風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

ぼくのニューヨーク散歩

2019年05月30日 | 日記

<5月19日>

そうだニューヨークに行こう
と思い立って早速下調べを始めたのが3ヶ月前。

そしてニューヨークの格安ツアーを予約した。
ホテルと飛行機代込みで15万円弱。
安い!
これに決めよう。決めた。

最初は旅行サイトであれこれ検索して飛行機とホテルを調べたが、
初めてのニューヨークは全くの素人なので、ここは旅行会社に乗っかることに。

一ヶ所の街だけの目的地は今回が初めてだ。
いつもの旅のかたちは自転車で巡るものだったが、
今回は大都会ニューヨークということで、
自転車はなし。
身軽に。

予備知識ゼロなのでガイドブックを買って読むがピンとこない。
羅列的な紹介文ではなかなかしっくりこない。
そこで、司馬遼太郎の「ニューヨーク散歩」を読む。
図書館で単行本を借りて読む。

大都会だけのイメージしか持っていなかったけど、
この紀行文を読んでニューヨークの街が少し身近になったかな。
コロンビア大学のドナルドキーンの話、
ブルックリン橋のこと、
伊豆下田のハリスのその後のこと、
マンハッタン島の歴史、等々。

そして永井荷風の「あめりか物語」を耽読する。
明治末に2年間マンハッタンで暮らし、見聞や体験をもとに、
少しミステリー仕立てな物語にしてある。
当時のニューヨークが実に興味深く見えてくる。
うーん、もうニューヨーク行き決定だ。
それから、
この永井荷風のあめりか物語とふらんす物語の2冊をもとにした
当時のニューヨークと現在のニューヨークを比較対比した本を見つけた。

「荷風とニューヨーク」末延芳晴著

この本はある種の永井荷風論でもあると思う。

この本が今回の旅の良いお供になった。

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出発は関西国際空港。
午後4時のフライトなので前日の夜行バスで東京から難波へ。
久々の夜行バスはシニアの身にこたえる。
格安チケットゆえんかな?
初日からしんどい。
デルタ飛行機は予定通り4時に離陸、経由地シアトルへ向けて。
また長いフライトの始まりだ。



コメント
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