村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

常磐線復旧

2012年09月30日 06時00分00秒 | 震災・放射能

昨日の新聞に常磐線の原ノ町以北の全面復旧に向けた記事が載っていた。

現在は原ノ町~相馬駅間は完全復旧しているが、相馬~亘理駅は復旧のめどが立たずバスによる輸送が続いていました。新地駅が津波に流されたと言うことで路線の変更による復旧が検討避けていましたが、それが決定したようです。

29年春に運転再開を目指すと言うことですから、あと5年間はバスに頼るしかないと言うことになりますね。

南相馬市からの交通網は北へ向かう常磐線と国道6号、西へ向かう原町川俣線以外無い状態なので、早期の復旧を期待したのですが、あと5年間は我慢しなければならないことになります。

西へ向かう原町川俣線も冬になると雪の影響で通行止めとなる恐れがあるので、本当に困りますよね。警戒区域内の常磐道開通もあと2年位かかりそうだし、ますます南相馬の経済が衰退していくような気がします。

本当に元のようなインフラが整備されるまではあと5年以上の期間を要するような気がしますね。

政権が代わり福島の復興が加速されることを期待したいものです。


第13回福島オープン開催

2012年09月29日 10時47分42秒 | ディスクゴルフ

福島市ディスクゴルフ協会が主催する「第13回福島オープンディスクゴルフ大会」が、10月28日(日曜日)にあづま総合運動公園ミニ多目的広場で開催されます。

その頃は紅葉が見ごろを迎えていると思われます。あづま総合運動公園内にあるいちょう並木も見ごろでしょうね。

内容は以下の通りです。

第13回福島オープンディスクゴルフ大会

主催

福島市ディスクゴルフ協会

会場

あづま総合運動公園 ミニ多目的広場

期日

平成24年10月28日(日曜日) 小雨決行

日程

  9:00 ~  9:20  受付

  9:30 ~  9:40  開会式

  9:40 ~ 12:00  予選ラウンド(18H or 24H  9H×2または12H×2)

 12:00 ~ 12:40  昼食

 12:40 ~ 14:00  決勝ラウンド(18H or 12H  9H×2または12H×1)

 14:00~       表彰式・閉会式

募集部門

 幼稚園・小学生・中学生男女 ・・・・・ ジュニア

 高校生以上59歳まで ・・・・・ オープン  レディース

 60歳以上69歳まで ・・・・・ シニア男子  シニア女子

 70歳以上 ・・・・・ レジェンド男子  レジェンド女子

 各部門において参加者が4名に満たない場合は上位部門で競技することとする。

参加料

 大人(高校生以上)  500円  当日受付で徴収します。

表彰

 各クラス3位まで表彰(同スコアの場合は、バーディー数及びパー数で順位を決定する。)。 飛賞と参加賞もあります。

ルール

 ルールはJPDGAルール及びローカルルールを適用する。当日開会式で説明する。

 大会中に発生した事故等については、各自の責任において対応してください。

使用ディスク

 150クラスディスク及びライトディスク

申込先

 〒960-8253 福島市泉字清水田17-40  大橋 博

 TEL/FAX 024-557-7699   e-mail  hiroshi5@gray.plala,or.jp

 郵送及びFAX、メールで必要事項(氏名・住所・連絡先・性別・年齢・参加部門)をお知らせください。

申込期限

 平成24年10月21日(日曜日)まで

紅葉のきれいなあづま総合運動公園でディスクゴルフを楽しみましょう

多くのご参加をお待ちしてますよ~


頑張ってました

2012年09月29日 09時32分03秒 | 南相馬の話題

南相馬市馬事公苑にディスクゴルフコースを設置するために尽力していただいた方の消息が分からなかったのですが、今日の福島民報新聞に記事が載ってました。

南相馬市職員の井理さん。13年程前?に南相馬市スポーツ振興課で係長?をしている頃に、南相馬市馬事公苑の利活用のためにディスクゴルフを取り入れてくれました。そこから数年にわたり一緒に普及活動をしていましたが、仕事が忙しく最近ではディスクゴルフから離れて公民館で地域の皆さんとの交流をしていました。

昨年発生した震災では自宅前まで津波が押し寄せ、その後に発生した原発事故では「警戒区域」に指定されたため避難を余儀なくされてしまいました。井理さんは石神生涯学習センター次長の役職にあったため、センターに押し寄せた避難者の対応に追われていたんですね。その後に避難者の皆さんと一緒に福島市に避難して、南相馬市の出張所の職員として避難者の対応にあたってきたようです。最後は一人で対応してきたようなので大変だったでしょうね。

