【優愛は創造主(作者)に過去を描かせた】
をのひなおさんの人気漫画『明日、私は誰かのカノジョ』の話です。
おそらく一番人気の萌ちゃん編を言いたい放題したシリーズはここから各回に飛べるので、よろしければどうぞ。
↓
・萌ちゃん編『明日カノ』言いたい放題・その6。
ドラマ化も果たし、名実共にヒット作となった『明日カノ』。
この大ヒットは萌ちゃんという運命の主人公、そして優愛(ゆあてゃ)という女神がいなければありえなかっただろなー…と私はしみじみしております。
明日カノシリーズの正ヒロイン(主人公)は雪さんだし人気あるけど、読み返してみてもシリーズ初期…はっきりいえば雪編・リナ編は読み物として面白いけれど私には物足りなくて
「この調子で通していたら大ヒットすることはなかっただろうなー」
と考えてしまいます。
ヒロインの雪さんもリナちゃんも好きなんだけどね。
なぜ物足りないかというと、現在につながるはずの過去を描写するのを明らかに作者さんが拒んでいるのが察せられたから。
雪さん編ではぼんやり一瞬だけ、リナちゃん編では一切過去を描かないという拒絶ぶりで
「そこがなければ現在も未来も説得力なくなっちゃうよ…」
と私は読んでいて思いました。
続く整形依存症美女・彩さん編でほんの数ページだけ描写されて、それはあまりにも
「よくある、けれど辛すぎる残酷な過去」
だったので私も感動したし、多くの読者がそうだったでしょう。
をのさんは今ありそうなリアル、本当の気持ち、を描くのはとてもお上手だけど因果律を描くのは不得手って幹事がしましたね。
リナ編だったらなぜリナがあんなに病んでしまって○春するのか、セック○依存症か恋愛依存症かというくらい不安定なのか、現在に至るまでの理由・歴史を描けばもっともっと良かったのに描かなかった。
苦手なんだろうな、あるいは気持ちを削るようにして創作するタイプの作家さんだから負荷がかかりすぎるのか…なんて思いながら読み進めて、萌ちゃん編ではやっと楓に依存するまでの過程が描かれた。
それが素晴らしかったから大人気になったんでしょうね。
雪リナ編の調子で通したらきっとここまで人気作にならなかったと私は思う。
さて、正ヒロイン・雪さんに並ぶか凌駕するかするかってくらい大人気になったキャラクターが高橋優愛=ゆあてゃ。ちゃんなわけですが、萌ちゃんと並んでこのキャラクターは作者さんにとって女神だと強く思う。
なぜなら…優愛を生み出したから作者さんは過去を描けるようになったから。
人気が出すぎて番外編という形でゆあてゃ高校生編が描かれましたが、あれこそが女神(優愛)の創造主(作者)への贈り物。
試練にして最高の宝だったのだ。
あれほど過去を描写するのを拒んでいるように見えた創造主に試練を与え、キャラクターの歴史・因果律を描かせる訓練をさせたのは大きい。
優愛がいなければ今の江美さん編ストーリーはぜったいぜったいできなかったと私は考えちゃうな。
もし優愛がいないで『明日カノ』が続いていたら江美さん編はもっともっと薄くて軽くて
「理由が知りたいのに」
「なんか盛り上がらない」
「気持ちはリアルだけど、それ以上がない」
ストーリーになったでしょう…。
優愛は創造主に
「過去を描け、理由から逃げるな!」
と試練を与えた。
だから彼女は『明日カノ』界の過去を司る女神だと思うのだ。
作るという行為はまっこと不思議。
己から出たものから教えられたり救われたりするんだから…。
さて、明日カノ。
人気が出すぎちゃったので、予定よりはるかに連載は長寿となるかもしれない。
でも…過去を描く試練を乗り越えた今のをのさんなら、いい作品を描いてくれるんじゃないかなーとワクワクします。
雪さんの物語はいつか続編が必ず来ますが、きっと当初より深く(痛く?)素晴らしい物語になる…そんな気がします。
あ、ちなみに次の主人公はレターかどうか問題ですが、私はレター編は
「別に…」(20年くらい前のネタかこれ?)
です(笑)。
どうせレターも私生活はつまらなくて大変で、ストレスか貧困ゆえに体重増加したんだろうなーと想像できちゃうし。
スペコンでネタばらししてくれたら嬉しいってくらい。
次のヒロインは未来さんかちえママがいいな~。
幸子さん編もいいんだけど、きっと主人公は名前2文字(2音)しばりだから無理なんですよね…。
ゆき→りな→あや→もえ→ゆあ→るな→えみ→???
