陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

花見

2012-04-08 09:33:23 | Weblog
昨日は、仲間と都内で花見に行き申した。
午後は曇ってきて、風もあって少し肌寒かったのですがね。
いえ、桜の下で飲み食いをしたわけではござりませぬ。
ゆっくりと散策しただけでござります。
チョイ見や通りすがりの花見を除くと、何十年ぶりかでござりました。

しかし、まぁ、風習とはいえ、木ぃの下にゴザを敷き、ガヤガヤと飲み食いをするのは如何なものでござろうなぁ?
自宅の最寄駅の近くの桜並木なんぞは、
屋台が出、スピーカーで大音量の音楽が流れ、
その音楽が優雅なしらべならまだしも、何とか音戸のようなもので、
何とも興ざめでござります。
そんなところで花見とは。。。
何ともはや、そのシンケイには言葉がありませぬ。

また、桜どころか、他人の背や頭を見ながら歩く桜名所なんぞも、如何なものでござりましょうかなぁ。
朝早くにでも行くしかないんでしょうなぁ。

今日は風もなく、昨日以上の花見日和だから、どこも人がいっぱいなんでしょうなぁ。
ワタシも昼頃に、近くの桜を見に出かけてみましょうぞ。
見納めのつもりで。
今や、この日本は明日のことは分からんですかならなぁ。
今日にでも大地震や大津波が来るやもしれませぬ。
今日にでも、どこかの原発がメルトダウンするやもしれませぬ。
今日にでも、国債の大暴落が始まるやもしれませぬ。
もはや、明日は今日の連続ではありませぬからなぁ。

おゝ、今の日本は何と緊張感あふれる日々に満ちておるのでござりましょう。
今日一日が全て、という日が続くんですからなぁ。
一日一日が、何とも充実しておりまする。
有言実行のご立派な政府と、正解があるペーパーテストではええ点をとる優秀な官僚たちのおかげでござります。
有り難いことでござります。  
コメント
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