南相馬市長は、
原子力に依存しないまちづくりを進める「脱原発都市宣言」を告示した。
東日本大震災に伴う原発事故を克服し、
原子力エネルギーに依存しないまちづくりを推進していくことを広く市内外に表明するため、
平成27年第2回定例会において「脱原発都市宣言」をする旨を議会に報告し、
平成27年3月25日付けで告示しました。
脱原発都市宣言
(平成27年3月25日 告示第29号)
2011年3月11日、
東日本大震災により南相馬市は未曾有の被害を受けた。
さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い6万人を超える市民が避難を余儀なくされ、
多くの市民が避難の中で命を落とした。
家族をバラバラにされ、
地域がバラバラになり、
まちがバラバラにされ、
多くの人が放射線への不安を抱いている。
南相馬市はこの世界史的災害に立ち向かい復興しなければならない。
未来を担う子どもたちが夢と希望を持って生活できるようにするためにも、
このような原子力災害を二度と起こしてはならない。
そのために南相馬市は原子力エネルギーに依存しないまちづくりを進めることを決めた。
南相馬市はここに世界に向けて脱原発のまちづくりを宣言する。
安全な原子力発電所の神話は消滅した。
事故が起きるとどうなるのかは体験できた。
日本国中にある原子力発電所。
事故が起きたら福島と同じようになることを考えなければならない。
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