【否定して、見ないふりして、爆発する】
この記事(→・生霊出ちゃった☆)の続きみたいな話です。
生きた人間の怨霊とも言われる生霊。
スピを信じる信じないは人によるけれど
「あの人、念強そう~」
「恨まれたらしつこそう~」
ってのは、ありますよね(笑)。
否定する人はめったにいないんじゃない?
そんな生霊を書いた元祖創作物といえば『源氏物語』でしょう。
最も人気のあるツンデレヒロイン・葵の上ちゃんを呪い殺してしまうことで有名な六条御息所。
※六条御息所(Wikipedia)
『源氏』を読んだことのない人にざっくり説明すると、主人公の光源氏(絶世の美男子で、惚れさせた女を不幸にさせがち)のうんと年上(7才~17才差まで諸説あり)の愛人・六条御息所は高貴で美しく知性に溢れたプライドの高い女性。
年下男・光源氏の熱烈アプローチに圧倒され関係を持つようになると、あっという間に自分の方が相手に夢中になってしまいます。
あるある話で、そうなっちゃうと相手は飽きて寄り付かなくなり、よそで恋をする。
しかも
「あの人は奥さんを愛してなんかいなかった」
と信じていたのに、光源氏の正妻・葵上は妊娠。
御息所は絶望してしまいます。
現代にも通じるあるある話ですよね。
不倫中毒の女性が別れるタイミングはたいてい相手の奥さんが妊娠した時だと言われています(笑)。
「悲しい」
「辛い」
「嫉妬で狂いそう」
しかし、プライドの高い彼女は自分でそれを受け入れられず抑圧してしまう。
その行き場のないエネルギーが生霊となって肉体を抜け出し、少年時代の光源氏が最も愛した女性=夕顔ちゃん・出産で弱った正妻葵の上を取り殺してしまうのだ…自分が否定した感情が化け物となって暴れて命すら奪う…。
おっそろしいですね。
光源氏も年取るほどにクズになっていくので、六条御息所は生前は生霊として、死後は怨霊としてたびたび現れます。
しかしながら、光源氏本人ではなく彼の愛でる女性達を苦しめるというのが…まあ、本当に現実でもよくある話で。
たしか作中では
「あなた(光源氏)は守りが強すぎて手出しできないので、代わりに女君達に仇をなした」
みたいな記述があった気がする。
そんなかわいそうでおそろしいキャラクターが六条御息所なわけなんですけど、
「生霊って、そうやって飛んでしまうのかもなあ…」
と納得してしまう。
【受け入れがたい感情の処理は古代から人を悩ませていたのかも】
この記事(→・生霊出ちゃった☆)では、実家に帰ってママに甘えたいけれどプライドもあって帰れない、そしてその気持ちを認めたくもない娘さんの思いが帰ってきてしまったという話を書いています。
御息所とかぶるのは、強い思い、そしてそれを受け入れられないということ。
受け入れられたら感情ってそんなに悪さしないと思うんだよなー私は。
「あいつが憎い!」
と
「あんなやつ、なんともない!
憎んでなんかない!
自分はそんなこと考えてないし思ってない!
誰がそんなかっこ悪いこと思うもんか!」
だったら、後者の方がエネルギーが爆発しやすいのだ。
そして、案外真面目ないい人の方がこうやって感情を抑圧してしまいがち。
怨霊化しやすいのは、真面目で一途で、信念のある善良な人だと言われている。
御息所にも当てはまりますし、日本三大怨霊と呼ばれている菅原道真・平将門・崇徳天皇も伝承を調べると本当にいい人たちなんですよ。
※日本三大怨霊(Wikipedia)
道真公は今でも広く敬愛されていて有名だし、崇徳天皇も悲劇の物語が語り継がれている。
将門公も弱い者いじめをぜったいゆるさない優しい人だったそうですよ。
いい人だからこそ、怨霊化してしまう…これってなんだか、今話題の新○教問題とかぶりますね
【生霊飛ばしはすごく疲れるらしいよ】
上に書いた娘さんのお母さん、大先輩レディーはこんなことを話してくれた。
「あの子(帰りたい気持ちだけ帰ってきちゃった娘さん)は昔からいつも疲れていて、家にいる時間は眠ってばっかりだったの。
子どもの頃からプライドが高くて自分の気持ちを認めないことが多かった。
素直じゃないの。
あの子きっと昔から生霊飛ばし体質なんじゃないかしら…だからきっとあんなに毎日抜け殻みたいに眠っていたんだわ。
なんだかとっても納得できちゃうのよね…。
寂しいって認めちゃえば生霊飛ばないで体力温存できるでしょうに、もったいないわ」
なるほどー…。
念にしても生霊にしても、飛ばすって本当に大変そうだものな。
生霊飛ばしってなんか、キレに似ているね。
スピリチュアル的にキレるか、一応肉体でキレるかの違いなのだろうか。
意図的に…呪詛的に飛ばす人もいるのだろうけどね。
・コミックエッセイ『キレる私をやめたい』。
キレたり飛ばしたりせず、現実的に幸せになるための行動が取れたらいいね…体力温存できるし。
はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪
※対面有料カウンセリングやってます。
※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!
