【少女漫画も少年漫画も地雷だらけ】
恋愛カテゴリーの記事書いてきた身ではありますが、いやもー本当に。
日本は正しい恋愛の教科書がないね!
探せばあるのかもしれないけど、絶版になってるんじゃないだろうか。
それくらいない。
二次元(漫画、アニメ、ゲーム)を無意識に恋愛の教科書にしてしまうことはありがちですが、少女漫画もヤバイし少年漫画もヤバイしで地雷だらけ。
どれもおよそ基礎教育に足るものではないでしょう。
だいたいそれらがきちんと教科書の役割を果たしていれば、これほど日本のカップル・夫婦・元カップル・元夫婦の不仲はなさそうです。
バブルの頃にまさに恋愛適齢期だったというレディーがこんなことをおっしゃった。
「今の子たちは恋愛の教科書がないから大変よね。
私たちが若い頃はドラマも漫画も雑誌も恋愛の教科書だらけで、クリスマスの過ごし方とか事細かに教えてもらえたものよ」
いや~…それは…。
かつて『名作』だといわれた人気作もあったかもしれないけど。
恋愛の姿をかりたお金を使わせるためのプロモーションにみんなが無邪気にのっかりやすい時代だっただけなのでは?
ネットもないから発信者(マスコミ)にとても都合のいい構造だったと思うし。
まあ「恋愛の教科書だった」と仮定しても、その結果結婚した男女が今仲良しか?ってのを考えると
「いい恋愛の教科書とはいえなかった」
ってのが事実じゃないかと。
宝塚で人気少女漫画『花より男子』が舞台化されたとき、
「これは…読み継いではいけない作品なんじゃないかな~…」
って私は大ショックだったよ。
あの原作漫画はバブル時代に連載が始まっているので、世相がすごく強く作品に出てるのね。
「金が権力」
「権力者はどんな汚いことしてもいい」
「貧乏人に発言権無し」
「セック○は女が男にやらせてあげるもの」
「童貞はカッコ悪い」
「処女が価値が高い」
「金を持っていることとルックスが優れていることがエレガンスで、発する言葉や行動は関係ない」
「モテればモテるほどエライ」
「女は男をコントロールできなければならない」
「男に尽くさず、振り回す女に価値がある」(これ、バブル期特有の文化らしい。金がありあまってるので余裕があったからとか)
まあ、他にもあるけど現在見るとドン引きすることがいっぱいで。
脚本は原作のいいところどりをしているだけあって面白かったし、主演の二人のキャラクター再現度と熱演が本当に素晴らしくて感動したんだけど…恐ろしかった。
少年漫画は今も昔も
「性犯罪を推奨する気か…」
というものが多い。
セクシー表現の多さに最初はとにかく驚いたよね。
女性ファンが多くつく作品はたいていそういう表現が少ないものなので、そうはいっても無意識にみんな選別してるのかな~としみじみ感じたことも。
少女漫画でも少年漫画でも最悪なのはハーレムものですね。
異性の美形キャラクター全員が主人公に惚れているというもの。
「あんなん真に受ける人いないでしょ」
と思われるでしょうが、影響される人めちゃくちゃいます。
そういう人は
「愛されるはずなのに、愛されない。
異性がゆるせない!!」
っていう過激派になっていくのだ…。
【モテ本もねー…】
となると、恋愛テクニック本、いわゆるモテ本が教科書かな?となる。
けど…。
うーん。
私も
「モテたい!」
と思ってた幼い頃~若い頃ずいぶんモテ本読んできましたけど、今となってはほとんどがダメかな。
社会自体が成熟してないからか、女性向けでは
「なんでもかんでも女のお前が悪い」
って感じだし(近年のエセスピ本がやたらセルフィッシュを礼賛したのは、この反動?)男性向けは少年漫画と同じで
「性犯罪を推奨したいのか?」
って恐ろしい記述が目立つ。
恐ろしく古い定番なモテ本の教えを紹介すると
女性向け→手作りバナナケーキをプレゼントして女子力アピール
男性向け→女はやった男を好きになる。部屋に送らせるのはやりたいアピールだから男らしく強引に決めろ!
