今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

歌え 私のために!

2006-03-01 22:17:24 | musical
歌え 私のために!

この前の日曜日、wowowでやっていたミュージカル「オペラ座の怪人」特別番組
「behind the  mask」

この作品がロンドンで初演されるまでのメイキング的な番組でした。
試演の映像とかイギリスのヒットチャートに入ったときのpvとか、もういろいろ…
楽しかったです。
ロンドンでの初演からもう20年もたつのですね…
























私、好きなミュージカルは何?
と聞かれたら、「オペラ座の怪人」と「モーツァルト!」と「SHIROH」は絶対挙げます!

と言いつつ、この作品、最近は全然観ていないんですが…(笑)

ン年前、劇団四季の初演でこの作品を見た時の感動!
シャンデリアが輝き、前奏曲の鳴り響く中重なりあった緞帳が次々と上がっていく…
あっという間に昔のオペラ座が現れてぐぐっと引き込まれちゃいました!

日生劇場に何度足を運んだか…
それまでは舞台で同じ作品を何回も観に行くなんて、考えられなかった。

そして、それまで、こういう作品なかったです。(と思う)
それまであったミュージカルは物語りの中に歌がある「歌芝居」でしかなかったのか…
と思えてしまうくらい。
ほんとに何といっていいか判らないくらい感動したし、大がかりでロマンチックな舞台セットにびっくりでした。
口が‘あ’になってた…(笑)

その後帝劇で「レ・ミゼラブル」が始って…
歌で物語りが進行するスタイルが浸透していったような気がする。

でもって、何がいいか、というとやっぱり「歌」です!
特に怪人が歌う ナイト・オヴ・ザ・ミュージック!

もう、あの場面はR指定もいいところ(爆)
映画でいえば‘濡れ場’というか‘ベッドシーン’とでもいいましょうか…
あんなに美しく、官能的な場面を持つミュージカルはそうそうない、と思んです、わたし。

マスクを付けてると素晴らしくいい男なのに、ひとたびそれがなくなると一人のみじめな老人…
若いクリスチーヌへのとどかぬ思いが妄執に変わり、殺人さえ犯す、その哀れさ悲しさ…
それが見てる者の共感を呼ぶ…

私にとっての怪人はもう何といっても市村正親さん!
古いかな…今テヴィエお父さんですからね…(笑)
地下の隠れ家にクリスチーヌを連れていった時、自分の髪を両手で撫で付けるところがあるんですけど…
これが好きでした(爆)
カッコよかったんですよ!

何だかまた観たくなってきたなぁ…
でも知ってる人はもういなくなっちゃった…いや、石丸さんがいますよね!

そのうち、仕事が忙しくなくなったら行ってみようかな…
でも、チケットあるんでしょうか?(笑)

写真は THE COMPLETE PHANTOM of the OPERA という本の中の写真です。
左がちょうど ナイト・オヴ・ザ・ミュージック のシーンです…
素敵な振付け…うっとり(笑)

相当ハマってしまった私は当時こんな本まで買ってしまったんです(笑)