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11月2日(日)
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12月28日(日)
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よろしくお願いいたします。
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この記事を楽しく拝見しました(^^)
http://thepage.jp/detail/20141012-00000017-wordleaf?page=1
いい記事だと思います。
ツイッターだと書きにくいこともあるのでこっちにまとめと加筆を。
まず。
この記事ではないのですが、世の中を支配する所謂「小型軽量至上論」には
思うところがたくさんあります(^^;)
小型軽量そのものが身のこなしに直結するのではない…と私は思うのです。
小型軽量の何が軽い身のこなしの要因なのか…を考えないと。
これではうちの会社で言う「なぜなぜ?」ができてません(笑)
軽くてもフニャフニャじゃきちんと応答しない、それじゃ意味がないと思うのです。ならば答えは何だ…と。
実は小型で軽いのをいくつか乗って気付いたことなのですが、
小型車が軽快な走りを見せることが多いのは、剛性バランスが要因だと思っているのです。
鉄板の厚みってあるじゃないですか。
自動車に使う鉄板はそんなに極端な厚みの違いは無いと思うのです。
それこそ小型車と大型車で大きさや重量に比例する厚みの差はないとも思うのです。
似たような鉄板厚で長さが短ければ、それだけ強度は上がると思います。
そして小さい以上プレスで複雑な形状にはしにくく、
簡潔でシンプルな鉄板形状のパーツが増えるかと。
それを組み合わせて相対的に厚くできた鉄板でボディが作られ、
結果として剛性は高くなりやすいと思うのです。
もちろん非力な時代の軽などは軽量化を優先して薄い鉄板も多いでしょうけど、
今のクルマにおいては剛性も足りているでしょうし、
剛性を稼ぐ上でも小さいクルマの方が補強の効果が得やすいのかと。
そして、剛性が高いことで、入力に対して応答がきちんとなされることになり、
たわみなどでの情報遅れが少ない=軽快になるのかと。
剛性がなくても重量が軽ければ、加速も横G限界も高いのは間違いないでしょうけど、
たぶんふにゃふにゃふらふらで応答も安定せず、大柄でぶかぶかのクルマみたいになるかと(^^;)
タイヤを押さえつける重量も不足するので、ばねも柔らかくせにゃならず、すごく乗りにくいかもしれません。
絶対値ではなく、軽快さ…という尺度で見るのなら、剛性とグリップのバランスの方が
大事なのかもしれません。
本の受け売りですが、S2000はその辺りをきちんと考えてくれました。
重量500~600kgのクルマの動きを、1200kg超のクルマで再現する…ということで、
軽いクルマではなく、軽いクルマの動きをするクルマを作ったのかと。
乗ってすぐに分かったのは、剛性が高く、反応を早めてあるので、すごく軽快。
例えるのなら細い身軽なアスリートに対する筋肉質なチビマッチョ(笑)
実際は少し重たいけれど、実際に軽くひらひら動きました。
ちなみに乗りにくさはキャンバーや接地角度変化に合わせにくい四角いタイヤをつけたこと。
バネに対してタイヤが食いつきすぎる場合があること(速いのに小さな車のように動きが大きくなりやすい)
そしてデフがそういう際に空転→接地で過度に作用し、タコ踊りを誘発したからで、
そのあたりだけ修正してあげれば怖いことはないと思っております。
ノーマルサスでG3はいてた頃にTC1000走った時のことですが、
同社の軽スポーツBがタイトセクションで追いかけてこようとしました。
でも実はこっちの方がこういうところ得意なんだよね…と。
そっちの得意科目は、実はずーっと重くて大きなこっちの方が得意なんですよ…と。
ヘタッピな自分があっという間にそれを引き離せたことからも明らかと思います。
相手の方が上手いのにこっちの方がコーナーが速い…クルマのよさは明らかかと(^^;)
