鳥まり、参る!

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清純系美少女は復讐を実行し続けた。

2021年02月10日 | シリアス
【盗癖は闇が深いという…】

病的な窃盗癖をクレプトマニアというそうだ。

ちょっと前に放送していた『名探偵ポワロ』で出てきた。(ヒッコリー・ロードの殺人)

昔NHKのドキュメントでこれに苦しむ男性が登場していたが、その歴史は

「もうやめて!!」

と言いたいくらい壮絶なものだった。

支配的で恐ろしい母親にスパルタ教育を施されていた彼は、幼少期から何時間も自宅学習を強要され、間違うとペンで肉体をえぐられたのだという。

その無数に残る傷跡はあまりにも悲しかった。

その苦しみを、悲しみをわかってほしくてテレビカメラの前で傷跡を見せたに決まっているのに撮影クルー(ディレクターとか?)が

「けっこう…ありますね…」

としか返さなかったのに怒りが込み上げたのをよく覚えてる。

どうしてそんな冷たいことしか言えないんだろうって思ったよ。

ドキュメンタリー撮影のルールとかなの?

そんな地獄の日々を耐えるしかなかった彼は、やがて過食に救いを求めるようになる。

過食に気付いた両親は病院やカウンセリングにはけして子どもを連れていかず、食べ物を隠すだけの対処を続けた。

彼はわずかなお年玉やお小遣いで食べ物を買ったけどすぐにお金はなくなり、あるときついに食べたい衝動を抑えられずに万引きをしたのだそうだ。

しかし、盗ってみるとそのスリルがさらに強い刺激になって、彼の依存対象は食べることから盗むことにうつってしまった。

そこから彼は食べ物を盗んでは食べずに捨てる、を繰り返すようになったという。

この悲しい物語は、これから書くとある女の子の物語と続いています。

【彼女は親友と彼氏を盗みたい】

大学時代の友達・Jちゃんは、大きな瞳のキュートフェイスで小柄で色白さん。

女子アナのような清楚可憐なモテ・清純タイプだった。

男ウケ100%どころか200%って感じよ。

黒髪ストレートヘア、ナチュラルメイク、女子アナファッション、そしてエロいビキニの水着!(みんなで海に行ったのだ)

私は違う大学だったけどサークルの勧誘会?交流会?で仲良くなったのだ。

彼女には日本一の大学に通う彼氏くんがいて、

「このまま彼と結婚したい」

と大学1年生の時点で言っていた。

でも…私Jちゃんの彼氏くんうっすら嫌いだったんですよ。

きつい表現でごめんね、でも理由を知れば皆さま納得すると思う。

彼は典型的なモラハラ男で、彼女(Jちゃん)をいつも無能だヒステリーだといじめていた。

(今にして思えば、彼氏が四六時中いじめるからJちゃんが防御反応してただけなのでは?)

当時はそれがまだまだ

「男らしい」

「カッコイイ」

とされていた時代だったけど、私は祖父がとても優しかったので

「攻撃的な男らしさなんかより女子力が高い男の方がずっと素敵だ」

とあの時代から確信していた。

でも有害な男らしさなんて言葉も多分ない時代だから、友達とはいえ

「Jちゃんの彼氏くんひどいと思う」

などとは言えなかった。

言っても嫌われただけだろうけどさ。

Jちゃんは都内のマンションに父親…と、再婚したばかりの新しいお母さんと暮らしていた。

この新しいお母さんというのが、たしか28才だか30才だかであまりにも若かった。

恋愛・結婚は当人の問題とはいえ、皆さま想像してほしい。

自分が18才のときにお父さん(お母さん)が自分と10才くらいしか違わないうーんと若い人と結婚して

「同じマンションに3人で住むから。

 仲良くしろよ、文句があるなら出てけよ、金は渡さないけどな!」

と言ってきたら…。

再婚相手じゃなくて自分の親に絶望しません?

