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155センチのジレンマ。

2022年11月28日 | シリアス
【あるいは詭弁…】

私は身長165センチなので、もちろん155センチ以下の時代もあった。

小学校高学年から中学1年生くらいの間でしょうか。

はるか昔のことすぎてうろおぼえ。

でもよく覚えていることもあります。

それは…これ。

155センチ以下の小柄な身長の時って、多少体が豊か(痩せているの反対)になってもなんとか市販のMサイズを着れてしまうことがある。

またLサイズに上げると丈が余るという言い訳もあってついついMサイズ以下を買い求めてしまう。

そして着れなかったり、ぱっつんぱっつんで

「もしかして自分は太ってる…?!!いやいや、太ってないもん!」

とぐるぐる失敗を繰り返してしまいがち。


同じことをしている小柄レディーを見かけると

「わかるわかる…私も散々やった…。

 ボディポジティブとかマシュマロボディとか多様性とか言われたって、長年刷り込まれた痩せている=エライ!って価値観はなかなか変えられないよね…

と共感する一方、あまりに同じ過ちを繰り返す人を見ると

「もうやめよう…。

 もう現実認めようよ…」

と悲しくなってしまいます。

本当にいますからね、Lサイズ~XLサイズ、13号以上、そんなサイズになっても頑なにSサイズ・Mサイズの服ばっかり買って脱げなくなったり当日着るものがなくてパニック起こす人。

また切ないのは、そういう人ほど自虐で己を守ろうと頑張ってしまうこと…そして自虐が笑われることで実は内心深く深く傷ついてしまっていくこと。

たいていそれは過食衝動につながり、ますます彼女たちの受け入れられない体が形成されていってしまいます。

悲しみのスパイラル…。


私の実体験で言いますが、

「仕方ない、このサイズになったことを受け入れよう」

ってあきらめて、入らない服を手放して無理ないサイズを買えるところまでいくと案外それ以上は太らないのです。

数ヶ月~数年をかけてやがてサイズダウンすることもあるくらい。

でも執着が強いうち…着れない服を手放さず、また着れない服ばかり買う時はもー過食がすごくて、ひどいものです。

摂食障害は最も身近で死に至りやすい病だといわれるけど…悲しいですよね。

ボディポジティブムーブメントのおかげで、プラスサイズモデルといわれる標準体重以上の美男美女モデルはけっこう活躍してくれているけど、実は

「標準体重内の、日本の価値観ではぽっちゃりと言われてしまう普通体型」

の美男美女モデルって少ない気がします。

美男美女っていうとルッキズムか~ってなるけど、ルッキズムの刷り込みって本当に強くてどんな分野もまずは美形さんたちに開拓してもらうしかない…と私は考えてしまうなあ。

実際今活躍されているプラスサイズモデルさんなんて、体重以外はとんでもない美形ばっかりじゃないですか。

昔なんかの海外ドラマで

「冴えないヒロインがダイエットせずに、太ったままでおしゃれに美しく変身して最高!」

ってもてはやされたけど、私はあれ

「太ってる以外最高に美人なヒロインを使って何がありのままだ」

と思って見てたよ(笑)。

でもやっぱり多くの人に希望を与えられるのは“美”なのだ。

「痩せてなくてもこんなにおしゃれに可愛くなれるんだ!」

「アジア系だってこんな美人もいるんだよ!」

「スクールカースト下位出身でもこんなに綺麗になれるんだ!」

こういうので希望を与えられてきたのは1ミリも否定できませんから。

ジレンマ、詭弁、自虐、ストレス…美を希望にして、これらから自由になれるのか。






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