鳥まり、参る!

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自虐という毒、自傷行為。

2022年08月09日 | シリアス
【共通点、自虐癖】

美しく、優しく、賢い。

そんな素晴らしい女性なのに、ここ数年でびっくりするほど病んでしまわれた人を現実に二人知っている。

一人はアルコール依存症で治療中。

もう一人は重度の過食症と自責思考に苦しんでいらっしゃる…けど病院にいかないので

「自分は問題ない」

と言い切ってしまっている。

友達と

「あの二人、すごく心配だね…」

と少し前に話した。

「あんなに素敵な人なのになぜ…」

「二人の、美人で優しくて賢い以外の類似点てどこだろう?」

と話していくうちに

「二人共、自虐ネタでコミュニケーションする癖が未だに強く残っている」

と気付いた。

昔は流行っていたんですよ、女性…特に若い女性が自分のことを面白おかしく下げて語って笑いを取るっていうコミュニケーションスタイルが。

人権意識なんて微塵も存在しない時代であったなあ

時代と共に少しずつ

「自分を愛する」

「自分を肯定する」

ことが流行りはじめ、それが曲解されたり知らないことだから皆手探りで失敗したりしながら定番になっていった。

でもこの二人の美女は自虐スタイルをぜったいに手放さず、あの時代のままで自分を卑しめ続けてきたように見える。

「自虐って、自傷行為であり、毎日自ら少量の毒を飲み続ける行為なのかもしれないね…」

そんなことを二人でションボリ話し合いました。

そしてこんなことを思い出した。

私が少女の頃、先生だか誰かが

「○○(アジアのとある国)の留学生は気難しくて大変。

 ちょっと注意するとすぐプライドを傷つけられたって大騒ぎする。

 だから彼ら・彼女らに注意するのは日本人生徒にするよりずっと気を使う」

と愚痴っていた。

それで

「気が強い人が多いのかなー」

なんて皆で考えていたけれど、思い出してみれば当時の…もしかしたら今でもそうだけど、日本における上の立場→下の立場への注意や教育っていじめだった。

辱め、というのかな、とにかく嫌な気分にさせて落ち込ませるようなひどいものが本当に多かったのだ。

それを私たちは当たり前だと受け止めて耐えるしかなかった。

訓練されていた。

むしろ、あれは怒っていいものだったのかもしれない。

注意・指摘・教育は人権侵害や辱めではないのに、それを言い訳にして加害行為を社会全体でゆるしていた。

今ではそう考えますね。

自虐は、そんな野蛮な上下関係が固定された世界ではある種のバリアになったから流行ったのだと思う。

相手へのバリアであり、自分への言い聞かせでもあった。

でもやっぱり誰も自分をダメだとかブスだとか思いたくないし、言われたくない。

踏みつけられたら痛いし辱められたら辛い。

やっぱり自傷行為であり、即死しない量の毒だったんだろう。

それが毎日毎日、美女たちの心を内側から壊した。

そして今アルコール依存になったり過食になったりしながら苦しんでいる。

悲しいけれど、あってる気がするよ…

過食の方の美女はいつもいつも

「私、デブだから!」

とネタにするのだが、そう言いながら…はっきり書けばLLサイズの服しか入らない体になってもなお、Sサイズの服を取っておくしSサイズの服を買ってしまう。

自虐ネタにしてるけれど自分が一番Sサイズが入らなくなった事実を受け入れられない、それくらい辛いと考えているんじゃないかな…。

背の低い人はやりがちなことですけどね、サイズアップしてもSかMで買うのをやめられない。

「だって丈が長いんだもん」

と言い訳するまでがワンセットでな。

今は昔と違ってLサイズ以上の可愛い服・センスいい服がいっぱいあるのになあ。

悲しいね。








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