今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

転がる石のように

2007-06-24 12:49:13 | akinori nakagawa
なんだか急にザ・バンドの「ロック・オブ・エイジズ」が聴きたくなった。
晃教くんのDVD「ブルードリーム」試写会見てる時に、なんだか、急に思ってしまった(爆)
ローリーさんがジーン・シモンズのロック・スクールの講座で「いやらしいバンド名」(笑)と言ってた、あのザ・バンドです。
































で…
昨日、CDを新に購入してしまいました(爆)
なんと!
LPの曲に10曲も追加になってる!
フーの「ライブ・アット・リーズ」の時も凄い曲数が追加になってたけど…

LPはナンだったのよ~(怒!)
でも、嬉しい(爆)

しかも、飛び入りゲストでボブ・ディランが出ている。
で、これが良かった!
「ライク・ア・ローリングストーン」
こういう詩とは知らなかった(恥)
ザ・バンドはボブのバックバンドで実績積んでるから、息もぴったり。
リハーサルなしとは思えない。


どんな気持ちがする?
一人ぼっちで
帰る方向もわからず
完全に名もない人間になってしまうのは
転がる石みたいに


曲名のイメージからして、一つの場所にとどまらない、常に新しい自分を見つけようとするイメージだけを思い描いていた私。
でも実際はそうじゃない。
権力もあり名声もあった人間が転がる石みたいに落ちぶれていくのはどんな気分だ、って歌ってる。
言葉の重さ、力がある。
感動してしまった。
なんだか涙が出てしまって…
体験したものだけが歌える言葉の‘重さ’‘反骨精神’‘抵抗’…


ボブ・ディランはいくつかLP持ってるけど、これは聴いたことがなかった。
いや、歌は他の人が歌ってるのは聞いたことがあるけれど、こういう内容とは知らなかった。

言葉の重さがあるから、ザ・バンドの音と合ってるんだね。
納得。


ザ・バンドは普通のスタジオ録音の曲はシンプル過ぎて面白く感じなかったけど、このライブLPだけは大好きだった。
メンバーみんなが生き生きしてる。
音が生きてる。
これがライブだ!って感じます。

もう30年前のライブなんですね…
ボブの声も若いし。
嬉しいことに昔のLPジャケットがそのままミニ版になったつくりになってる。
中の写真も同じ
変わったのは時がたった、ということ。
時がたって、こんなに小さくなっちゃった(爆)
でも、LPでは聴けなかった曲が聴けて…
技術の進歩に感謝、かな。



ロック・オブ・エイジズロック・オブ・エイジズ
価格:¥ 3,670(税込)
発売日:1998-05-27