アートスフィアで観てきました。
友人の友人がまみさん（真琴つばさ）さんのファンで、お誘いいただいちゃいました。
期待してなかったんですけど、とってもよかった！
笠置シズ子さんて‘威勢のいいおばちゃん’というくらいのイメージしかなかった。
あんなに“歌”に人生すべてをかけた壮絶なドラマがあったとは、全然知りませんでした。
戦争という暗い時代を明るく、元気に力強く生き抜いて、愛を貫いて・・・
観ているうちに涙が止まらなくなっちゃいました。
最後は高い音域の声が出なくなって、歌手を止めるんです。『東京ブギウギ』が歌えないから・・・
高音部を張り上げる独特な歌唱法が喉の負担となっていたという・・・
彼女が『東京ブギウギ』の譜面を燃やしていく場面でこの舞台は終わりました。 たくさんの歌、ショー場面が折り込まれて華やかです。
でもその舞台にかけた笠置シズ子さんや作曲家の服部良一さん、その周りの人々の爽やかで切ない‘青春’の物語でした。
主演の真琴つばささん、バイタリティー溢れるこの役にぴったり！
OSKの桜花昇さん、凄く素敵な‘男装の麗人’でした。