※モテ服関連記事・まとめ。
この記事(→・生霊出ちゃった☆)の続きみたいな話です。
生きた人間の怨霊とも言われる生霊。
スピを信じる信じないは人によるけれど
「あの人、念強そう~」
「恨まれたらしつこそう~」
ってのは、ありますよね(笑)。
否定する人はめったにいないんじゃない?
そんな生霊を書いた元祖創作物といえば『源氏物語』でしょう。
最も人気のあるツンデレヒロイン・葵の上ちゃんを呪い殺してしまうことで有名な六条御息所。
※六条御息所(Wikipedia)
『源氏』を読んだことのない人にざっくり説明すると、主人公の光源氏(絶世の美男子で、惚れさせた女を不幸にさせがち)のうんと年上(7才~17才差まで諸説あり)の愛人・六条御息所は高貴で美しく知性に溢れたプライドの高い女性。
年下男・光源氏の熱烈アプローチに圧倒され関係を持つようになると、あっという間に自分の方が相手に夢中になってしまいます。
あるある話で、そうなっちゃうと相手は飽きて寄り付かなくなり、よそで恋をする。
しかも
「あの人は奥さんを愛してなんかいなかった」
と信じていたのに、光源氏の正妻・葵上は妊娠。
御息所は絶望してしまいます。
現代にも通じるあるある話ですよね。
不倫中毒の女性が別れるタイミングはたいてい相手の奥さんが妊娠した時だと言われています(笑)。
「悲しい」
「辛い」
「嫉妬で狂いそう」
しかし、プライドの高い彼女は自分でそれを受け入れられず抑圧してしまう。
その行き場のないエネルギーが生霊となって肉体を抜け出し、少年時代の光源氏が最も愛した女性=夕顔ちゃん・出産で弱った正妻葵の上を取り殺してしまうのだ…自分が否定した感情が化け物となって暴れて命すら奪う…。
おっそろしいですね。
光源氏も年取るほどにクズになっていくので、六条御息所は生前は生霊として、死後は怨霊としてたびたび現れます。
しかしながら、光源氏本人ではなく彼の愛でる女性達を苦しめるというのが…まあ、本当に現実でもよくある話で。
たしか作中では
「あなた(光源氏)は守りが強すぎて手出しできないので、代わりに女君達に仇をなした」
みたいな記述があった気がする。
そんなかわいそうでおそろしいキャラクターが六条御息所なわけなんですけど、
「生霊って、そうやって飛んでしまうのかもなあ…」
と納得してしまう。
【受け入れがたい感情の処理は古代から人を悩ませていたのかも】
この記事(→・生霊出ちゃった☆)では、実家に帰ってママに甘えたいけれどプライドもあって帰れない、そしてその気持ちを認めたくもない娘さんの思いが帰ってきてしまったという話を書いています。
御息所とかぶるのは、強い思い、そしてそれを受け入れられないということ。
受け入れられたら感情ってそんなに悪さしないと思うんだよなー私は。
「あいつが憎い!」
と
「あんなやつ、なんともない!
憎んでなんかない!
自分はそんなこと考えてないし思ってない!
誰がそんなかっこ悪いこと思うもんか!」
だったら、後者の方がエネルギーが爆発しやすいのだ。
そして、案外真面目ないい人の方がこうやって感情を抑圧してしまいがち。
怨霊化しやすいのは、真面目で一途で、信念のある善良な人だと言われている。
御息所にも当てはまりますし、日本三大怨霊と呼ばれている菅原道真・平将門・崇徳天皇も伝承を調べると本当にいい人たちなんですよ。
※日本三大怨霊(Wikipedia)
道真公は今でも広く敬愛されていて有名だし、崇徳天皇も悲劇の物語が語り継がれている。
将門公も弱い者いじめをぜったいゆるさない優しい人だったそうですよ。
いい人だからこそ、怨霊化してしまう…これってなんだか、今話題の新○教問題とかぶりますね
【生霊飛ばしはすごく疲れるらしいよ】
上に書いた娘さんのお母さん、大先輩レディーはこんなことを話してくれた。
「あの子(帰りたい気持ちだけ帰ってきちゃった娘さん)は昔からいつも疲れていて、家にいる時間は眠ってばっかりだったの。
子どもの頃からプライドが高くて自分の気持ちを認めないことが多かった。
素直じゃないの。
あの子きっと昔から生霊飛ばし体質なんじゃないかしら…だからきっとあんなに毎日抜け殻みたいに眠っていたんだわ。
なんだかとっても納得できちゃうのよね…。
寂しいって認めちゃえば生霊飛ばないで体力温存できるでしょうに、もったいないわ」
なるほどー…。
念にしても生霊にしても、飛ばすって本当に大変そうだものな。
生霊飛ばしってなんか、キレに似ているね。
スピリチュアル的にキレるか、一応肉体でキレるかの違いなのだろうか。
意図的に…呪詛的に飛ばす人もいるのだろうけどね。
・コミックエッセイ『キレる私をやめたい』。
キレたり飛ばしたりせず、現実的に幸せになるための行動が取れたらいいね…体力温存できるし。
はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪
※対面有料カウンセリングやってます。
※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!
※モテ服関連記事・まとめ。