今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

お金のためでなく

2009-10-20 17:57:01 | 安蘭けい
先月27日にあった、大阪ヒルトン・ホテルでの安蘭けいさんのお茶会。
書こう、書こうと思いながら時は流れ流れて、早ひと月近く(笑)
今更な感もかなりありますが(爆)、やはり書いておこうと思います。


青いニットのようなミニワンピースに黒のレギンス、というスタイルで現れた瞳子さん。
長年住み慣れた関西の地、ということでとってもリラックスしてました。
司会が雪組時代の先輩であり仲間である風早優さん、ということもあり、司会者と瞳子さんの絶妙なボケ、突っ込みが楽しくて、もう爆笑の連続でありました。

内容は…

もう、ひと月近くも前なので、今となってはもう忘却のはるかかなた…
すみません。楽しかった、という記憶だけが頭の中にインプットされております。

ただ、凄く心に残っているのが、何かの話の時に
「(舞台に立っているのは)お金のためじゃないから」って言ったこと。
おお~。カッコいいよ、瞳子ちゃん!

宝塚時代から、瞳子さんはどんなどうしようもない脚本でも(爆)、精一杯演じて、いつしかというより無理やりにでも(爆)見ごたえのあるものに作り上げてくれました。
凄い力技の発揮できる人なんですね。
で、それは、単に舞台が好きとかそういうことではなく、もっと踏み込んで「役に生きる」ことに徹してたからだと思うのです。
そうしなければ納得できない自分がいるんだろうな、と。
お金とか自分の名声のためだけでなく、作品自体を良くしたい、という気持ちが強いのだと思います。

そんなことが「お金のためじゃないから」ということになっているのではないかと。
ファンの勝手な思い込みかも知れないけれど。

最後、東京のお茶会と同じように「異邦人」を歌ってくれました。
風早さんの紹介が凄過ぎて(爆)、場内大爆笑でした。
歌いながら私の座ってる近くにも来てくれて、ホントに至福の時を過ごせました。


瞳子さん、素敵な時間をありがとう。
これからもいい舞台を見せてください。


























青年は荒野をめざす

2009-10-20 14:37:50 | 日記・エッセイ・コラム
♪~一人で行くんだ
幸せに背をむけて~♪

「あの素晴らしい愛をもう一度」もいい歌だけど。
こちらの方がカッコいいと思う。

加藤和彦さんは、いつもカッコいいスタイルで、カッコいい音楽で、時代の先端を行くことが生きがいみたいな人だったと思う。
フォークにしたって、ロックにしたって、その音楽一筋に追及する、というより、そのバンドのスタイルが時代の先端だからやってた、みたいな。
昔見たコンサートでも、一緒に出ていた人たち(フォーク系)との雰囲気のあまりの違いに、‘あこがれ’と同時に自分とは違うんだなあ…という距離感を感じてしまったことがあります。
音楽の追求というより、先端であることにこだわっているようにも見えてしまっていたので、RCにはまっても、加藤さんの音楽にはまることはなかった。
ミカバンドのカッコ良さも、カッコ良すぎて私には遠かった。

でも、そんなこんな、いつも時代の先端を意識してた人がやるべきことはこんな悲しい結末だったのでしょうか。


青年は荒野をめざす…
久しぶりに思い出したので。
詩もいいんですよね。五木寛之さんの…


カッコよかった加藤さんのご冥福をお祈りします。