中川晃教コンサートat 東京文化会館2021
2021年2月6日
東京文化会館 小ホール
ピアノ 園田涼
曲目
ハッピーティアーズ
砂のロープ
粒子
ファイト
そして僕は魚になる
セイヴ アワ ソウルズ
相対性理論
ツァラストラはかく語りき(ピアノ演奏 園田涼)
オーピープル
ボヘミアンラプソディ
ファミリー
アンコール
ユー アー ザ スーパースター
アッキーは登場した時からテンションが高くて、溢れる気持ちを
なんとか堪えているような、そんな感じでした。
2021年、デビュー20周年の年、最初のソロコンサートということで、
気持ちがかなり入り込んでいたみたいです。
始めのMC で、短い時間だけど、これまでを振り返るようなことを
言っていたような気がしたので、昔の曲から最近の曲まで幅広く
やるのかな、と思いきや、古めの曲はアンコールの1曲だけでした(笑)
アッキーらしいと言えばアッキーらしいかな。
どの曲も感情が溢れんばかりの歌いぶりで、特に「粒子」はゴスペルのようで、ちょっと神がかってるような(いい意味で)
気がしました。
歌を聴くというより、歌という手段を通して何か別次元のパフォーマンスを見ているような、そんな気がしました。
上手く感想が出ません。
とにかく、圧倒的なパワーは感じました。
元の曲がどうだったか、思い出せないくらい。
これは、歌なのかどうか・・・もはや、歌の次元を超えたパフォーマンスだった、としか言えません。
「セイヴ アワ ソウルズ」はソノティ(園田)さんと寄り添うような、優しい歌いぶり。
安らぐ〜
ソノティさんのハモリが、以前聴いた時は部分的だっただったれけど、今回は最初からほぼ全面的に一緒に
歌われていたようです。
ただ、デュエットという感じではなく、あくまでアッキーのヴォーカルに沿うように、付かず離れず、
ちょうど良い距離感が心地よかったです。
ソノティさん、ありがとう!
カバー曲の「ファイト」「ボヘミアンラプソディ」は、もうアッキーの定番曲ですね。
アッキーの歌うカヴァー曲は、特別の魅力があると思います。
「ファイト」は小池先生も褒めてくださってましたよね。
聴く人の心に響く力強さがあると思います。
ソノティさんのピアノ演奏「ツァラストラはかく語りき」はちょっと意外で唐突な感じでしたが・・・
2021年 → 映画「2021年宇宙の旅」 → ツァラストラはかく語り な繋がりなんだそうです。
私は、なんでニーチェ?と思ったのですが、
その後の「オー ピープル」がニーチェの本からインスパイアされた曲とのことでした。
最近聞いてない曲だったのですが、そうだったんだ〜
アンコール曲は「ユー アー ザ スーパースター」
アッキー自身の弾き語りでした。
一番しっくり聴けたかな(爆)
本編は針が振り切れそうな、凄いパワーのパフォーマンスだったので、圧倒され続けました。
この曲で人心地つけた、というか・・・
沁みました。
緊急事態宣言の出ている中、このコンサートもどうなるのかな、と心配していましたが、
無事開催できて、アッキーの気力溢れるパフォーマンスを観られて、とても良かったです。
昨年は中止だったから、その思いを込めての今回のパフォーマンスだったのでしょう。
関係者の皆さん、そして、何より力強い歌声を、パフォーマンスを届けてくれた、アッキーと
園田さんに心からありがとう、と言いたい気持ちです。