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※スキンケア記事・まとめ。
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↓
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ドラマ化も果たし、名実共にヒット作となった『明日カノ』。
この大ヒットは萌ちゃんという運命の主人公、そして優愛(ゆあてゃ)という女神がいなければありえなかっただろなー…と私はしみじみしております。
明日カノシリーズの正ヒロイン(主人公)は雪さんだし人気あるけど、読み返してみてもシリーズ初期…はっきりいえば雪編・リナ編は読み物として面白いけれど私には物足りなくて
「この調子で通していたら大ヒットすることはなかっただろうなー」
と考えてしまいます。
ヒロインの雪さんもリナちゃんも好きなんだけどね。
なぜ物足りないかというと、現在につながるはずの過去を描写するのを明らかに作者さんが拒んでいるのが察せられたから。
雪さん編ではぼんやり一瞬だけ、リナちゃん編では一切過去を描かないという拒絶ぶりで
「そこがなければ現在も未来も説得力なくなっちゃうよ…」
と私は読んでいて思いました。
続く整形依存症美女・彩さん編でほんの数ページだけ描写されて、それはあまりにも
「よくある、けれど辛すぎる残酷な過去」
だったので私も感動したし、多くの読者がそうだったでしょう。
をのさんは今ありそうなリアル、本当の気持ち、を描くのはとてもお上手だけど因果律を描くのは不得手って幹事がしましたね。
リナ編だったらなぜリナがあんなに病んでしまって○春するのか、セック○依存症か恋愛依存症かというくらい不安定なのか、現在に至るまでの理由・歴史を描けばもっともっと良かったのに描かなかった。
苦手なんだろうな、あるいは気持ちを削るようにして創作するタイプの作家さんだから負荷がかかりすぎるのか…なんて思いながら読み進めて、萌ちゃん編ではやっと楓に依存するまでの過程が描かれた。
それが素晴らしかったから大人気になったんでしょうね。
雪リナ編の調子で通したらきっとここまで人気作にならなかったと私は思う。
さて、正ヒロイン・雪さんに並ぶか凌駕するかするかってくらい大人気になったキャラクターが高橋優愛=ゆあてゃ。ちゃんなわけですが、萌ちゃんと並んでこのキャラクターは作者さんにとって女神だと強く思う。
なぜなら…優愛を生み出したから作者さんは過去を描けるようになったから。
人気が出すぎて番外編という形でゆあてゃ高校生編が描かれましたが、あれこそが女神(優愛)の創造主(作者)への贈り物。
試練にして最高の宝だったのだ。
あれほど過去を描写するのを拒んでいるように見えた創造主に試練を与え、キャラクターの歴史・因果律を描かせる訓練をさせたのは大きい。
優愛がいなければ今の江美さん編ストーリーはぜったいぜったいできなかったと私は考えちゃうな。
もし優愛がいないで『明日カノ』が続いていたら江美さん編はもっともっと薄くて軽くて
「理由が知りたいのに」
「なんか盛り上がらない」
「気持ちはリアルだけど、それ以上がない」
ストーリーになったでしょう…。
優愛は創造主に
「過去を描け、理由から逃げるな!」
と試練を与えた。
だから彼女は『明日カノ』界の過去を司る女神だと思うのだ。
作るという行為はまっこと不思議。
己から出たものから教えられたり救われたりするんだから…。
さて、明日カノ。
人気が出すぎちゃったので、予定よりはるかに連載は長寿となるかもしれない。
でも…過去を描く試練を乗り越えた今のをのさんなら、いい作品を描いてくれるんじゃないかなーとワクワクします。
雪さんの物語はいつか続編が必ず来ますが、きっと当初より深く(痛く?)素晴らしい物語になる…そんな気がします。
あ、ちなみに次の主人公はレターかどうか問題ですが、私はレター編は
「別に…」(20年くらい前のネタかこれ?)
です(笑)。
どうせレターも私生活はつまらなくて大変で、ストレスか貧困ゆえに体重増加したんだろうなーと想像できちゃうし。
スペコンでネタばらししてくれたら嬉しいってくらい。
次のヒロインは未来さんかちえママがいいな~。
幸子さん編もいいんだけど、きっと主人公は名前2文字(2音)しばりだから無理なんですよね…。
ゆき→りな→あや→もえ→ゆあ→るな→えみ→???
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