来週からは地元南相馬市に戻り、文化スポーツ課長補佐として本来の仕事に復帰するようです。

われわれも今後はディスクゴルフ復旧のために井理さんに期待したいと思います。

井理さんお疲れ様でした。


遅めの敬老の日

2012年09月27日 18時14分39秒 | 日記

孫たちから敬老の日に幼稚園や学校で書いた手紙が届いた。

俺は身体はじじいだけどまだ老人の仲間入りはしていないので敬老の日は関係ないのだが、孫たちにとってはじいさんにあたるので敬老の日に書いてくれたんだろうね。

離れているのでなかなか会うことができないですがうれしいです。

今度の日曜日に幼稚園の運動会だって言ってきたから来てほしいのかな?

しばらく孫の運動会を見ていないので日曜日は山形に行ってみるか!!


ほんとうの空

2012年09月26日 22時31分00秒 | 震災・放射能

高村光太郎の「あと゜けない話」

智恵子は東京に空が無いといふ。

ほんとの空が見たいといふ。

私は驚いて空を見る。

桜若葉の間(あいだ)に在るのは、

切っても切れない

むかしなじみのきれいな空だ。

どんよりけむる地平のぼかしは

うすもも色の朝のしめりだ。

智恵子は遠くを見ながら言ふ。

阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に

毎日出ている青い空が

智恵子のほんとうの空だといふ。

あどけない空の話である。

この高村光太郎の詩からふくしまには「ほんとうの空がある」と言ってきた。

現実には見た目きれいな空はある。この空はもう「ほんとうの空」って言えるのだろうか?

今日の夜7:00からテレビユー福島で放送された「キララ☆ふくしま」の「この青空は、ほんとうの空ってことでいいですか?」という、郡山市あさか開成高校の高校生が作ったTVドラマを見て感動してしまった。

このドラマは、あさか開成高校の演劇部の生徒たちが、原発事故後の福島を舞台に、演劇部の生徒達の不安や苛立ちが描かれている作品です。この作品は、フィクションではなく全て現実に自分たちが体験したことを実際のエピソードとして演じています。

マスクとゴーグルをつけて夏でも長袖を着ている生徒もいました。放射能から逃れるために富岡町が郡山市へ避難してきた生徒もいました。原発事故により会社が移転したために大阪に転校していった演劇部の仲間もいました。そういう体験をしたことを忘れないために、忘れさせないために演じているそうです。

われわれ大人は生活する現実を考え、震災と原発事故から1年半たった今、現実から逃避したい気持ちになっているし考えたくもなくなっている。でも、今の高校生や若者は、今の現実をしっかりととらえ将来きっと以前のふくしまを取り戻すんだと頑張っている。

そういう姿を見ると本当にたくましく思い、感激してしまいますね。

このような大災害を経験した若者たちは、福島に帰ってきてきっと以前のきれいなふくしまを取り戻してくれるでしょう。


JPDGA公式戦 東北オープン

2012年09月25日 19時06分47秒 | ディスクゴルフ

来月の10月7日(日)~8日(月)に秋田県由利本荘市で開催されるJPDGA公式戦「第12回東北オープンディスクゴルフトーナメント」に参加することにしました。

震災以来初めてのJPDGA公式戦参加となります。東北オープン参加は「北欧の杜大会」以来3年ぶりの参加となってしまいました。

由利本荘市の水林スポーツ公園は、昨年の12月にお邪魔しましたので震災以来2回目となります。秋田の皆さんと再会できるのが楽しみです。

もう長いこと2日間の大会になんて参加していないし、公式戦のコースを1日2ラウンドするのは今の身体では未知の世界のような気がしますけど、2日間めいっぱい楽しみたいと思います。


青森の酒

2012年09月24日 19時13分00秒 | 

昨日書いたブログで200件に達していた。ブログを始めてから254日で200件だから飽きっぽい俺としては上出来ですね。とりあえず1年は続けて行きたいと思います。

みなさん応援よろしくお願いします。

と言うことでお祝いのために、昨日発見した日本酒の話にします。

昨日、大会が終わってから部屋の荷物を片づけていて青森県の酒のセットを見つけた。

7月初めの青森の旅をした時に買ってきたものらしい。暑い夏を過ごしてしまったのですが中身は大丈夫だろうか? いつも買ってきたときには冷蔵庫に入れているのにすっかり忘れていたらしい。酒の存在を忘れてしまうなんて俺としては大変な不覚を取ってしまった。

