ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムカシトンボ 2017<4月②>

2017-04-19 | ムカシトンボ科

<4.17>

遅い羽化のピーク迫る

ムカシトンボの羽化撮影、前回は中途半端で、2日空けて出直しです。20℃超えが続き羽化が進んでいるはず。
遅いピークが迫って、この日は3♂、1♀の羽化を目撃しました。開けた空間で摂食飛行も見ています。

何時ものルートを辿って探索、最初の目撃地点では2m程離れて2♂が羽化していました。到着時は9時40分。
気温が上がって羽化開始が早く、その後目撃の個体も翅が伸びた状態でした。最高気温は25℃、最低21℃。

♂ 羽化




近くにいた♂は高い位置で羽化。2♂がほぼ同時に羽化を開始したようです。

♂ 羽化




撮影もそこそこに、焦って上流を探索しましたが、次に見つけたのは飛立ち間近な♀でした。

♀ 羽化




開翅


飛立ち寸前


10時54分、飛立ち 開翅して約1分後


4頭目も飛立ち間近の♂。枯葉にいて往路では見過ごしていました。11時半頃、目を離した隙に飛立ちました。

♂ 羽化




最初の♂を見てから約2時間経過、飛立つ頃です。元の場所に戻って狙いましたが、ピントが今一きていません。

♂ 羽化






開翅


11時52分、飛立ちました。開翅して約4分後でした。羽化殻から真上に上がった瞬間が狙い目なのですが。

飛立ち


もう一方の♂は、約1分遅れて開翅して同じく約4分後の11時53分に飛立ちました。
気温が高く、翅が伸張して飛立つまでの時間が短いようです。見た範囲で正午過ぎまで残った個体は皆無でした。

♂ 羽化




開翅


飛立ち

2017.4.17 東京都


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