ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

リバイバル可能?

2012年04月03日 18時47分11秒 | クルマ(その他雑談)

世の中のクルマ好きで必ず話題に出るのが
「●●を再販して欲しい」


真面目な話として絶版になったクルマを再販するには部品が要ります。
現役時代は通常ならエンジンなりフロアなりサスペンションなりを
他の何かしらと共通化することでコストを現実の範囲に収めているわけですが
昔のものを今に作ろうとすると専用部品となり、高価になります。
でも性能は昔のもの。
たとえばAE86を当時と全く同じに作ることは技術的には可能ですが
買うのは一部の人間=少量生産で極めて高額になります。
1000万円を軽く超えるようなAE86ではなかなか買うに買えない筈です。

また現在の法規基準がそれを許してくれません。
衝突安全や環境性能など当時のものではクリアができませんし、
特に衝突安全に関しては一から作り直さねば全くもって無理で、
そうやってできたものはもはや「当時のもの」ではありません。


以上からクルマの再販というのはきわめて難しいものになります。
クルマは「その時のもの」なんですねぇ…。

86が「コンセプトというか意思を受け継いだ」と言われておりますが
機械的な継続はそれだけ難しいということでもあるでしょう。





ビートも近々「復刻版」というかコンセプトを受け継いだものが
出ると言われております。
これまた格好や雰囲気しか受け継げないのか…?

否、走りそのものを受け継ぐことができる可能性があります。
ビートだけは「ほとんどそのまま」に継承者を生み出せるかもしれません。


ビートはミッドシップカーです。
そしてベースは何と軽トラック「アクティ」です。

そしてアクティは今でもビートがいた当時と大きく構造は変わっていません。
幅や長さが変わっただけで、機械的な部分はそのままと言って良いかも知れません。

私は「復刻版」はFFになると思っていますが、
アクティをベースに再び選ぶことができれば、当時とほとんど同じ機械構造のままに
現在によみがえることができるかも知れません。

そういう意味で極めて珍しい「復刻版」が期待できるかも…です(^^;)






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