鳥まり、参る!

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いきすぎた平等は時に人を傷つける。

2019年07月24日 | シリアス
【年とるほどにね~】

年を重ねるほどに、

「世の中には素晴らしい人もたくさんいらっしゃるが、未熟な人もたくさんいるな~自分はそっち側の人間だわ」

と思っています。

理想は高く美しく際限がないけれど、現実は理想になかなか追いつかない。

「AIが人の仕事を奪う」

というのはちょっと前に流行っていた話だけど、現場に働く方たちからは失笑を買うこともしばしばでした。

上なる人々が思うほど、多くの人は器用でもかしこくもないからです。

私も色々オンチなので“無人○○”とかちっとも活用できなさそうだ…。

そんなわけで今日は人様から聞いた

「思ってたのと違う…」

悲しいエピソードをひとつ。

【悲しみのダブルロミオ】

このお話の主役・Aさんの卒業した高校には学園祭で

「2年生全体で必ず『ロミオとジュリエット』のお芝居をする。

 ロミオとジュリエットは前半後半分けたダブルキャストで、人気投票で決める。

 なので選ばれるのは人気者か美男美女」

という伝統があったそう。

しかし彼が2年生になった時なぜか

「人気投票は差別じゃないか!!」

という意見が採用されて、公平にクジ引きでロミオとジュリエットが選ばれることになってしまった。

なんということか、彼はロミオになってしまった。

さらに悲劇は…。

もう一人のロミオはモデル体型の美少年だったこと。

ぜったいに嫌だと抗議しまくっても先生たちは聞き入れてくれず、自称

「癖毛のもったり小デブ、しかも陰キャより」

だという彼は絶望した。

さらにさらに悲劇は続き、

「せめて自分が前半キャストだったらマシだっただろうに、後半キャストにされてしまった」

という。

できるだけ飲まず食わずで過ごして必死に減量をし(危ないぞ~)、ネットで必死に集めた美容情報を試しまくるなど頑張ったけれど、学祭当日はもちろん…。

在校生もお客さんも前半の美しいロミオに夢中。

後半になって自分が登場したときの嫌~なザワつきと白けた空気はいまだに夢に見るほどキツかったという…。

ロミオが毒を飲んで自害する場面は

「このまま死ねたら…」

と思ったという。

辛すぎる…。

そりゃ嫌だよね、私だって同じこと思うもの。

新木優子さん(美女顔だな~といつも思ってる)がジュリエットやって、後半自分がジュリエットを演じなきゃならないとなったら…想像するだけで全身の血が凍りつくわ。

差別はいけないけど、じゃあ頭で考えた平等が必ずしも人を幸せにするかっていうと違うんだよね。

あまりにも辛く悲しいお話でした。

一生もののトラウマだろう。

Aさんに幸いあれ(何様)




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