上手くいく場合もあるのかもしれない。

Jちゃんも

「○○さん(義母)はいい人だから」

と嫌ってはいなかったけど…いやいい人であればあるほど…複雑なのでは。

父親はこうで、彼氏はモラハラ。

地獄。

さて、そんなJちゃんは…。

悪癖があった。

「仲良しの女の子の親友を奪いたい」

「女友達の彼氏に性的な目で見られたい」

「男友達に彼女ができたら、性的な目で見られたい」(フリーの男友達には思わない)


この3つ。

後者ふたつはどういうことをするかっていうと、

「彼氏を喜ばせたくて、こんな下着(コスプレ服)買ってみたんだけど…どうかな?

 ひかれちゃうかな?」

つってエロ~い写真を送ったり見せたりしていた。

本命彼氏との結婚を望んでるからそのものズバリ寝取ったりしないんだけど、性的に見られること、それによって彼女さんを怒らせることに執着していた。

「ということは、鳥まりさんの彼氏にもそんなことをしたの?!」

と思うよね、いやそれはやられませんでした。

というのも当時私が恋していた男の子は

「芸能人みたい!」

「こんなカッコイイ男の子テレビでしか見たことない!」

と言われるキラキラ男子(笑)だったんだけど、Jちゃんは

「カッコイイ人嫌い。

 ルックスに自信がある男の人ほんと無理」

だったから幸いやられなかった。

彼の方も

「Eカップない女の子に興味ない。

 脂肪はチャームポイントでしょ!」

というタイプで…どっちもどっちだな。

しかし、親友の方はやられかけました。

「は、は、は??!!!

と驚いたよ…怖かったなー。

その頃他の女の子から

「Jちゃんが私の彼氏にエロい写真送ってた!」

「私もやられた!」

と被害が続出して

「Jちゃん怖すぎる…」

となり、大学が違うこともあり会わなくなるとあっという間に疎遠になってしまった。

【あれは、彼女の復讐だったんじゃないだろうか】

…という遠い日のホラーな思い出なんだけどね。

今の私は思うんだ。

あれは…Jちゃんのやってたことは、幸せに見える人たちへの彼女なりの復讐だったんじゃないだろうか。

友情、恋愛、幸せそうな関係性が憎くて仕方なかったのではないだろうか。

だから盗んで、壊したのだろう。


彼女が日本一の大学に通う本命彼氏との結婚に執着していたのは、

「気に入らないなら出てけ、金は出さないから」

という父親に絶望して安定を望んでいたからだと思う。

でもその彼氏もモラハラで…多分役割になれているから

「この彼氏と結婚しても同じような苦しみが待っている」

ってわからないんじゃないだろうか。

彼女にとって家庭も恋愛も地獄。

その苦しみをごまかす刺激を求めてる。

それが、盗むようなコミュニケーションであり、幸せそうな関係を壊すことだったんじゃないだろうか。

幸せそうに見える人たち、そして父親や彼氏への復讐。

…こんなことをね、大人になった私は考えるなどしました。

時間をかけて、やっと。

Jちゃんは今どうしているんだろう。

結婚は1回はしているでしょうが…幸せになれたのかな。

あの彼氏と結婚したのだろうか。

元気に幸せであってくれればいい…と思うけど、彼女の精神は治療が必要だっただろうなー。

Jちゃんの辛い恋愛はこの記事に書いた若く美しい奥さんにも似ている。
  ↓
・ポイズン・ダーリン。

彼女も幼く可愛い~い

「こんな女の子が理想だよな!」

ってタイプだったな…弱そうな…な。

・他者依存の幸せは幻か。
  ↑
この記事の最後の方で書いた奥さんはお嬢さま→名門大学→一流企業→セレブ同士で結婚、というキャリアからわかるように強力な後ろ盾を持っていたはず。

でもワンオペ育児と家事に追われてボロボロでした。

モラハラはされてなかったかもしれないけどね。

辛い(辛い)。











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