商売では負けたというか消えてしまったけど、クルマとしては負けてないですよ…と。
軽さではなく軽さの意味を考えていっても良い気はします。
上記が学術的に正しいかは分かりませんが、ここまでは自分の意見です。
あと当該記事のミッドエンジンの項目については賛成です。
ミッドエンジンはフロントのタイヤを使うには敷居が高すぎます。
しかもお尻が重たく、一旦振り出したら止められない。
小さな滑りをちょこちょこ必死に修正しながら乗るしかないし、それもいつまでできるか。
レールに乗ったような走りしか追えない…とも思うのです。
上手い人なら乗りこなせる…とか言われそうですけど、
扱いやすくきちんと多くの領域で反応するクルマの方が楽しめるはずだ…と。
クローズドコースのレーシングカーには良いだろうけど、
個人的には多くの領域できちんと舵がきくFRがスポーツカーには一番良いと思います。
軽スポーツBのオーナーでしたが、ロードスターに乗り換えてみて
なぜFRがこんなに愛されるかを知りましたし、
ミッドエンジンで腫れ物に触るように乗らねばならないことは面白みに欠けると。
運転を楽しむには運転を楽しみやすいクルマを選ぶことも重要です。
運転が上手な人であったとしても、扱いやすく安全な特性をもっていることは
クルマの運転を楽しむ上でとても大事だと思います。
Bのファンの方、ゴメンナサイ。
でも偽り無い気持ちです。すいません。
さて。
NDに関してですが、格好は最高だと思います。
個人的には歴代最高だとも思います。
ただ…1500ccであることには多少懸念を抱いております(汗)
個人的にNDは楽しみだし、期待もしているけど、
現行のNCが2000ccのエンジンを積んで、
それをすごくバランスのいいキャパの大きなシャシーに載っけてくれたことは大きいし、
逆に数年後にトルクフルで気持ちよく走るFRスポーツカーとして
NC型全体が高く評価されていそうな気がします。
今の時点でもロドスタはNCが最高だという評価はまだ変えておりません。
1500で納得させうるには950kg以下の重量が要ると思います。
パワーじゃない…とか言う人がいるけれど、それは半分嘘だとも思います。
パワーがありすぎるのは困るけど、逆に足らないことほどつまらないことはありません。
個人的意見ですが、スポーツカーにはパワーはある程度要ります。
具体的にはオーナーが扱いきれる限度よりいくらか上であるべきだと。
恐怖したり開放できない自己スキルに不満を抱くほどではないけれど、
高速や坂などでオーナーをほどよく圧倒し、パワーの悦楽を味あわせてくれる程度に
パワーはあるべきだと思うのです。
重量は先に挙げたとおり、1000kg越えでも良かったので、
1800~2000ccで、160~180馬力くらいのエンジンであったのなら
世界最高のスポーツカーになったと思います。
1800だったら個人的に最高でしたね。
しかもへたっぴさんにもやさしい良いクルマになったはずだと。
エンジンが1500でパワーをあげるのだと逆に素人さんには厳しいかと。
それだとどうしても上でぶわーんと回るエンジンになってしまいますが、
下で渋くて、回して初めてぶわーんと力が出るエンジンは素人さんには難しい。
特に最近のエンジンは下でガスを絞っているそうなので…。
回転をドロップさせていても踏んできちんとトルクに反映させられて、
アクセルで姿勢を作る幅が広いクルマの方が扱いやすいと。
あと上手な人でもそっちの方がいろいろなアクションができるはず。
せっかく排気量を太らせたのに減らしてしまうのは勿体無いなと。
雑誌でドリキンが同じ意見を書かれてましたが、FRならトルクが欲しいな…と。
上記まとまり無いですが、思うところをつらつらと書かせていただきました。
見る人ほとんどいないだろうけど、いればいろいろ思うのかしら?
思ったことは文章にしてみるといいですよ。
けっこう口頭記述をしてみると分かりにくいことも多いし、それを整理していくと
自分の考えがはっきり見えて面白いと思いますので(^^)
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