「東京名店塾」 練馬の名店・和食「味三昧」紹介②090213
きりりとした若いご店主。京懐石の名店、新橋「京味」から独立して17年、今は大泉学園に支店もある。時流に合わせ、女性に人気の高い掘りごたつと個室形式を取り入れ、練馬の名店として人気を不動のものにした。
味三昧の味は、お師匠さんの店名から一字戴いたもの。三昧は、《味一筋》に精進する気持ちを表現したものでしょう。あるようで余り見かけない良い店名だと思う。
モットーは“一期一会”…。茶会の心得から来た言葉だが、一度限りのご縁と思ってお客様に接する心得を言わんとしたモノだと解釈しています。
のれん2題。上はフラッシュあり、下は無し。明るい感じと深みのある感じ…とでも言えば良いか!? 違ったイメージに映るのが一寸不思議な感じがして並べてみた……。
※「味三昧」さんのグルナビは→ こちら
「東京名店塾」 練馬の名店・和食「味三昧」紹介①090213
「東京名店塾」のメンバーで、練馬の名店に認定*された和食の「味三昧」さんをご紹介します。*東京商工会議所練馬支部認定
先ずは外観から…。料理の基本が“京味”を目指したものなので、外観の風情も京風の雰囲気。
次は、奥の座敷や個室へ誘う(いざなう)上がり框の風情。手前にカウンターがあり、ご店主自ら調理しながら接客する。「客と店主が対等の立場で接する空間は、世界にはない日本独特の文化」と言った方がいたが、誠に穿っている。
カウンターに惚れ込んでフランス料理をカウンターで提供する店を作ったフランス人三つ星シェフがいる。六本木ヒルズにあるお店だが、私の体験では違和感があった事を思い出した。
お昼時でしたので、ランチを戴いた。穴子天ぷらと稲庭うどんの組み合わせを選んだが、これに茶碗蒸しが付いて880円。お値打ち感有りの満足。プレミアムビールもサーバーを良く洗浄しているらしく、美味しい。やはりビールは、グラスに限る。量が多く得する感じがするジョッキは泡に触れる舌の感触を損なうと思う。(*^_^*)
※続きは、ご店主とのれんの事に触れようと思っています。
「味三昧」さんのグルナビは→ こちら
実用優先SC(新=革新)~商店街(旧=伝統)~混合型SCを比較、伸びる街を考える
「イムスクラブ」(主宰・安岡裕二) 09年3月例会
【南砂ショッピングセンター~砂町銀座商店街~亀戸サンストリート】コース
◎ 3月11日(水)…集合:11.30(メトロ東西線「南砂町駅」東口3番出口改札)
◆ランチは、「南砂SC」内洋食の名店・淺草ヨシカミ、B1グランプリ焼きそばなどお好みで…
~08/10/09三菱地所が南砂町に「SUNAMO」 (スナモ)の愛称で大型ショッピングセンターをオープンしました。いわば時代の変化に合わせた革新と言って良いでしょう。これに対して北砂に位置する、既存勢力と言うべき「砂町銀座商店街」は旧勢力型の伝統派となぞらえることが出来そうです。又、JR亀戸駅に程近い「亀戸サンストリート」は、商店街の良さである触れ合いを取り込んだ混合型として成功と言われています。 今回のタウンウォッチングは、3つを比較しながら、これから伸びていく街の要因や三井不動産のららぽーと・ショッピングセンターが文化や遊び、案内の女性を多く配置する戦略に対し、実用優先に回帰した施設を志向した「SUNZMO」との強みについても考えます~
◎ガイド講師安岡裕二(ケイタイ ℡090-3233-7847) 画像 上「南砂SC」 中「砂町銀座」 下「南砂SC」内(洋食の淺草・ヨシカミ)
見どころ …
○「南砂SC」…7つの大型店と100の専門店というテナントミックス。下町の伝統をイメージしてデザイン、江戸情緒溢れる“館内”と言うが…!?
