宝塚宙組東京公演 ミュージカル アナスタシア
観てきました。
とても良かったです!
本当は、昨年、梅芸版に続いて上演されるはずでした。
が、緊急事態宣言になってしまい、梅芸版は東京公演は一部中止、大阪公演は全公演中止になってしまいました。
梅芸版も観たかったなあ。。。
宝塚版は今までのところ、なんとか無事に公演できています。
このまま千穐楽までいってほしいです。
物語は、ロシア皇帝ニコライ2世の末娘アナスタシアを巡る物語。
ディズニーらしい、ファンタスティックな心温まる物語でした。
舞台全体がとて美しかった。
アナスタシアの王冠をデザインしたようなセット、パリのアレクサンドル橋の再現、そして背景の映像が綺麗で、夢を見ているような感覚になりました。
そうですね、このお話自体が夢のような・・・
映像が場面に応じて動きがあるのも良かったです。
映像とセットと演者の動きが一体となって、舞台に動きがあって、スペクタクル感があって、とても楽しかったです。
そして、何と言っても音楽が素晴らしい!
親しみやすい、懐かしさを感じるメロディが心に残ります。
「あの日の12月」とか、心に沁みる。
コロナ対策で、下級生がA、Bチームに分かれているので、通常より少ない人数での公演となっていて、その点はちょっと寂しかったです。
特にフィナーレのロケットは一列になると舞台が広く感じてしまう。
いつもの半分くらいじゃないだろうか。
でも、皆頑張っていて、右へ左へいつも以上に移動を大きくして、精一杯踊っていました。
早く組全員で公演ができますように。
主演の真風涼帆さんは、スッキリと温かみのある雰囲気で、アナスタシアを思う気持ちが溢れる素敵なディミトリでした。
アナスタシア役の星風まどかさん
この公演を最後に専科へ異動、、、寂しいです。
困難にめげずに前向きなアナスタシアがピッタリでした。
歌もとても上手かったです。
実力のある人だから、どの組にいっても輝いていられると思います。
グレブ役は芹香斗亜さん
アナスタシアが本物だったら、ロマノフの血を引く者として生かしておくわけにはいかない、と追い詰める役どころ。
歌が上手い!
いや、それは前からわかっているけれど、特にこういうドラマチックな内容は響いてきます。
場面がグッと引き締まる感じがしました。
後はやはり生オケの復活が待ち遠しいです。
そりゃあ、録音でもいいけど、いや、我慢しますけど、って一体どっち?な感じですが・・・
コロナ対策だから文句は言えませんね。
しかし、曲が良いだけに生オケで聴きたかった、というのが本音です。
今月21日まで、宙組の皆さん、頑張ってください。
21日は千秋楽ライヴ中継と配信があります。
楽しみ〜