オーケストラの席順
オーケストラの席順は気になるところ。
所属している市民オーケストラでの自分の席は、
末席をいつも希望している。
なにせヒヨッコなので。
ベテランに混じってついていくのが精一杯。
だから
末席がいいと思っている。
チェロは2人で一つの譜面台を使う。
楽譜も一つで、譜めくりは右に座る裏と呼ばれる人が行う。
その列をPultと言い、前から1プルト、2プルト、、、と言う。もちろんトップは最前列の左側。
観客席に一番近いところに位置する。
だけど、
今回の定期演奏会では、2列目の右側。
おお結講前ではないか。
左前にはチェロトップが位置している。
これはありがたい。
トップの教育的配慮かな。
演奏で長い休止符があると途中で分からなくなってしまうが、
トップの動きを見ていると分かる。
からだのはずみをつけてくれるので、
その動きに合わせてこちらも動く。
トップのダイナミックな弓さばきに合わせて、
自分も大きく弓を動かす。
なんだか上手く弾いているような錯覚も。
後ろからもいい音が聞こえてくる。
守られているような雰囲気だ。
流石です。
わたしをリードしてくれるチェロメンバーたちは、
チェロ歴30年、40年の人。
そして小学校から始めた人も2人いる。
わたしはちょうど6年。
オーケストラに入って4年。
定期演奏会が近づいて来た。
シェラザード。
楽しみだ。