昔、地区の青年団に入っていて集会所で飲み会をやっていた時、酒がなくなったので押し入れにしまわれていた日本酒を見つけてみんなで飲んで集団で大変な思いをしたことがある。あの時は日本酒が黄色っぽく変色していたので悪くなっていたんでしょうが、今回はたぶん大丈夫でしょう!! まぁ~飲んでみればわかっぺよ!!

盛田庄兵衛酒造のセット

山廃純米吟醸 駒泉

山廃仕込みとは自然界の乳酸菌の力を借りて力強い酵母を培養、酒母を育てる手法。
近代的な醸造方法に比べ大変な手間、リスクが生じます。
さらに吟醸造りでとなると杜氏のセンスが重要になってきます。

このお酒は熟成感にも似た落ち着きと山廃仕込みの濃厚さ、
酸味がキレを演出しております。
若草を思わせる山廃独特のフルーティーさがお料理との相性もマル!

冷はもちろんのこと、ぬる燗で楽しむのもアリですよ!

特別純米酒 作田(特別契約栽培米使用)

青森県七戸町にある「作田地区」の契約栽培農家にて育てられた酒造好適米を使用して醸されました。
蔵元さんはコクのある味わいと表現しておりますが味わってみると思いのほか軽快!
さわやかさの中に旨み軽さを併せ持った食中酒として高い資質のあるお酒です。

冷でさわやかな味わいを、常温でこのお酒の持つ本来の甘みを楽しむことが出来ます。
そしてもう一つのお勧めはスバリ“ぬる燗”です。

吟醸日本酒 真心

穏やかな吟醸香、とろりとした印象を受けるなめらかな味わい、コクとゆるやかな余韻が楽しめます。
味吟醸の名の通り味わいに重点を置いて醸されたお酒ですので冷やしすぎず、15度前後の適温でじっくりと味わってほしい1本です。

これから飲んでみます。


復興祈念ディスクゴルフ大会

2012年09月23日 17時21分38秒 | ディスクゴルフ

今日は時より強い雨が降りつける天候になってしまった。昨日までの好天気はどこに行ってしまったのだろうか。こんな荒れ模様の天気は誰が想像しただろうか。誰かの行いが悪かったのだろうか。

こんな荒れた天気でもディスクゴルフの大会は普通開催されます。

そんなわけで「スポレク南相馬 復興祈念ディスクゴルフ大会」を開催しました。

屋根のある建物らしきものは会場となる雲雀ヶ原祭場地観覧席の山頂付近にしかないので、駐車場を急遽山頂に変更し大会本部を屋根付きの観覧席に変更した。

9時30分よりプレーヤーズミーティングを開催。参加者は当日棄権者が出たが34名。震災後初めて開催する大会としては多くの参加者を得ることができた。でも、みんなやりたくなさそうである。準備中も雷が鳴っているし「大雨洪水警報」が出ているので、プレーは午前中とし雷が強くなった場合はただちに避難することにしプレーを行うことにした。会場が山の傾斜地に設置されているので大雨は危険度が増してくるので仕方がないと思う。

コースは雨が強いと言うこともありみんな期待通りにはまってくれた。雨が降らなければみんなはきっと楽しんでくれただろうが残念ですね。

午後から雨が小降りの場合は後9ホールくらいできるのではと意見もありましたが、ラウンド終了後にまた雨が強くなり風も出てきたので予定通り1ラウンドで終了とした。一人だけノンアルコールのビールで気分を出しているが、みんな1ラウンドで疲れがひどいみたいですね。チョー山岳コースでは仕方ないですかね。

オープン男子は、地元白井選手が優勝しカップめんセットをゲットしていた。

レディースは、久し振りにディスクゴルフの大会に参加したいわきの菜花選手が優勝。ディスクをゲットしていました。やはり練習しない方が調子がいいみたいですね。

シニア男子は、常勝福島の松村選手が優勝。やはり安定していますね。のどごし生をゲットしていました。

シニア女子は、久々に福島の安斎選手が優勝。ぶどうジュースの一升瓶をゲットしていました。

レジェンド男子は、久しぶりに参加の福島の小畑選手が優勝。やはりぶどうジュースの一升瓶をゲットしていました。

レジェンド女子は、ただ一人参加のやはり常勝松村(ママ)選手。レジェンド女子で60のスコアはさすがです。どん兵衛1箱ゲットしていました。

入賞された皆様おめでとうございます。そして、入賞された皆さんはひまわりの缶バッチとひまわりの種もゲットしたので、来年はその種で黄色い大きな花を咲かせてほしいと思います。

