見られないという。

でも、

他への転移が心配されるので詳しい検査をしてから報告しますとのことでした。

転移するともう治療には耐えられないのであきらめるしかないかもしれない。

転移の無いことを祈るしかない。

入院期間がどれくらいになるかわからないので退院してからの準備を進めなければ。

頑張ろう。


闘病中の妻に面会 03.09

2024年03月09日 18時15分41秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

あまり雪が降らない南相馬市でも一昨日雪が降ったので峠越えが心配。

水分を多く含んだ雪だったからか峠の道路も乾燥状態で安心して走行できました。

途中の展望台から吾妻連峰が望める。

毎年欠かさず登っていた吾妻も最近は行けていない。

今年こそは登りたいといつも思うんだけど妻の事を考えるとどうなることか。

途中のスーパーでいちごとバナナを購入。

いつものように14時30分に到着。

守衛所も待ち時間なしで通過。

何回となく繰り返してきたことだけどそれも今回で終わることになった。

最後の望みをかけて挑んだ妻の治療も今週で終了した。

これ以上の治療は命を縮めてしまうだけなので進められないという。

週明けの検査で病巣がどうなったのか確認される。

治療が終わってしまったのでその後に南相馬市総合病院への転院。

なので土曜日恒例の面会も今回が最後。

ナースステーションで受付して病室へ。

病室に入ると「うれしい」と笑顔で迎えてくれた。

聞きたいことがたくさんあるんだけど、治療の後遺症で話を理解することが難しい。

難しいことを聞いても困らせるだけでどうしようもないからあきらめ、

いつものように妻が好きなデコポンを食べさせて、何でもない話の繰り返し。

嬉しそうな妻の顔を見ながらこれからどうなるのか不安な気持ちが繰り返し襲ってくる。

わずか15分の面会時間。

時間が過ぎて「時間だからもう帰るよ」と言うと悲しくなるのか今度は顔をそむける。

検査の結果を聞くのが怖いけど病巣がきれいに無くなっているのを期待するしかない。

「来週は転院だからすぐに来るよ」と言うと「バイバイ」と言ってくれた。

福島医大での最後の面会。

今日は不安なことを考え続ける帰り道だった。


闘病中の妻に面会 03.02

2024年03月09日 12時18分14秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

もう通いなれたかもしれないお決まりの道。

最後の望みをかけた治療も大詰めを迎えている。

いつものように14時30分に駐車場到着。

今日も面会の人の車でいっぱい。

車のナンバーを見ると福島県内や県外ナンバーで広範囲から訪れているのがわかる。

いつものように守衛所で受付。

待ち時間が少なくていい感じ。

病棟へ向かう時間はいつも不安。

先週は元気がなさそうだったけど今日はどうだろうか?

ナースステーションで受付し病室へ。

中に入ると今日は笑顔で迎えてくれた。

調子はよさそう。

いつものように持参したデコポンを食べるかと聞くと「食べる」。

「おいしいね」と笑顔で食べてくれる。

今日はデコポン1個を食べてしまった。

「いちごは後にするか」と聞くと「食べたい」。

食欲はありそうだ。

看護師さんが検温に来たので久しぶりに看護師さんと会話。

最近はリハビリも頑張っているので自分で食事ができるようになったらしい。

来週で治療が終わるので意外と副作用が無くて安心だけど、

肝心の病巣はどうなったのか?

来週に担当医の説明を受けるために来院することにした。

治療が終わると再度南相馬市総合病院へ転院になる。

果たして病巣が無くなり退院へ向けて頑張れるか心配。

いろいろと話をしていると15分はあっという間に過ぎる。

「時間だから帰るよ」と言うと「まだ帰らないで」と困らせる。

「でも仕方ないんだよね」と涙目になり寂しそうな顔をする。

かわいそうな気がするが仕方がない。

お決まりの「また来週くるよバイバイ」と言うと素直に「また来てねバイバイ」と返してくれた。

来週は良い報告が聞けるといいんだけど。


闘病中の妻に面会 02.25

2024年03月02日 10時56分35秒 | 日記

都路マンスリーマンスリーに参加の後は福島市方面へ。

昨日に引き続き入院中の妻に面会。

都路からは1時間30分位の距離で南相馬からと同じくらいかな?

途中で妻が好きないちごとみかんを購入して向かいます。

予定通りに14時30分に到着。

今日は面会の方が少ないのか待ち時間なしで面会の手続き終了。

昨日はちょっと元気なかったけど治療の副作用はどうだろうか心配になりながら病棟へ向かいます。

病棟のナースステーションで受付して病室へ。

最近は看護師さん忙しいみたいで話ができていないんです。

休日は看護師さんも少なくなっているのかもしれないですね。

病室に入ると眠っていた。

「来たよ」と起こしてやると笑顔で「うれしい」と言ってくれた。

今日は出先からの面会だから好きなデコポンは準備してこなかったのでいちごでリベンジ。

ここ2回は美味しくないいちごだったので今回はどうか?

食べさせてあげると「おいしい」と言ってくれた。

よかった。

みかんも食べたいというので剥いて食べさせると1個全部食べてくれた。

治療の副作用で食欲がなくなっているというが、いちごやみかんは美味しく食べてくれる。

治療中の病状説明が無いので病気がどうなっているのか心配。

いろいろと話したいことがたくさんあるけど今はあまり話せない。

わずか15分の面会時間はすぐに過ぎてしまう。

「もう時間だから帰るよ」と言うと今日は黙っている。

長い寝たきり状態で精神的にも参ってきているのかもしれない。

「また来週なバイバイ」と言うと「バイバイ」と手を振ってくれた。

寂しい気持ちも痛いほどわかるけど今はしょうがない。

治療が終わると福島医大から転院になるか退院になるか。

退院したら俺も仕事を辞めて介護しなければならなくなるだろうな。

どうなるかわからないけどいろいろと想定して準備を進めなければ。

頑張るしかない。