バッハ無伴奏の取り組み
昨年からバッハの無伴奏チェロ組曲の練習を始めた。
テキストは、スズキメソッド教本のメヌエットから。
練習を始めてしばらくして、ネットでいろいろ検索してみると、
奏法から楽譜選びのことまでたくさんの話題が出ていた。
スズキメソッドは確かに弾きやすいように楽譜ができているらしい。
そこで、他の楽譜を探してみると、
評価や感想は人によって違うのは当たり前だけど、
概ねよしとされている楽譜の購入をすることに。
実は、今年からチェロの先生を変えることにした。
と、言うより先生を二人にしたと言ったほうがいいか。
チェロレッスンは、個人レッスンでは1時間5000円が一般的な料金なので、
月に一回、二人の先生のレッスンでは1万円になる。
これは、今までとあまり変わらないので、
しばらくは、お二人に学ぶことにした。
メヌエットは無伴奏のなかでも比較的小品だとおもうが、
とても気持よく演奏できる曲だ。
無伴奏特有の、低音と重音の和音の響きがかっこいい。
なんだかチェロがうまくなったような錯覚を覚えてしまう。
しかし、レッスンを受けてみると、
いろいろと出てきます。
まず、ボーイングのちがい。
テンポのダメ出し。
等々。
お二人の先生の、指摘のちがいをこっそり楽しむゆとりはないけど、
よく言われるとおりに、バッハは人それぞれである。
ということは、自分もそれなりに、という甘い考えは捨てよう。
こつこつ、
ちょっとづつ、
楽しみましょう。
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