3.11東日本大震災が発生してから今日で1年5か月が経過した。
3.11前、南相馬市には71,561人の方が生活していた。地震、津波で犠牲になられた人、原発事故で避難された人といろいろあるが、1年5か月経過した今は44,959人の方が生活している。3.11前の約63%である。
自宅で生活している方は、34,588人。
市内の知人宅や借り上げ住宅で生活している方は、5,052人
市内の仮設住宅で生活している方は、5,339人
原発事故により避難を余儀なくされている方は全国各地に散らばってしまった。いまだに19,383人の方が避難生活を送っている。震災前の約27%である。
その他、3.11以降亡くなられた方が1,756人。転出された方は5,272人いる。約7%の方が南相馬市を去っていった。
亡くなられた方の中には震災関係で亡くなられた方がいる。震災関連死が947人に達した。津波の犠牲になられた方は636人でしたが、その後に発生した原発事故により、緊急に避難を強いられ亡くなられた方、度重なる避難先の移動や遠距離の避難を強いられたこと、長期の避難生活で寿命を縮めてしまわれた方が311人いるそうです。先日も「旧警戒区域」内の自宅に戻り自ら命を絶ってしまった方もいます。これから先まだまだ困難な生活を強いられていくので、「災害関連死」は増えて行くことが予想されるでしょう。
「旧警戒区域」のインフラ整備が整うには後2年の歳月を要するそうです。3.11から1年5か月だからこれまで以上の期間、避難生活を続けなければならないことになります。これまでの避難生活でもストレスから病気になられる方が多くなっているのに、後2年間なんて大丈夫なんでしょうかね。
今、津波による犠牲者のもっとも多かった南相馬市萱浜地区で追悼花火の打ち上げが行われている。雨が降りだしてきたが無事に開催されています。俺の部屋からもはっきり見ることができます。静まり返った町全体に花火の打ち上げる音が響き渡っています。
本来、花火が持っていた「追悼」と「復興」の意味を込めて。被災した一つ一つの町が、自らの力で花火を打ち上げることで、東北を、日本を、明るく、元気にと企画されたようです。
今日は亡くなられた方のご冥福を祈り、花火を見ながら静かにビールを飲んでます。
後、何日たてばもとの生活に戻れるのか
わかりませんが、今は自分の為だけではなく
お世話になった人々や後世の為にも
なんとしてでも完全復興を目的とした
礎を築かなければなりません。
まだまだ、出口さえ見えませんが
悪あがきと思われてもいい、日本人のマンパワーを
見せつけてやりましょう!
一時帰宅の中継所が馬事公苑ではなく
浪江の6号線にあるヨークベニマルになりました。
馬事公苑の除染ももうすぐかな?
馬事公苑も夏までには県から引き渡される予定で交渉してましたので、ほぼ予定通りに進んでいると思われます。これからいよいよ馬事公苑の除染が行われるでしょうから、年明けには馬事公苑で活動ができるかもしれないですね。
そこから本格的に復興を果たすように頑張りましょう!!