○「砂町銀座」…以前、商店街の真ん中に赤札堂を誘致して成功した。激動の生き残り策は!?
○「亀戸サンストリート」…商店街の小道、迷路をイメージ、連日のイベント活況
◆ 参加費 ・会員2.000円 ・一般3.500円
(※資料送付後取り消しは、資料代1.000円負担)
◎参加申込書
「イムスクラブ」09/3月例会;
09/3/11(水)「南砂~北砂~亀戸」コース
◎問い合わせ℡090-3233-7847
◎ 申込み オフィス「IED」;FAX0467-25-0834 又は《E-mail》 yasuoka@netlaputa.ne.jp
お名前
会社名
※資料送り先 〒
ケータイ℡
FAX
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東京タウンウォッチング 池袋「美久仁小路」090213
この手の小路のお店にも、積極的にお店を改装する所と、昔ながらのままという店が出てくるから面白いものだと思う。人様ざま好き嫌いがあるから何とも言えないが、やはり程々こ綺麗になった店の方が魅きつけるのではないかと思う。
たまたまチラリとみえる店内の雰囲気、空気感(フィーリング)というか、そんなものに惹かれて入ったのが「味彩」という店。やはり程々こ綺麗に属する方。
前置きは兎も角、気に入ったのは親子3人力を合わせた家族経営の店である事が一番。お母さんが営々とこの地で切り盛りして家計を支えたのが出発点らしい。今は、娘とお婿さんの3人体制。料理は頑としてお母さんが譲らず、黙々と働くところがいい。ナゼかというと、サービス精神旺盛、量がイッパイで安い、庶民感覚を知っている屋台の女将の伝統といった所だろう。ホント、このご時世、気分が良い。サラリーマン、OLがグループで良く来るようだ。間違いないお勧めの一軒である。電話03-3982-6299
東京タウンウォッチング 池袋「美久仁小路」090213
小路、横丁…という名前の付いた愛称は、どことなくレトロな哀愁をさそう処がある。お洒落で粋なイメージのある神楽坂の“路地”という雰囲気の処もあるが、大抵は戦後の焼け跡に復興の担い手となった企業戦士、サラリーマンの憩い、発散、ケンカなど男の哀感を漂うような処が多い。
池袋の「美久仁小路」もそんな生き残りの1つ。東口グリーン大通りから横丁に入った辺りにある。近くに「人世横丁」な~んて、味な路地があったが、地上げの波で遂に消滅してしまった。
「美久仁小路」という入口看板から眺めた風景はサンシャインの高層ビルが背景にそびえ立つ。その麓にビジネスの疲れを癒すサラリーマンのメッカ、戦後の屋台、闇市から頑張ってきたお母さん方の温もりがある。昨今の不景気で、一層賑わっているような気がする。
昨夜、バレンタインで賑わう池袋地下街「ISP」(池袋ショッピングパーク)を横目に見て、以前行って、気に入った居酒屋「味彩」に魅かれて立ち寄った。明日は「味彩」の事をご紹介しようと思う。
キャッチコピーの効き目ナンバーワンは→ №1 !?
ビール戦争でアサヒとキリンが熾烈な№1争いを繰り広げている。メトロつり下げ広告で目に付いたキャッチコピーについて考えてみた。
お互いに、「№1」を謳って競っている所を見ると、「№1がキャッチコピーのインパクト有り」と感じ取っているからだろう。統計は知らないが、雑誌でも推理小説「人気第一位」を帯に謳ってリバイバルブームになったことがある。
上のアサヒパードライの広告。「うまいをかたちに~プロジェクト第一弾」……《これがビール売上№1の責任》とある。
これに対してキリンのどごし生は、「のどごし4連覇!…《4年連続売上№1》…ときた。第3のビールで売上ナンバーワンらしい。
更に、アサヒは「クリアアサヒ」(発泡酒)を《麦の新ジャンル№1》を謳って、メトロつり下げだけでなく新聞の全面広告まで打った。(*№1の文字だけがやけにデカイ!?)
