和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

138(京都)百万遍 ときわ木

2017-03-16 15:03:42 | 京都の和菓子
先日、京都をぶらついた際に訪れました。
実は以前訪れた際、高校駅伝の日で店の前が
コースということもあってお休み。
今回はようやくその仇が取れました。

<かぎや政秋の店構え>
~京都市左京区吉田泉殿町~
  
京都大学の西、百万遍交差点角にあるお店。
大正9年(1920年)創業ともうすぐ100年
を迎えるお店ですが、東京あたりとは違い
京都ではまだ老舗と呼ぶには少し早いかも。

外観は町屋などではなく普通の3階建て
ビルながら、店内は静かで高級感があり、
名店感が漂います。
恐る恐る値段を確認したところ…
値段も良心的で、ばら売りもちゃ~んと
あります。


<ときわ木>

粒あんを薄く伸ばして焼いた素朴な和菓子。
小豆の味が濃厚で、甘さ控えめで上品。
賞味期限は15日あり、お土産にもピッタリ。
(1個 \108)

<益寿糖>

ニッキの香るふわふわの求肥の中に胡桃が
入ったとても繊細で上品な和菓子。
賞味期限はやや短めの6日間。
(1個 \108)

「なんとのぉ、京都っぽおすな~」て感じの
名店の和菓子でした。
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137(京都)下鴨 みたらし団子

2017-03-14 14:59:06 | 京都の和菓子
先日、京都で下鴨神社の参詣後に訪れました。
このお店、前から行きたかったんです。

<加茂みたらし茶屋の店構え>
~京都市左京区下鴨松ノ木町~

普通の住宅のような建物ながら、建物横には
緋毛氈の縁台が置かれたスペースもあり。
もうちょっと暖かくなったら外で食べるのも
良さそう。
  
創業は大正11年(1922年)、京都で老舗と
呼ばれるにはもう少しでしょうか。

<みたらし団子>

出ました!これこそ元祖みたらし…の流れを
汲む団子。

下鴨神社の糺の森のみたらし池に湧く水泡を
象ったというみたらし団子。
当地がみたらし団子発祥の地なんだとか。
たっぷりの蜜を掬う木匙を付ける心配り。

ところが、期待に胸を昂らせて一口食べると…
団子に粘り気がなく、口の中でモロモロ?
モソモソ?
黒砂糖の効いたたれも少々くどく感じる。
なんか思ってたんと違う~。
前評判の高さに期待し過ぎたんでしょうか?
(煎茶付き、3本 \420)

人それぞれ味の好みがあるので、ネットや
メディアの評判だけでは判断出来ません。
この団子をどう感じるかは、貴方次第です。
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136(京都)下鴨 矢来餅

2017-03-12 14:54:22 | 京都の和菓子
先日、京都で下鴨神社を参拝した後に行って
きました。
京都の焼き餅は北野天満宮近くの天神堂に
続く2店目。
大好物の焼き餅、楽しみです。

<ゑびす屋加兵衛の店構え>
~京都市左京区下鴨松原町~
  
下鴨神社の西、下鴨本通からさらに1本西に
ある下鴨中通に面したお店。

大正5年(1916年)創業と100年を
超える老舗らしく味のある渋い建物ですが、
のれんも架かっておらず、
「神社前店は営業しています」の張り紙が…。

やむなく、和菓子は本店で買うという私の
ささやかなこだわりを捨て、下鴨本通にある
神社前店へ。

<神社前店の店構え>
~京都市左京区下鴨西林町~

ビルの1階ながら老舗の雰囲気は守られて
いて好感が持てます。
和菓子屋って、こういう配慮も大事ですよね。

<矢来餅>

これで「やきもち」と読むそうです。
綺麗な焼き目がついた、やや小ぶりの焼き餅。
柔らかく弾力ある餅と甘さ控えめの粒あんが
いい感じ。
個人的には凝ったおしゃれな和菓子より、
こういう素朴なものが好みです。

賞味期限は4日ほどですが、固くなったら
フライパンで油をひかず温め直せばいいと、
お店の方が丁寧に教えてくれました。
(1個 \135)

近々、焼き餅を求め上賀茂神社も行かねば…
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