2020年の今読むと
「ポカーン…」
じゃないですか?
でも間違いなくこれが近年までのスタンダードな教えだったのですよ。
男性向けの
「やりたがってるんだからやってやる」
は女性からしたら
「そんなの性同意じゃないよ!」
って思うし、女性向けの
「手作りバナナケーキうんぬん」
は男性からしたら
「好きな子がしてくれたら嬉しいけど別に好きじゃない子にやられても…」
と思うんじゃないかな?
「いい友情なくしていい恋愛なし」
という言葉は独身時代モテモテだった私の姉の言葉なんですが、大人になってみると
「友情という言葉の意味をコミュニケーションとするなら、たしかにそうだな」
って共感するね。
恋愛の前に人と人との健全なコミュニケーションありきでしょうっていうこと。
【そもそも我々は傷つきすぎているのかもしれない】
そしてもうひとつ思うのは、男女共に恋愛以前に傷ついてることがあって、それが恋愛で悪く作用することが多いなってこと。
家族、学校、会社…そういうところでついた傷(思い込みだったり、悪い刷込みだったりする)を放置して治療していないから、恋愛でそれが取り返しのつかない失敗をさせる。
「つきあうけど、長く続かない」
という人のことを男女問わずモテる人だと考える人がいるけれど、あれも問題なんですよ。
(ルダス型のように長い付き合いをそもそも望まない人もいるけど、そういう人はわざわざ自分から言いません)
だって相性のいい相手を見つけられないか、良好な人間関係をキープする力がないってことだから。
そういう問題には、ぜったいに恋愛以前の問題が隠れている。
自分を正しく知る。
知って、傷ついてるなら癒す。
物事を正しく把握できない状態なら、正しく把握できる訓練をする。
うん、モテ本にはまず書いてないことだわ…。
正しい恋愛の教科書で、義務教育で学べたらいいのにね。
もちろん
「異性愛がすべてじゃない」
「恋愛を好まない人もたくさんいる」
「恋愛をするのがエライわけではない」
ってことも込みで!
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※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
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恋愛カテゴリーの記事書いてきた身ではありますが、いやもー本当に。
日本は正しい恋愛の教科書がないね!
探せばあるのかもしれないけど、絶版になってるんじゃないだろうか。
それくらいない。
二次元(漫画、アニメ、ゲーム)を無意識に恋愛の教科書にしてしまうことはありがちですが、少女漫画もヤバイし少年漫画もヤバイしで地雷だらけ。
どれもおよそ基礎教育に足るものではないでしょう。
だいたいそれらがきちんと教科書の役割を果たしていれば、これほど日本のカップル・夫婦・元カップル・元夫婦の不仲はなさそうです。
バブルの頃にまさに恋愛適齢期だったというレディーがこんなことをおっしゃった。
「今の子たちは恋愛の教科書がないから大変よね。
私たちが若い頃はドラマも漫画も雑誌も恋愛の教科書だらけで、クリスマスの過ごし方とか事細かに教えてもらえたものよ」
いや~…それは…。
かつて『名作』だといわれた人気作もあったかもしれないけど。
恋愛の姿をかりたお金を使わせるためのプロモーションにみんなが無邪気にのっかりやすい時代だっただけなのでは?