凄まじいばかりのナンバーワン合戦。裏返せばそれだけ№1は殺し文句として効き目があるという事だろう。
これに対して、劣勢のサッポロ「麦とホップ」は、一寸手を変えて「こんなに売れてしまいました…と缶を積み上げて、人気感で勝負している。頑張れと言いたい所だが、ナンバーワンを謳えないのは苦しい処だろう。
食品系でも、至る所でキャッチコピーを工夫しているが、目に付いた「梅のど飴」(梅系が好きなので…)のコピーも合わせて考えて見た。以下メモ書き
『殺し文句は 何を連想させるかがツボ →連想ゲーム。
「梅のど飴」 梅➡紀州➡紀州梅使用 梅➡体に良い➡健康
ビール系飲料売上№1 №1→最も飲まれている→旨いから皆が飲んでいる→安心→品質への安心感→味にも納得→これなら安心→飲んでみよう 』
オバマ夫人のファッションに世界の潮流を読む
180㎝の長身に色鮮やかな黄色のファッションに身を包み大統領就任式のパレードに臨んだオバマ夫人、同じく舞踏会では白のドレスで颯爽と踊る姿を披露した。
そのファッションデザイナーの起用に世界の潮流を感じたのは、私だけだろうか!?
パレードのワンピースとコート(画像)は米国系キューバ人、舞踏会のドレスは、台湾系デザイナー。
ミシェル夫人のファッションの好みは、概してシンプルでオーソドックスなスタイルと批評されているらしい。また、新進デザイナーを起用している事も特徴という。
党大会ではタイ系米国人、同じ頃着用していたのも無名のデザイナー、勝利宣言ではキューバ系米国人etc.…。
又、TVのトークショーでは、良く着る服を聞かれて、「Jクルー」を挙げ、カーデガン約8.000円、タンクトップ約9.000円、スカート約14.000円と答え、実利的な処も見せている。
こうしてみると、有色系多民族、無名新進の起用など、欧米重視の思想を否定しているかのようだ。又、普段の生活スタイルも シンプルで大衆感覚に受け入れられる要素を持っている。
今度の金融、経済危機でドルと米国の信任が揺らぎ《米国一国主義から多国主義へ》の流れを潮流として喧伝されているが、はからずもオバマ夫人のファッションテイストは時代の潮流とオーバーラップして、世界の政治、経済に、米国でも欧州でもない主役不在の未来を暗示していると思う。
攻める攻める! マックの“お得”攻勢 090209
「日本マクドナルド“お得”で快走」前期売上高最高…そんな見出しが踊る。
節約需要にマッチした100円メニューの“お得感”作戦で客数拡大戦略の徹底がものをいったらしい。外食産業苦戦の中で、好調ぶりが際立っている。
衣料のユニクロ、外食のマック…一位と二位以下の差が加速する感じである。
マック成功の第1は客数拡大戦略。要因は低価格商品、深夜時間帯の営業、新商品投入etc.。外食を控えてコンビニ弁当で済ます風潮の中で、『猛烈に客数を取りに行く戦略』(原田CEO)という激しさが強みを際立たせている。一方高価格のビッグマック投入で原材料高を吸収するという2面作戦も凄い。
勝ちに乗じて攻め続けるか(価格)、一歩引いて伸びきった陣容を固めるか(品質)、戦国時代を見るような戦い振りである。マックは、(敵はコンビニのワンコイン弁当にあり)とばかりに、前者の作戦を取って追い打ちをかけた。それが《もっとお得~マックパワー スペシャルランチセット》作戦。390円と490円の2本立て。画像はメトロの吊り下げ広告で目にとまったもの。
果たして、この サラリーマン、OL作戦…成功するか!?マックに殆ど縁のないおじさん族は、高見の見物と行きますか!?
更に、注目点は、2/20日迄の期間限定。和民は恒常的な値下げ戦略を取ったとのこと。
長期間続くと見なくてはならない消費の節約志向。決定的な戦略のカギは変化対応のスピードにありかも…!?