多治見・中津川間 廃線前の旧線
瑞浪・釜戸・武並・恵那と進む。
瑞浪から先は、昭和43年10月の中津川電化開業まで残っていた非電化区間になる。
瑞浪・釜戸・武並間は駅間に信号所を設置して複線化工事が進められた。
即ち、信号所が工事完成区間と未完成区間の境界になっていて、これらの信号所は工事完成後に撤去された。
瑞浪・釜戸間は7.4キロでやや長い。瑞浪から3.2キロの下畑信号所までは瑞浪電化時にすでに複線化済であった。
その先は土岐川右岸沿いに曲線の連続区間があり、釜戸手前まで複線で別線が建設された。旧線は43年に廃止。
写真は、この区間の瑞浪方面の展望で左手に土岐川に架かる名滝橋、右手に旧線と国道19号線が見える。
旧線は瑞浪に向けて直線が続いているが、写真手前の地点から先が曲線区間になっていた。
新線は写真の直線区間の先の辺りで左手に分岐して、蛇行する土岐川を2回渡りトンネル1ヵ所を抜ける。
42年6月4日、瑞浪・釜戸間の旧線で撮影。
フイルム取出しに失敗して何枚か没になった。当時よく経験したことである。
D51牽引 後補機付の下り貨物653レ
重油併燃装置付D51-636[中]の後補機 この頃は逆向きで連結されていた
D51-827[中]牽引の上り松本発名古屋行826レ
キハ58系下り急行第2"しなの" 後尾から
1967.6 瑞浪・釜戸
42年9月、白狐温泉辺りの曲線区間で撮影。多数のケーブルがあって先頭はまともに撮れなかった。
D51の後補機の上り貨物6654レ 土岐川沿いを行く
キハ58系下り急行第1"ちくま" 後尾から釜戸方面を望む
1967.9 瑞浪・釜戸
半年後の43年4月1日の撮影。
武並・恵那間で撮影後、路線バスで国道19号線を南下、竜吟滝で降りて旧線沿いに釜戸・下畑信号所間を歩いた。
まずは釜戸直前の20‰の上り勾配。短区間であり、平坦区間から緩い勾配を加速してきたD51の煙は期待外れ。
D51牽引の下り貨物655レ
D51の後補機
右前方は建設中の新線
キハ58系下り急行第1"ちくま" 後尾から
下畑信号所近くまで来て瑞浪方面を望む。左手前に見える築堤は東に分岐して建設中の新線。
下り旅客牽引のD51が緩い上り勾配を高速でやって来た。
D51牽引の下り塩尻行831レ
ここからしばらくは平坦区間 右前方は国道19号線の路線バス
キハ58系上り急行第1"ちくま" 白狐温泉辺りの曲線区間に戻って撮影
1968.4 瑞浪・釜戸
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