和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

229(埼玉)岩槻 時の鐘最中

2024-06-25 23:03:02 | 埼玉の和菓子
東京出張の翌日、岩槻城跡の
見学後に立ち寄ったお店です。
(ほんま久々の出張でした…)

<時乃鐘田中屋>
~さいたま市岩槻区本町~

岩槻駅の東口を出て約5分、
国道122号線に面したお店。

創業は明治35年(1902年)、
100年の歴史がある老舗です。

<時の鐘最中>

その名の通り、城下町岩槻の
シンボル、時の鐘を象った最中。
天皇に献上した逸品だそうです。

<粒あん>

粒あんがぎっしり、ずっしり。
甘さ控えめで上品、皮も美味しい。
献上品の肩書も値段も納得です。

<白あん>

原材料に白豆、大福豆が使われた
あっさり白あん。
白あん好きの関西人としては
正直ややコク不足を感じる…。
皮は可愛らしいピンク色ですが、
味はノーマルの勝ちです。

<柚子あん>

白あんをベースに柚子の爽やかな
風味をプラス。
でももうちょっと柚子が効いてる
ほうが好みです。
皮はおしゃれな白色。

いずれも1個、205円(税込み)
賞味期限は10日間です。

結局、ノーマルな粒あんが一番
でした。

~おまけ~
最後に旅の思い出を…

岩槻城の象徴、時の鐘です。
川越のものより地味ですが、
実はこちらの方が歴史が古い!
(たぶん…)
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228(埼玉)大宮 姫どら焼き

2024-06-21 21:19:52 | 埼玉の和菓子
東京出張の翌日、氷川神社参拝の
帰り道に立ち寄ったお店です。

<福呂屋>

~さいたま市大宮区大門町~

氷川神社を出て、参道を南へ。
2kmもある参道を半分弱歩いた
辺りで大宮駅方面へ2~3分。
駅までは残り2~3分です。

割と新しい感じのビルの1階、
こじんまりしたお店ですが、
創業は大正6年(1917年)と
100年超の歴史がある老舗。
店内にある「風土菓房 福呂屋」
の一枚板の看板が歴史を物語る
…ような気がします。

<姫どら焼き>

その名の通り、普通のどら焼き
よりやや小さめで直径6~7cm
くらいでしょうか。

粒あん、生地ともに甘さはかなり
控えめで、ほのかな蜂蜜の味が
上品です。
この辺りも姫向きかも?

1個140円(税込み)
賞味期限は1週間ほど。

どうせなら姫ではない普通サイズ
の殿?若?も買えばよかった…。
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227(埼玉)大宮 氷川だんご

2024-06-16 08:32:31 | 埼玉の和菓子
半年ぶりのブログ更新です。
東京出張の翌日、氷川神社参拝の
後に立ち寄ったというか…
参道沿いなので自然と通りかかる
→吸い込まれる、そんなお店です。

<氷川だんご屋>
~さいたま市大宮区高鼻町~

氷川神社の参道にあって店先が
賑わうお店。
これは素通りできません…。

最近すぐ隣に新築移転した感じの
ピカピカの店舗。
人気店で儲かってる感が凄い…。

創業は昭和45年(1970年)
と半世紀以上の歴史があります。
移転しているので、建物自体は
新しいながら、並木の景観には
配慮されてます。
ちょっとピカピカ過ぎるけど…。

<海苔付だんご>

ベーシックな醤油味のだんごに
きざみ海苔を思いっきりまぶした
ハリネズミスタイル。
柔らかい米粉の団子で、あっさり
醤油味に加えて海苔の風味で、
とてもスタンダードな味。
長い参道の食べ歩きに最適です。

1本150円(税込み)
2本なら250円でお得です。


~おまけ~
最後に旅の思い出を…

関東を中心に点在する氷川神社の
総本社にして、武蔵国の一之宮。
延々2kmも続く参道が凄い!
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041(埼玉)川越 里土産

2013-01-23 19:10:26 | 埼玉の和菓子
「栗よりうまい十三里」とは江戸時代から
伝わる川越芋のおいしさを表す言葉。
江戸日本橋から川越までの距離(十三里=
約51km)と栗(九里)より(四里)美味しい
の意味を兼ねた秀逸なキャッチコピー。

明治時代にその川越芋を使った芋菓子を世に
広めたのが、こちらの「亀屋栄泉」さん。
その功績によって川越銘菓製造組合から
「元祖」の額が贈られたそうです。

川越に行くと決めた時から決めてました。

<亀屋栄泉の店構え> 
~埼玉県川越市幸町~

蔵造りの町屋が建ち並ぶ一番街通りのほぼ
中央、どっしりとした風格ある店構え。
創業は明治28年(1895年)。
「元祖 芋菓子」の文字が暖簾に躍ります。
川越で芋菓子といえばここという老舗です。

また、店舗2階に芋菓子の歴史展示があり、
菓子作りの歴史も学べます。

<里土産(さとみやげ)>

輪切りにしたサツマイモを糖蜜で煮て、
表面に砂糖をまぶした甘藷納豆。
始めはザラッとした砂糖の食感と甘さに続き
サツマイモの深みのある甘さが追い付きます。
糖蜜でサツマイモの美味しさが増す感じ。
元祖に恥じない、素朴で美味しい芋菓子です。
(160g入り \370)

他にも甘藷煎餅や、スティック状の芋を油で
揚げ蜜を絡めたお菓子など色々あります。

サツマイモ菓子は数あれど、結局のところは
素朴が一番かも。
まさに「Simple is best」です。
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040(埼玉)川越 いも恋

2013-01-20 17:47:32 | 埼玉の和菓子
川越の名物と言えばサツマイモ。
先日、川越を訪れるに際し、サツマイモを
使った和菓子をネットで探していて最初に
ヒットしたのがこちら。
菓匠「右門」さんの「いも恋」。
とにかくネットでの評判は上々です。

<右門の店構え> ~埼玉県川越市幸町~

蔵造りの町屋が並ぶ通りにある一番街店。
店の奥には茶房も併設されているようです。
本社・工場は別の場所ですが、直営店の中
ではどうやらここが本店代わりの様子。
建物は大正末期の木造町屋ですが、こちら
の創業は平成9年(1997年)と割と最近。
それでも市内を含め県下に数店舗あり、
すっかり川越を代表するお店のようです。

店先では、目当ての「いも恋」が蒸籠で
ほくほくに蒸されています。

<いも恋>

右は食べ掛けの断面。失礼!

店先でほくほくに蒸されていて、寒い季節
には嬉しさ倍増。
その分、蒸気のせいで裏側はびちょびちょに
なっていますが…。

早速食べてみると、山芋ともち粉を合わせた
生地がもちもちの優しい食感。
中身はサツマイモと粒あんの素朴な組合せ
ですが、たまたま当たりが悪かったのか…
それとも前評判が高く期待し過ぎたのか…。
芋がボソボソして、甘味が感じられず。
(1個 \160)

1個でも買いやすく食べ歩きにはピッタリ
ですが…う~ん、ちょっと高いかな?
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