風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

なぜ戦争はなくならないのか

2016年02月24日 | 日記
なぜ戦争はなくならないのか。

答:?

という訳で、動物であるヒトの生来の習性として、
自己保存はその起源からインプットされている。
この地球に偶然産み落とされた生物は、自己保存と自己増殖以外ありえない。つまり、食べて生長して子孫を残す。この連続。


郊外の丘陵地帯に設けられた散歩道を歩いた。
野道はいつ歩いても気持ちがいいものだ。
寒い冬日の午後の野道にひとの姿はなかったが、
見晴らしの丘というちょっとした頂に、老夫婦が遠くの景色を眺めていた。「あの山は日光の山だよね」という声が聞こえてきた。確かにはるか遠くに男体山の特徴ある山の形が認められた。この地から日光の山々が見えるのもこの冬の間のことだ。

小一時間の野道ウォーキング。
駐車場にもどると近くの木で野鳥を見つける。
シジュウカラと思ったが胸に黒い帯状がない。
キツツキの仲間のコゲラが一生懸命に小枝をつついている。
双眼鏡でゆっくりと観察。
2羽いるところを見るときっとつがいだろう。
小枝のなかにはきっと餌となる虫。
たくさん食べろよ。

野鳥たちは、餌をついばみ続ける。
そしてねぐらに戻る。
巣には幼鳥が餌を待っているかもしれない。
鳥はえさを探し求めて方方に飛ぶ。
ただ起源からのインプットで動くだけだ。
そこには何の目的もない。
食べて生きて子孫を残して死に絶えること以外は。

動物も植物も微生物もウイルスだって同じだ。

生きるのに適した場所を求めてひたすら拡散させていく。

そして、他の集団と衝突を繰り返し生き残った集団がまた先を進める。より多くの子孫をのこしより長く生き延びるために。


戦争は必然なのか?


コゲラ




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