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【夏コミ・C84新刊】「BM3 "VS BLACK BULLET" Sector-2」
長らくお待たせいたしましたが、
当サークルの代表作「BLACK MARKER」シリーズの最新刊の準備ができました。
どうぞよろしくお願いいたします!
B5/44Pで表紙フルカラー、頒布価格は600円の予定です。
【That'sゆーのす 同人誌即売会・直参予定】
8月11日
「コミックマーケット84」
東京都・東京ビッグサイト 西2ホール "き" 29a
8月18日
「コミティア105」
東京都・東京ビッグサイト 東5ホール P-20b
詳細記事は以下になります。
どうぞご確認ください。
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/a71bc7effec0178b8449218e1bbfb2b3
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今週発行の週間漫画誌で、18年間続いた「とあるまんが」が
連載終了となりました。
自分もよく見たまんがです。
単行本も持ってます。
最終回はどうなったのか…見ましたです。
内容は先に知人から話に聞いてはいましたが、
確かにこれは…と。
いろいろ事情や今に至った背景もあるだろうから
門外漢の自分が多くは言えないのですが、
「何より描いた本人のことが心配になる」…ってのが
自分の偽り無い本音です(汗)
雑誌連載は人気作になると
止めたくても止められない…ってのはよく聞きます。
また人気作になると外部の意向が当然のように入ってくると聞きます。
自分の意向で描くこともできず、また終わらせることもできない。
でも仕事だから面白いものを描かなきゃいけない。
そのような事例は過去にも何度か聞いたことがありますし、
そう考えると本当に難しい仕事だと思います。
今回は終わったというより終わりにした、
(出版側に何とか話をつけて)終わりにさせてもらった…が正解なのかもしれません。
ただ、作者様のお心を察したい…というのを大前提にした上で、
今回の最終回は「もうここでいいだろ?」みたいな
いくらかなげやりな感じを受けたのも事実です。
でもね…、これって読者さんの感じ方はそれぞれだったとしても、
描いた本人が後で一番苦しいんじゃないかな…って思っちゃったんです(汗)
全ての作品がきっとそうだろうけど、
一番のファンって生み出した本人だと思うのです。
だからこそ作品が可愛いし、愛しい。
自分だってそうです。
そしてこんな自分ですら
「愛して全てをささげた作品に相応しい終わらせ方」を考えるのです。
それを思った時、どんな気持ちで描いたんだろうか…と。
正直ずいぶん前から「疲れているんだろうな」と思っていました。
自分が商業というものを視野から外したのもその先生ともう一人を見て、
「この世界では自分が描きたいものは自分には描く機会が無い」
と思ったからだったりします。
自分は描きたいものがあるだけ、絵が上手になりたいだけで、
それで飯を食うことが目的ではない…と思ったからです。
彼らはプロです。
逆にそれらを見たおかげで自分がそっちを向いていないことに気付けました。
そこからずいぶん長く経ちました。
その間もその先生方は作品を描き続けてきた訳で、
きっとさぞや大変な時間を過ごされたのだろうと思います。
今回の原稿の向こうから感じたのは「全てを終わらさんが為」という
ちょっと悲しい感覚でした。
これじゃ完結ではなく、終了ではないか…と。
でもそれだけ疲れていらっしゃったのではないかと思います。
疲れ過ぎてしまった…というべきかも知れません。
そのお心は察することなどできないものかも知れません…。
全ては自分が知るところではないし、全てはただ感じたこと。
描くべきかどうか迷いましたが、それでも敢えて日記にいたしました。
何はともかく…
S先生、18年間お疲れ様でした。
一生の思い出としてこれからも読み継いで行きたく思います。
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