和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょこっと甘味付け…

231(愛知)犬山 胡麻最中

2024-08-10 08:26:49 | 愛知の和菓子
先週末の猛暑の中、犬山を観光。
ふらっと立ち寄ったお店です。
(この日はほんまに暑かった…)

<若松屋阡壱>

~犬山市大字犬山字南古券~

犬山城から城下町の中心通りを
南へ約1km。あと300m行けば
名鉄犬山口駅という場所。
こじんまりとしていますが、
城下町に相応しい佇まいです。

創業八十余年とされてるので
昭和10年代でしょうか。
「あんこが美味しいお店」と
高らかに宣言されています。
これは楽しみ…。

<胡麻最中>

皮はほどよく香ばしい。
しっとり、あっさり甘さ控え目の
胡麻のこしあんはしっかり胡麻の
風味がして、なかなか上品。

1個、162円(税込み)。
賞味期限は約1週間。

あんは確かに美味しかったので、
もっと色々買えばよかったな…。


~おまけ~

初めての名鉄乗車。
犬山駅から新鵜沼駅間で乗車した
6000系準急列車。
車内のカーテンが昭和の病院の
待合室みたいで、逆に新鮮。
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230(愛知)犬山 うすかわ饅頭

2024-08-03 18:20:17 | 愛知の和菓子
城好きの私が十年ぶりに犬山城を
訪れた際に立ち寄ったお店です。

<玉冨久>

~犬山市東古券~

犬山城から城下町を南へ500m、
さらに東へ100mぐらいの場所
にあるお店。
創業はお店の人に聞いたけど不明。
「この場所ではおじいちゃんの代
から」だそうです。

<うすかわ饅頭>

季節の鮎菓子を勧められたけど、
素朴な見た目が気に入って、
これを選択。

かなり甘さ控えめの粒あんが
薄皮の中にぎっしり。
小豆感があって素朴な味です。
後味もあっさり。
1個、150円(税込み)
賞味期限は2日間です。


~おまけ~
最後に旅の思い出を…

左:木曽川越しの犬山城天守
右:天守正面
水面に映る姿が凛として優雅…。
これぞ日本の宝ですね。
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158(愛知)名古屋 うす皮饅頭

2018-03-03 17:40:03 | 愛知の和菓子
愛知県の和菓子第3弾です。
名古屋にはういろう以外にも美味しい
和菓子が色々あって、これもその一つ。

<山本屋の店構え>
~名古屋市中区栄1丁目~

地下鉄東山線伏見駅から御園通りを南へ
200~300M。
大衆食堂のような外観に、店内もタイル
張りの床に使い込まれたショーケースは
木枠と、昔懐かしい雰囲気です。
創業80年余りということなので、昭和
初期でしょうか。

<うす皮饅頭>

小豆の食感を残した、たっぷりの粒あん
をごく薄の皮で包んだこれぞ薄皮饅頭。
あんは甘さ控えめの上品さ、うす皮は
見た目を良い意味で裏切るモチモチ感。
しかも、徳川家康公に献上されたという
塩瀬総本家の本饅頭(\432)と同じ
タイプながら、圧倒的にお手頃な
庶民派価格。(税込み\130)

これはなかなかいい。
強いて弱点を挙げるなら、持ち帰りが
難しいのでお土産には向かないところ
でしょうか?
ちなみに賞味期限は翌日まで。

髪の毛が薄いのは嫌やけど、饅頭の皮は
薄いのもなかなかいい…?
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157(愛知)名古屋 ういろ

2018-02-28 22:10:00 | 愛知の和菓子
愛知県の和菓子第2弾は、名古屋の代表
銘菓ういろうの紹介です。
名古屋には青柳総本家、大須ういろ、
餅文屋総本店など、ういろうを扱う
お店が数多くあります。

<雀おどり總本店の店構え>
~名古屋市中区栄3丁目~

地下鉄名城線の矢場町駅から東へ徒歩
2~3分。
道幅の広い大津通りに面し、目の前に
松坂屋やパルコもある繁華街のお店。
創業は江戸末期の安政3年(1856年)
と150年超の老舗です。

店内には飲食スペースもあって、甘味
だけでなく、おむすび定食やお茶漬け
などの食事メニューもあります。

<ういろ>

今回は黒糖味をチョイス。
適度なもちもち感があり、黒糖特有の
コクは残しつつ、甘味は控えめで上品。
派手さはないけど、老舗の安定感あり?
なお、賞味期限は1週間ほど。
(税別 \360/半棹)

さすがは老舗の心遣い…。
店頭でういろを買ったら、お茶と一口
ういろをサービスしてくれました。

抹茶味で、美味しかった~。

「ういろう」の元祖は小田原、外郎家
そうですが、知名度では名古屋の勝ち
では?
名古屋のは「ういろ」っていいますが…。
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156(愛知)名古屋 納屋橋まんじゅう

2018-02-24 15:10:48 | 愛知の和菓子
「尾張名古屋は城で持つ」で有名な
愛知県名古屋市。
徳川御三家筆頭の尾張大納言家の城下町
として長く繁栄しただけあり、名負うて
の和菓子処です。

<万松庵 納屋橋まんじゅうの店構え>
~名古屋市中区大須2丁目~

創業は大正8年(1919年)と
まもなく100年を迎える老舗。
明治19年創業の本家、伊勢屋から暖簾
分けしたそうですが、残念ながら本家
は現在休業中だそうです。

<納屋橋まんじゅう>

酸味のある日本酒の香りが漂う酒饅頭。
中のこしあんは甘さ控えめで、あっさり
なめらかな上品な味。
ただし、皮がちょっとだけ固いのが気に
なります…。
(税別 \105)

<名古屋まん>

コクのある甘さが後を引く黒糖饅頭。
私はどちらかというと納屋橋まんじゅう
よりこっちの方が好みです。
(税別 \105)

ところで、これが初の愛知県の和菓子。
まだまだ18/47都道府県。
「終わり」は遠い…。
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