花咲か爺さん

新聞を見ると、月内退陣論ばかりでござります。
大連立の枠組みと次の首班を巡っての駆け引きで大賑わいのようでござりますよ。
永田町は今や花盛り。
国全体も活気づいて宜しゅうござりますなあ。
花咲か爺さんがいるのでござりましょうかなぁ。
とすれば、どこかによくばり爺さんもいるんでしょうなぁ。
「ここほれ、わんわん」のわんこもいますかな？

ほれ、あそこを見てみんしゃい。
二人の爺さんが、何やらひそひそ話しをしていますぞ。
あれ？
民主爺さんと自民爺さんのようですぞ。
二人とも真剣な顔でござります。
けど、上着の下に鎧が見え隠れしてますがな。
おや、わんこはどこにもいませんなあ。

ふ～む。
どっちが花咲か爺さんなんでしょうなあ。
少なくとも、民主爺さんではありませんなあ。
ドジの連続ですからなあ。

では、もう一人の自民爺さんですかな？
いや、２年前まではこちらもどうにもならん利権まみれでしたぞ。

な～んだ、所詮は能無し爺さんと利権爺さんではござりませぬか。
ワタシが捜す花咲か爺さんはどこにいるんでしょうかなぁ。

え？
花咲か爺さんは、原発汚染でわんこと一緒に国外に退避した？
そうなのでござるか。。。
日本にはおらんのでござるか。。。
いつ帰ってくるのでござろう？
え？
もう戻らんと言うていた？

ようし！
では、一念発起し、ワタシが花咲か爺さん２号になりましょう。
そして、福島原発の炉心の下を掘りましょうぞ。
ひょっとすると小判がザクザク出てきて、復興予算が賄えるかも。　

ついでに、桜の枯れ木に灰を撒いてみましょうかの？
花が咲くのか、ただ放射能の灰をばらまくだけなのか、それは知りませんがね。

▼被災者の手元に届いた日赤などの義援金は、総額2,500億円のうち15％だそうな。
うむ、さすがに素早いですなあ。
世界に冠たる日本の処理能力でござります。