この大会のために結構大変な思いをして準備をしてきたが不完全燃焼に終わってしまいました。参加された皆さんも遠路はるばる僻地化した南相馬市まできたのに十分なプレーができなく不満だったでしょう。この不満は来年馬事公苑が再開した折に解消していただけるように頑張りたいと思います。

参加された皆様ほんとうにお疲れ様でした。

そして地元スタッフの皆様ご協力ありがとうございました。反省会盛り上がりましょう


異様なホテル

2012年09月22日 17時39分39秒 | 旅行・温泉

今月の初めに「ふくしまスポーツフェスタ2012inこおりやま」の総合開会式が磐梯熱海温泉で開催され協会を代表して参加してきましたが、その時に泊まったホテルがなんか異様な雰囲気でちょっと恐怖を感じたのを思い出した。

宿泊したホテルは、万葉の宿八景園の別館で「温泉リゾート庭園ホテル」と言います。

開会式が17:30からなので1時間前には到着を考えていたが16:00に到着してしまった。ホテルの駐車場に車を止めるとなんかかび臭い臭いがする。気のせいかなと思いながらチェックインのためにホテルの玄関を入ろうとすると、玄関のガラスに大きなヒビが入っている。そして、中には誰もいない。案内が何も書いていない。中は凄くかび臭い。

とりあえず本館の方に行って聞いてみることにした。

本館に入っていくとかなり年の往ったおばあさんが二人でお茶のみをしていた。「こんにちは」と言って入っていくとなんか不信人物のような感じで見られているようだった。「別館のチェックインしたいんですけど担当者はいますか?」と聞くとおばあさんが「そういえば今日は泊まる人がいたんだ」と言うではないか。なんとおばあさんが女将さんみたいだった。思わず志村けんの何とかばあさんを思い出してしまった。チェックインはしたもののなんか不安になってきた。

チェックインを済ませて別館のホテルに行くと誰も泊り客がいないらしく貸切状態だった。中に入ると本当にかび臭い。かなり使われていなく換気もしていないらしい。ホテル全体がかび臭くなっている。ホテルの客室係は気にならないのかな?全体的にきれいに掃除されているのにもったいないような気がする。

部屋に入るとエアコンがついているのになんか生ぬるい風が漂っている。仕方がないので窓を開けて換気した。エアコンからは暖かい風が吹き出している。リモコンをよく見ると暖房になっていた。外は30℃を超える暑さなのに親切にも暖房をかけていてくれるとは・・・・・?

部屋はシングルだがベットを2台置ける広さでかなりゆったりしていてイスとテーブルもついている。それで5000円は安いと思うのだが?

そのホテルから開会式の行われるホテルまで1kmほどあるので30分前には出発した。入ってくるときは車で来たので苦にならなかったが、飲酒するので徒歩で向かうと山道は夜になると真っ暗らになりそうだった。街灯もあまりついていないようである。帰りが不安になってきた。

開会式は17:30から始まり18:30には懇親会になった。外は暗くなっている。不安なので1時間ほどで引き上げることにした。

会場のホテルを出たのが19:30過ぎ。宿泊するホテルに向かう山道に入ったのが20:00頃になってしまった。やっぱり暗い。明るいうちに道を見ているので何とかホテルにたどり着くことができた。今思えばタクシーを使えばよかったのにな。でも磐梯熱海にタクシーなんかあるのかな?

ホテルに入っていくと誰も泊り客がいないホテルは静まり返っている。そして異常にかび臭い。今晩はこの山の中のホテルに一人ぼっちだと思うと変に不安になってくる。

本館の温泉を使ってもよいことになっているので着替えて温泉に入ることにした。

本館に入っていくと電気はついているのだがロビーには誰もいない。結局風呂に行くまで誰にも遭わなかった。ホテルの見取り図を見て風呂の場所を確認して向かった。本当に入っていいのかなんか不安になっていた。風呂はホテルの奥の方にありました。

当然誰も入っている人はいません。脱衣所に入って写真を撮ろうとすると誰かが俺の写真を撮ろうとしている。ドキッとしてしまった。脱衣所は意外と清潔に掃除されています。本館の方はカビの臭いはしませんね。当然だろうけれど?

