…という訳で写真なし。
撮るべきものがあっただけに悔しいぞぅ!
今日は親父殿と母上様が秩父にある「満願の湯」に行くと言うので
運転手を務めて、ついでに温泉してきました(^^;)
…いや、実は先日の某温泉にて消化不良を起こしたところでして
きっちり温泉しておきたかったのです(^^;)
場所的には長瀞に近いんですね。
まぁ日高のナベハウスからでしたら至近ですね~。
299から140に入って、ちょっと道に迷いつつも
大体の方向を見定めておけば着くっていうあんばいです。
秩父には隣合って公営民営二つの満願の湯があるそうですが、
今回私たちが入ったのは民営の方です。
親父殿たちは何度か来たことがあるそうなんですが、
私は初めてです。
駐車場を見ると平日なのに車は多いし、他県ナンバーも多い…。
昨日散髪に行ったのですが,その際に「お湯が良い」と聞いていたので
ちょっと期待に身震い(笑)
新しいんだか古めかしいんだか良く分からん館内で入浴料を払います。
3時間のリミット付きで650円。
少なくとも月曜の700円より確実に安いと後で実感しますが…(笑)
ちなみに平日17時以降は500円。
それはさておき、中へ進みます。
ここは地元の人たちのたまり場になっている様でもあります。
1階と2階それぞれにある大広間の1階はカラオケホールになっていて
地元と思しき人たちが大いに盛り上がっています。
ここだけは大晦日に見えるかも(笑)
防音は意外としっかりしているようで、賑やかなのは大広間周囲だけな様です(^^;)
まきばの湯ほどではないですが、お風呂は内湯も外湯もそこそこ大きく、
しかも清潔で落ち着いた感じです。
変に静まってはいなく、お風呂の水の音がちょうど良く、よそ様のしゃべり声が
気にならない程度の心地良い水音ノイズです。
うん、悪くねえなぁ。
ここの満願の湯、強アルカリ泉とのこと。
薀蓄はともかく良いお湯です。すげー気持ちいいです~!
はだがどこもかしこもすべすべ。手もすべすべ。
私の手は粘着質なんですが、今でもすべすべです。
上手く物が持てねぇ…(爆)
お湯の温度もちょうど良く、ゆっくり汗を流しながらのんびり浸かれます(^^)
露天も落ち着いていて良い感じ。
見晴らしは先日の某温泉の方が圧倒的ですが
温泉の湯船は観覧車じゃないんですよね。
温泉に浸かっているのにキョロキョロしなくちゃいかん様では落ち着きません。
また写真ではないですが、遠景に物が集中して詳細が分からなくなると
かえって景色が薄っぺらいんですよね。
ここはさほど絶景という訳ではないですが、落ちついて風呂に入れる感じでした(^^)
しかも今日は雨でしたが、雨ゆえに落ち着いた感じがして
余計にのんびりできた気がします。
のんびり浸かったあとは遅めの昼飯です。
ここには名物料理で「黄金めし」というのがあるそうです。
由来は
約1300年前の慶運5年、武蔵国・秩父郡から我が国初の銅が産出され朝廷に献上されました。
喜んだ朝廷は、年号を和銅と改元し、日本初の通貨を発行しました。
この銅を運んだ荷役は馬の背に銅を積み、遠く都まで旅しましたが、
その道中は難儀を極め、食べ物は、アワ、ヒエ、キビ、クリ等山のものが多かったそうです。
何とか御所についた一行がキビめしを食べていたところ、時の天皇が通りがかり
「その黄金に輝く食べ物は何じゃ? 世にも一箸与えよ」と従の者に申し伝えたそうです。
帝は食して「これはたいそう旨い、黄金のめしじゃのう」と言われ、喜んだという。(伝説)
以来、当地方では、お祭事やお祝いの時などのお膳に使われる様になりました。
そして現代、秩父で収穫したアワ、ヒエ、キビ、クリ等を現代風に調理したのが
「秩父元祖黄金めし」 住時を今に人気を博しております。
こんな感じだそうです。
要はアワ、ヒエ等と栗のご飯ですね。
名物というからにはこれを食わねばなりません(笑)
結論から言いますと美味しかったです。
あくまで変則栗ご飯ですので、驚愕とかそういうのではないですが
味も良いし,何より見た目が非常にきれいです。
赤飯よりもある意味めでたい感じがします。
今度カメラを持ってリベンジですね。
先日行った温泉で気付いたのですが、
温泉の肝は「風呂としての基本」だと感じます。
体のよごれを流し、身体を休め癒し、精神をも休めるのが風呂だと思います。
そういう意味では今回の満願の湯は非常に良いお風呂、温泉でした。
話を聞くところによると週末などはたいそう混雑するそうで、
気軽に週末来るという訳には行かないようですが
また改めて再挑戦したいですね。
…近いことですし(^^;)
帰りも雨の299を走りぬけ、4時半ごろに日高帰着。
親父殿と母上様ものんびりできたようで良かったです。
私がカメラを忘れ、黄金めしを撮りそびれた事だけが無念です(^^;)
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