南相馬市馬事公苑の除染作業を行った際に変形してしまったゴール。
27基あるゴールの内数台に変形が確認されたが、
その中でも変形のひどいもの2台については新しく交換していただくことになった。
そのゴールがアメリカINNOVA社から届いたので、
今日、交換作業を実施していただいた。
みどりの広場にある常設6番ゴール。
駕篭の部分と根本が折れ曲がっている。
取り外したゴール。
埋設の支柱は現在販売されている物よりしっかりしているのでそのまま使用することにした。
除染により覆土が少ないために高くなってしまったので、
一旦掘り起しを行い高さを調整し埋戻し。
新しいゴールを組み上げて完成。
6番ゴールが新しく生まれ変わりました~(^o^)/
最奥にある常設23番ゴール。
頭の部分と駕篭の部分が変形し陥没している。
陥没している埋め込み支柱を掘り起し。
なんでこんなに陥没してしまったんだろうか?
違う場所に移設しようとしたが、岩盤が固く手掘りでは難しいので元の場所に設置を決断。
現在の埋設支柱はただのパイプ。
ただ埋め戻したのではグラついてダメなのでブレードで転圧。
陥没が解消され正常な高さに調整できました。
ゴールを組み立て完成。
世界一低いゴールだった23番ゴールも新しくなりましたよ(^^)v
やっぱり専門家は仕事が早いですね。
わずか1時間位の作業時間で完成しました。
復興組合の担当者と話をしましたが、
直線坂道に埋設されている除染廃棄物の搬出計画はいまだに不明だそうです。
現在埋設されている除染廃棄物の上を使用することには問題が無いと言うことでした。
しかし、コースを復活させるには除染廃棄物のガス抜き用塩ビパイプが障害になってしまいます。
常設16番はティー付近は廃棄物埋設箇所にかかってますが、半分以上はかかっていません。
と言うことで常設16番の復活を検討することにしました。
現在、ゴールが撤去されているのでとりあえずは仮設のゴールでの対応になるかもしれませんが、
全ホール復旧への第一歩ですね。