鳥まり、参る!

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恋はここにあるよ。

2021年11月20日 | 恋愛
※個人の特定を避けるためにフェイクを入れて書いています※

【美少女さんの恋バナに色々考えた…】

恋バナ=恋の話、という言葉も今は古語なのかな…とうっすら考えながらこの話を書いています。

まず皆さまに、このエピソードを読んでいただきたい。

登場人物

・Aちゃん…実年齢にそぐわないほど、世話焼き上手の若きレディー。美女。

・Bくん…Aさんより少し年下の超絶美少年。明るく元気、いつも笑顔で積極的。みんなの人気者。

最初Aちゃんには付き合ってる人がいたが、

「友達なんだから良いでしょ

というBくんにしょっちゅう誘われて、一緒に買い物をしたり食事をしにいったり。

Aちゃんは世話焼きさんなのでBくんを弟のように可愛がり、Bくんもとても嬉しそう。

そのうちに手をつないだりするようになりました。
  ↓
Aちゃんが彼氏と別れる。

その話をBくんにも伝える。

一緒に遊んでるときに、Bくんは恥じらいながら

「じゃあ…じゃあ…俺が新しい恋人に立候補しようかな…」

と伝えると、Aちゃんは笑って

「あははーそれ本気?

 嘘でも嬉しいよ」

と言い、

「嘘じゃなくて、本気かも…?」

という言葉に

「Bくんが恋人だったら皆に嫉妬されちゃうね」

と返した。
  ↓
後日二人で遊んだ時に、BくんがAちゃんにキスしようとした。

Aちゃんは驚いてBくんを突き飛ばしてしまった。

「えっ…だって…てっきり俺のこと好きなのかと…」
 
と戸惑う彼に、

「友達としては大好きだけど、恋人としては無理だよ」

とバッサリ。

「そんなのひどすぎる!

 散々幸せにしてから取り上げるなんて!」

とBくんブチギレ。
  ↓
Aちゃん、困り果てる。

ここまで読んだ時にどう感じたか、覚えておいていただきたい。

どう考える人が多いでしょう?

「彼氏がいるのに他の男と二人で遊ぶ時点で女が悪い」

「いやいや、男が最初から確信犯」

「美少年なんでしょ?

 年下でもいいじゃん、とりあえず付き合っちゃえば」

「恋人に立候補しようかなーってのが告白なんだから、その気がないならここで断るべき」

「俺のこと好きなのかもってBが考えるのは当たり前じゃん、Aぜったい確信犯でしょ」

「まだ付き合ってないのにキスしようとしちゃダメ」

「男女の友情なんて最初からありえないでしょ」

「いやいや、なんで男女ならぜったい恋愛になるの?

 友情ならいいよって彼女の意見を受け入れるか、無理なら縁を切るべき」

こんなとこですかね?

はい。

覚えておいてね。

この話、Bくんが美少年じゃなくて美少女、すなわちAさんの同性だったら、その考え揺らいでしまいませんか?

Aちゃんが美女じゃなくて美男、つまりAさんBさんが男性同士でも同じでしょう。

あるいは、Aちゃんの恋愛対象が同性で、Bくんが異性愛者って場合も。


考えが変わらない人もいらっしゃるでしょう。

でも変わる人もぜったいいるはず。

そこに、無意識の恋愛に対する“当たり前”や“偏見”があるんだよね…。

私はすごく痛感しました。

「自分は○○に偏見がないから!」

と言い切る人ほど己の差別心に無自覚だといいますよね。

気をつけよう…。

変わる時代に、今までないことにされてきた“ずっと存在していた”ことに、

「見えませーん、興味ありませーん」

は通じないのだと思った話でした。







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