ネットもないから発信者(マスコミ)にとても都合のいい構造だったと思うし。
まあ「恋愛の教科書だった」と仮定しても、その結果結婚した男女が今仲良しか?ってのを考えると
「いい恋愛の教科書とはいえなかった」
ってのが事実じゃないかと。
宝塚で人気少女漫画『花より男子』が舞台化されたとき、
「これは…読み継いではいけない作品なんじゃないかな~…」
って私は大ショックだったよ。
あの原作漫画はバブル時代に連載が始まっているので、世相がすごく強く作品に出てるのね。
「金が権力」
「権力者はどんな汚いことしてもいい」
「貧乏人に発言権無し」
「セック○は女が男にやらせてあげるもの」
「童貞はカッコ悪い」
「処女が価値が高い」
「金を持っていることとルックスが優れていることがエレガンスで、発する言葉や行動は関係ない」
「モテればモテるほどエライ」
「女は男をコントロールできなければならない」
「男に尽くさず、振り回す女に価値がある」(これ、バブル期特有の文化らしい。金がありあまってるので余裕があったからとか)
まあ、他にもあるけど現在見るとドン引きすることがいっぱいで。
脚本は原作のいいところどりをしているだけあって面白かったし、主演の二人のキャラクター再現度と熱演が本当に素晴らしくて感動したんだけど…恐ろしかった。
少年漫画は今も昔も
「性犯罪を推奨する気か…」
というものが多い。
セクシー表現の多さに最初はとにかく驚いたよね。
女性ファンが多くつく作品はたいていそういう表現が少ないものなので、そうはいっても無意識にみんな選別してるのかな~としみじみ感じたことも。
少女漫画でも少年漫画でも最悪なのはハーレムものですね。
異性の美形キャラクター全員が主人公に惚れているというもの。
「あんなん真に受ける人いないでしょ」
と思われるでしょうが、影響される人めちゃくちゃいます。
そういう人は
「愛されるはずなのに、愛されない。
異性がゆるせない!!」
っていう過激派になっていくのだ…。
【モテ本もねー…】
となると、恋愛テクニック本、いわゆるモテ本が教科書かな?となる。
けど…。
うーん。
私も
「モテたい!」
と思ってた幼い頃~若い頃ずいぶんモテ本読んできましたけど、今となってはほとんどがダメかな。
社会自体が成熟してないからか、女性向けでは
「なんでもかんでも女のお前が悪い」
って感じだし(近年のエセスピ本がやたらセルフィッシュを礼賛したのは、この反動?)男性向けは少年漫画と同じで
「性犯罪を推奨したいのか?」
って恐ろしい記述が目立つ。
恐ろしく古い定番なモテ本の教えを紹介すると
女性向け→手作りバナナケーキをプレゼントして女子力アピール
男性向け→女はやった男を好きになる。部屋に送らせるのはやりたいアピールだから男らしく強引に決めろ!
2020年の今読むと
「ポカーン…」
じゃないですか?
でも間違いなくこれが近年までのスタンダードな教えだったのですよ。
男性向けの
「やりたがってるんだからやってやる」
は女性からしたら
「そんなの性同意じゃないよ!」
って思うし、女性向けの
「手作りバナナケーキうんぬん」
は男性からしたら
「好きな子がしてくれたら嬉しいけど別に好きじゃない子にやられても…」
と思うんじゃないかな?
「いい友情なくしていい恋愛なし」
という言葉は独身時代モテモテだった私の姉の言葉なんですが、大人になってみると
「友情という言葉の意味をコミュニケーションとするなら、たしかにそうだな」
って共感するね。
恋愛の前に人と人との健全なコミュニケーションありきでしょうっていうこと。
【そもそも我々は傷つきすぎているのかもしれない】
そしてもうひとつ思うのは、男女共に恋愛以前に傷ついてることがあって、それが恋愛で悪く作用することが多いなってこと。
家族、学校、会社…そういうところでついた傷(思い込みだったり、悪い刷込みだったりする)を放置して治療していないから、恋愛でそれが取り返しのつかない失敗をさせる。
「つきあうけど、長く続かない」
という人のことを男女問わずモテる人だと考える人がいるけれど、あれも問題なんですよ。
(ルダス型のように長い付き合いをそもそも望まない人もいるけど、そういう人はわざわざ自分から言いません)
だって相性のいい相手を見つけられないか、良好な人間関係をキープする力がないってことだから。
そういう問題には、ぜったいに恋愛以前の問題が隠れている。
自分を正しく知る。
知って、傷ついてるなら癒す。
物事を正しく把握できない状態なら、正しく把握できる訓練をする。
うん、モテ本にはまず書いてないことだわ…。
正しい恋愛の教科書で、義務教育で学べたらいいのにね。
もちろん
「異性愛がすべてじゃない」
「恋愛を好まない人もたくさんいる」
「恋愛をするのがエライわけではない」
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