風呂はそんなに大きくありませんが、露天風呂がついていていいですね。湯船の中には石が敷き詰めてありなんか気持ちいいですね。温泉につかってやっとほっとしました。写真は朝風呂の時のものですが、夜の露天風呂からの眺めは温泉街の夜景が見えてなかなかのものですね。

風呂から上がって髪の毛を乾かそうとしてドライヤーを使うと冷風しか出ないではないか。壊れているらしい。よく見ると脱衣所の時計も止まったままである。見た目はきれいに掃除されているが風呂の電気もついているのが少なかったし、カバーが壊れたままのものもあった。修理する人がいないのかな?まさかおばあさん一人ではないでしょう?

結局風呂から上がりロビーに行くまでやはり誰にも遭わなかった。

なんか怖くなってきたから、部屋に戻りビールをしこたま飲んで早く寝ることにした。でも、あのカビの中で一晩過ごして病気にならないのだろうか。

部屋に帰りビールを飲んでテレビを見ながら寝ることにし、ベットに横になると天井にロープが張ってあることに気付いた。なんでロープなんか張ってあるんだろう。まさか?、まさか?、まさか?なんていろいろと考えているうちに目がさえてきてしまった。

あまり眠れないまま朝を迎えてしまった。仕方がないので朝風呂に入りすっきりすることに。本館のロビーを入ると仲居さんが朝食の準備をしていた。やっとおばあさん以外の人と巡り合えることができた。

大会の準備があるのと早く出て行きたいので早めにチェックアウトすることにした。しかし、フロントには誰もいない。仲居さんにチェックアウトしたいと言うとあのおばあさんが出てきた。やっぱり女将さんだったらしい。料金の確認にしばらくかかっていたが結局伝票ができていたらしく、さんざん計算した挙句に伝票を見つけてそれで精算した。

これまで数多くのホテルに宿泊したが、今回のような体験はなかったような気がする。これもやはり原発事故の影響で従業員がいないのだろうか。風評被害で宿泊客がいないのだろうか。

ちょっとひどい思いをしたが、なぜか女将のおばあさんには文句を言う気になれなかった。これでも精一杯やっているんでしょうね。


つながり∞ふくしま缶バッチ

2012年09月22日 09時30分32秒 | ディスクゴルフ

明日の「スポレク南相馬 ディスクゴルフ大会」の各部門3位まで入賞された方には、賞状ではなくひまわりの缶バッチを贈ることにしました。

南相馬市では震災と原発事故以降多くの企業が操業を再開しているが、まだまだ原発事故の影響が強く震災前の状態に復帰したいないのが現状です。福祉事業所でも事業を再開していますが、仕事が激減し、利用する障がいを持つ方々への工賃の支払いも大変な状況になっています。

困難を抱える福祉事業所が、多くの人とつながりながら「今やれる 今やる仕事」を作り出すためにチームを組み、そして始まったのがこの「つながり∞ふくしま」の缶バッチ作りです。ふくしまを応援してくれる皆さんとの「つながり」のシンボルグッズとして考えたそうです。

この缶バッチひとつひとつにひまわりの種が2個ついています。

この種は、障がい者の仕事起こし(大地の除染試験やバイオディーゼル燃料、食用ひまわり油つくり)につながります。安心して暮らせるふくしまを取り戻すため私たちにもできることがあるはず。障がいを持つ仲間とともにふくしま再生活動に参加しませんか?と言うことでひまわりの種を付けているようです。

われわれの地域でもひまわりを植えて地域の再生を目指しましたが、半分失敗に終わりました。でも、ひまわりの黄色い大きく元気な花を見ると元気つけられるような気もします。ただ2つの種ですが、それを育てることにより来年は多くの種を増やすことができます。そして、その種を多くの方に分けていただいて増やしていくともっと多くの種が生まれます。そして多くの人とのつながりができてきます。

私も大会の賞品にこの缶バッチを使っていこうと思いました。そして、少しでも南相馬市で頑張っている障がい者のみなさんの応援になればと思います。

今回はひまわりのデザインを選びましたが、缶バッチにはいろいろなデザインがあるようです。詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。