今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

宝塚星組 ロックオペラ モーツァルト

2019-11-20 20:02:32 | takarazuka


宝塚星組 ロックオペラ モーツァルト
11月20日 梅田芸術劇場で初日を観てきました。

星組新トップコンビのプレお披露目公演
新トップの礼真琴さん、新トップ娘役の舞空ひとみさん、初々しくて凄く良かったです。
礼さんは歌、お芝居、ダンス3拍子揃ったトップさん
舞空さんはちょっと未知数の部分もあったけれど、とても溌剌としたコンスタンツェで好感が持てました。

私的にはやはりアッキーと山本耕史さんがヴォルフとサリエリを交互にやった2013年のネルケプランニングの公演との違いが凄く気になるところでした。

宝塚版は、かなり丸くなっているていうか、ソフトになっていたと思います。
ネルケ版は尖ってエッジが効いていた感じでした。

曲も歌詞が違うし、アレンジも違うし、歌う人も違っていたりするのでかなり印象が違います。
「君の胸のタトゥー」はカットだし(残念!)、フィナーレの「恋のディスタンス」(ネルケ版「ひたむきに生きてこそ」は新トップコンビのための新曲かと思ってしまいました(汗)

そして、ネルケ版の「夢を支配する者」が宝塚版では「道をあけろ僕が通る」となっていて、これがテーマ曲になっていて、繰り返し使われていました。

衣装はネルケ版、宝塚版とも有村淳先生。
ネルケ版では墓掘り人まで背中がパックリ開いた斬新なデザインで素晴らしかった。
大きなバラの花が付いたドレスも夢があって素敵だったので、有村先生にとって宝塚はホームなわけだし期待してました。
やっぱり、ドレス、素敵でした。
ヴォルフの衣装は全体的にはティボルト風で、時々M!のヴォルフ風な感じも。

潤色、演出は石田昌也先生
オーソドックスにまとめられていたと思います。
宝塚は演出の先生が歌詞も作るのですが、石田先生はかなり直球な感じがあるのでちょっと心配しましたが、大丈夫でした(ほっ)

1幕最後の場面「バラの上で眠りたい」(ネルケ版「薔薇の香りに包まれて」)がとても素敵でした。
バラの花びらが降るなか、ヴォルフが歌っている後ろでコンスタンツェが踊るのですが、石田先生のテイストとは違う感じがしました。

で、プログラム見たら生田大和先生が演出補に入っていました。
生田先生の「カサノバ」もバラの花びらが降る場面があったし、これは生田先生テイストかなと思いました。
この場面の踊るコンスタンツェの衣装も素敵すぎ!

サリエリのあの2曲、ネルケ版の「痛みこそ真実」「殺しのシンフォニー」は「切り刻まれたプライド」「殺人交響曲(殺しのシンフォニー)」となっていて、それぞれダンサーズを率いてのカッコいい場面になっていました。

歌詞のタイトルとか、ネルケ版と被らないようになっていましたね。

礼さんはM!のヴォルフがやりたかったと聞いたことがあります。
M!ではないけど、ヴォルフ役ができてよかったなあと。
元気いっぱいに演じているのが感じられました。

東京公演も楽しみです。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