和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょこっと甘味付け…

250(京都)宇治 茶のだんご

2025-01-05 09:34:24 | 京都の和菓子
2025年最初の投稿にして、
本ブログ250回目の記事です。
 
先月のことですが…大河ドラマ
「光る君へ」の最終回翌日に
源氏物語「宇治十帖」の舞台、
宇治に行ってきました。
 
<稲村安兼>
~宇治市宇治蓮華~
 
平等院の参道にある茶団子が有名
なお店です。
インバウンド客など観光で湧く
宇治ですっかりチャラチャラした
お店が増えていく中、いかにも
老舗然とした佇まいです。
さすがは享保2年(1717年)
創業の老舗です。
店名の前に能登掾(のとのじょう)
とありますが、この能登掾とは
能登国(現石川県北部)の三等官
(かみ、すけ、じょう…)
の地位を与えられた名店の証。
いかにも老舗っぽいです。
 
<茶のだんご>

ビー玉サイズの可愛らしい団子。
ここ京都宇治は言わずと知れた
お茶の名産地。
つい濃厚な宇治茶の香りや渋みを
期待しますが、意外とあっさり。
現代風にアレンジされてるのかも
しれませんね。
慣れ親しんでるのでお茶感が不足
してるように感じたのかも。
(もちろん個人の感想です。)
 
添加物が全く入ってないので
消費期限は2日間。
30個 660円(税込み)
 
他にみたらし団子もありますが、
ここは茶どころ、京都宇治…
茶団子一択でしょ!
 
~おまけ~
最後に旅の思い出を…
宇治と言えば宇治川と平等院。
ベタですが、これは外せません!
初めての東京観光で東京タワーを
無視するようなもの…かな?
藤原道長の別荘を息子の頼道が
寺院に改めた平等院鳳凰堂。
やっぱりいいですね。
久々に10円玉の裏を見ました。
宇治川の対岸には宇治上神社や
琴坂が有名な興聖寺、さらには
源氏物語ミュージアムも…。
宇治は見所いっぱいです。
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205(京都)河原町四条 琥珀

2022-02-19 14:15:15 | 京都の和菓子
京都観光といえば祇園、四条界隈。
そんな観光客でごった返す河原町四条
の交差点付近にあるこちらのお店。

<永楽屋の店構え>
~京都市中京区河原町通四条~

こんな一等地にあるからにはさぞかし
老舗かと思いきや…
創業は戦後間もない昭和21年
(1946年)と意外に新しい…。
きっと京都人に言わせれば新参者の
分類でしょうね。
それでも京都の街並みに相応しい
好感の持てる店構えです。

<琥珀>

柚子を寒天で閉じ込めた上品な和菓子。
シャリシャリ食感で甘さは控えめ、
柚子がとても爽やかです。

看板商品ながら、発売はなんと平成9年
(1997年)と京都的には昨日今日の話!
その割には有名です。
(6包12本入り、税込み 908円)

縦にしても問題なく、持ち帰りやすい。
京都のお土産にぴったりな一品です。
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204(京都)今出川堀川 京観世

2022-02-13 21:48:09 | 京都の和菓子
京都北山にある足利将軍家の菩提寺
等持院の帰りにこちらのお店へ。
昨年10月の頃…ちょっと懐かしいな。

<鶴屋吉信の店構え>
~京都市上京区今出川通堀川西入る~

「柚餅」が有名で、百貨店でもよく
見かける鶴屋吉信。
さすがは有名店の本店、立派です。
創業は江戸後期の享和3年(1803年)。
200年超えの老舗です。
町屋風店舗の奥が本社ビルのようです。

<京観世>

村雨の生地で粒あんを巻いた上品な
京都らしい和菓子です。
粒あんはもの凄~くあっさり。
あえて残した小豆皮のシャリシャリ
食感がいい感じです。

賞味期限は20日ほど。
京都の老舗プライスでややお高め。
(税込み 260円)

上品で美味しいですが、
村雨好きの泉州人としては、もうちょい
村雨の存在感が欲しいかも…
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198(京都)七条堀川 松風

2021-08-01 13:24:54 | 京都の和菓子
西本願寺にお参りした後、
ゆかりの和菓子を求め門前にある
こちらのお店へ。

<亀屋陸奥の店構え>
~京都市下京区堀川通七条上ル~

「松風」で有名なお店です。
なんと創業は室町時代中期に遡る
応永28年(1421年)。
それにしても立派な店構えです。

<松風>

例えるなら和風カステラでしょうか?
いや、もっとギュッと詰まった感じ…
白味噌で味をつけ、ケシの実を振り
かけた上品なお菓子です。

賞味期限は10日ほど。
(税込み 8枚入り 650円)

松風は信長と石山本願寺の合戦で
兵糧代わりになったという逸話と
この上品さとのギャップ…
本願寺との繋がり、歴史の長さを
感じますね。
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197(京都)五条 みなづき

2021-07-22 18:33:27 | 京都の和菓子
三十三間堂にお参りした後、
夏の京都の甘~い風物詩を求めて
こちらのお店へ。

<五建外良屋の店構え>
~京都市東山区五条橋東2丁目~

「ういろ」で有名なお店です。
創業は江戸時代末期の安政年間
(1855~1860年)。
五条橋の東、国道1号線沿いにあり、
場所柄ビルなのはやむを得ないけど、
京都感がなくてちょっと残念…。

<みなづき>

ういろの上にたっぷりの小豆がのった
涼しげな和菓子。
ういろはモチモチで甘さあっさり。
小豆の食感もいい感じです。
(税込み 1箱 648円)
画像の量だと160円分くらいかな?

京都をはじめ関西では夏の風物詩。
残り半年の無病息災を祈念して
心していただきま~す!
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